週間急上昇ランキング3位！今週末は「陣馬の滝」の滝まつりで決まり！

その由来は鎌倉時代まで遡ります。建久4年（1193年）、富士山の麓で巻狩を催した源頼朝が、日が暮れてから滝の近くに一夜の陣を敷いたことが、名前の由来だそうです。

※巻狩：遊興や神事祭礼や軍事訓練のため、狩場を多人数で四方から取り囲み、囲いを縮めながら獲物を追いつめて射止める大規模な狩猟のこと。

大人も子どもも水遊びしたくなる「陣馬の滝」photo By TANAKA Juuyoh (田中十洋) from flickr

滝のまわりは砂利で浅くなっているため、水に入って遊ぶこともできます。毎日暑い日が続くこの季節、ひんやりとした湧き水は喉だけでなく全身を潤してくれそうですね！

最寄ICは中央自動車道「河口湖IC」か、新東名高速道路の「新富士IC」、もしくは東名高速道路の「富士IC」です。いずれからも30キロ程度、一時間弱の距離にあります。天気のいい日は、すぐ近くにそびえ立つ世界遺産、富士山を拝みながらのドライブに最適です。

天気のいい日はこんな絶景が見られるかも

「河口湖IC」経由の場合は、国道139号線を富士宮、本栖、河口湖方面に進みます。しばらく道なりに走った後、「パラグライダースクール・カヌー体験のスカイ朝霧」が見えたら県道414号線へ。ここは信号のない交差点なので要注意。左手にあるサークルＫサンクスと「田貫湖」の看板が目印です。

「新富士IC・富士IC」経由の場合は、同じく国道139号線を朝霧高原方面へ。富士山を右手に眺めながら、まかいの牧場の先「畜産試験場北」の信号を「田貫湖、県営養鱒場」方面に左折するのが分かりやすいでしょう。交差点角のドッグラン施設「ASAGIRI Field Dogs Garden」が目印です。少し走ると県道414号線に合流します。

県道414号線に入ればもうすぐです。どちら方面からも「陣馬の滝」の看板が見えますので、看板に沿って曲がりましょう。「杵塚養鱒つかみどりの里」、わさびのモチーフ、植松モータースの看板が見えたらその交差点です。

20台程度停められる無料駐車場から滝までは、歩いておよそ1分程度。駐車場への道もきちんと整備されています。
駐車場だけではありません、なんとトイレまで完備されています！こういった秘境系の景観スポットには珍しい好条件です。

毎年8月下旬には、地元有志による「陣馬の滝まつり」が開催されます。
源頼朝の武士になりきる「子ども武者行列」や、富士宮市の特産品であるニジマスのつかみ取り、地元有志による「陣馬の滝太鼓」や地元特産品の販売などが行われますよ。

今年、平成28年の「陣馬の滝まつり」は8/21（日）。夏休み最後の思い出作りに、家族でドライブでもいかがでしょうか。マイナスイオンたっぷりな、涼を取りに行きましょう！

photo By TANAKA Juuyoh (田中十洋) from flickr