
5/9、大手町フィナンシャルシティ内に誕生した「グランキューブ」。これまで商業施設がメインだった「ノースタワー」、「サウスタワー」に加え、飲食店がメインのエリアとして誕生しました。 その中でも、特に注目を集めているシンガポール料理専門店「新東記 CLARKE QUAY クラーク・キー 大手町」へと早速お邪魔してきました。
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これぞシンガポール・キュイジーヌ!
「新東記クラーク・キー」は、シンガポール政府観光局第1号認定店である「新東記」の新業態店舗です。「クラーク・キー」は様々なローカルフードを一度に楽しめる、シンガポールのナイトスポットから付けられた名前だそう。その名にふさわしく華やかな店内には現地の写真がたくさん飾られていて、キッチン内の様子もよく見えるので、お料理を待つ間も飽きる暇がありません。
店内写真新東記クラーク・キー
壁に飾ってある現地写真
マーライオン
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おすすめのお料理から一部をご紹介します
前菜の盛り合わせは、それぞれ異なるプルプル食感の3種。
ラー油とパクチーが添えられたワンタン、甘酸っぱいクラゲの和え物、そしてクラーク・キー2大おすすめ料理のうち1つ、ジンジャーチキンです。
ジンジャーチキンは、一見、普通に茹でたチキンのようですが、風味を損なわないように丁寧に蒸されているため、口に入れるとぷるっぷる、歯を入れるとふわっふわの食感が味わえます。肉のうまみが噛むたびに口の中に広がって、これは美味しいです。前菜の盛り合わせ
続いては「アオザメのフカヒレスープ」。フカヒレは一つ一つ弾力のある歯ごたえで、ずっと楽しんでいたくなる食感です。それに対してスープは濃厚な鶏のコラーゲンによって、滑らかな舌触りとなっています。臭みは一切なく、鶏の深みと少しスパイシーな香りに包まれた、優しいのに濃縮されたお味。余談ですが、翌日の肌も、とても調子が良かったです。
アオザメのフカヒレスープ
シンガポール定番のチキンサテーは、カレー風味の特製ソースとサクサクのピーナッツがかかった、最強のおつまみ!ついついビールも進みます。ココナッツの甘みとスパイスのピリ辛がたまりません。
チキンサテー
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そして目玉料理が登場!
クラーク・キー2大おすすめ料理のうち2つ目、最大の目玉である「チリ・クラブ」。
大皿に横たわるその姿はまさに圧巻!と同時に鼻腔をくすぐるチリとトマト、ガーリックの芳しい香りのインパクト!大人数で囲むにも相応しいメニューですね。
蟹の旨みが加わったソースは、最後の一滴まで頂きたくなるほど濃厚で奥深い味わいです!蒸しパンや揚げパンと一緒にどうぞ。チリ・クラブ
これでもかと詰め込んだ胃に優しいのが、シンガポール伝統のスープ、バクテー。
透き通ったスープは薬膳の香りで、あっさりとした口当たりと、クセになるスパイシーな風味に食欲がさらに沸いてきてしまうのでご注意を!ゴロリと入ったスペアリブはホロホロに煮込まれていて、口の中で溶けていきます。バクテー
そして最後はラクサで〆!
ココナッツミルクベースのカレーのようなスープと米麺を使用したラクサは日本人にも人気のシンガポール料理です。
こちらのラクサはエビの出汁が使われており、甘さと香ばしい風味の絶妙なバランスでした。ラクサ
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魅力的なお店がたくさん!
この日はあいにくの雨でしたが、ライトアップされた大手町フィナンシャルシティはデートにもピッタリの雰囲気!
今回ご紹介した「新東記 CLARKE QUAY クラークキー 大手町」以外にも様々な飲食店が入っているので、ひとまずここに集合すれば、食べたいものや入りたいお店が見つかりそうです。
東京駅からも近いので、旅行者の方にもおススメ。充実したオフタイムに観光に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。これからの季節はテラス席も最高です。
中里 卓シェフ。美味しい料理をありがとうございました。
タイガービールと共に。