Cafe +64

世界中を驚嘆させた、ラグビー日本代表主将のもうひとつの顔。


2015.10.16

NAVITIME TRAVEL EDITOR

「ラグビー史に残る最高の大番狂わせ」とも、「スポーツ史上最大の下剋上」ともいわれたニュースは記憶に新しい。9/19に行われた、ラグビー・ワールドカップ日本代表初戦のことである。
そのラグビー日本代表の主将、リーチ・マイケル氏が、実はカフェの経営者でもあることをご存じだろうか。

  • 01

    そもそも、なぜあんなに大きくニュースに取り上げられたのか?

    本大会ですっかりラグビーの魅力に取りつかれた筆者の自己満足に、少しばかりお付き合いいただきたい。そんなこと既に承知だぜ、何をいまさら、なラグビーファンにはやや物足りないかもしれない。

    photo By Sonya & Jason Hills from flickr

    波乱が起き難いとされているラグビーの世界で、相手は過去二回の優勝を遂げたラグビー大国・南アフリカだった。対する我が日本代表は、これまでのワールドカップ7大会でわずか一勝をあげただけ。過去の大会では、同じく優勝候補のニュージーランド相手に145点を取られて記録的な大敗を喫するなどし、世界から「ラグビー弱小国」とまで言われていた。

    photo By Land Rover MENA from flickr

    そんな日本代表が、本大会も優勝候補であった南アフリカ相手に後半ロスタイムに逆転、劇的勝利を飾ったのだ。
    ちなみに、その一勝がどれだけすごいことなのかを調べてみた。ネットでは様々な例えがあがっている。「野球で言ったら高校生チームが阪神に勝つくらい」だとか、「クリリンがフリーザに勝つくらい」だとか、「竪穴式住居が六本木ヒルズに勝つくらい」だとか。とにかくとんでもなくすごいことらしい。

    結果として日本代表は、8強による決勝トーナメントに駒を進めることは叶わなかったが、通算成績3勝1敗という偉業を成し遂げた。3勝しての敗退は、ワールドカップ史上初めてのこと。その日本代表を、一部海外紙は「日本敗退はラグビーワールドカップの損失」とも報じた。

  • 02

    コンセプトは「ニュージーランドのカフェをそのまま」

    話を元に戻そう。
    そんな日本代表の主将、リーチ・マイケル氏はずっとカフェ経営を夢見ていたと語る。練習の合間をぬって経営やコーヒー豆の勉強をしていた成果が実り、今年7月、東京・府中に念願のカフェ「cafe +64」をオープンした。テレビでも多数取り上げられ、連日たくさんのお客が店を訪れている。

    優しい味わいのスイーツや可愛いラテアートは、リーチ・マイケル氏の出身、ニュージーランドの食材や現地で人気のデザインがふんだんに織り込まれている。
    土曜日限定の人気メニュー、「キウイブレッキー」はパンケーキにハッシュポテト、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグにグリル野菜などなど、盛り沢山のメニューが1プレートに収められたゴージャスな一皿だ。是非ボリューム満点のLサイズを注文し、シェアして頂こう。

    ところで、気になる店名の"+64"。どこかで見たような数字と記号の並びであるが、思い浮かぶだろうか。
    リーチ・マイケル氏は、夢をこう広げている。「今度はニュージーランドで日本スタイルの店を始めたいと思っているよ。"+81"という名前でね」。そう、"+64"は国際電話でおなじみの国際番号、彼の母国、ニュージーランドの国際番号だ。

  • 03

    次回のラグビーワールドカップは2019年、舞台は日本!

    決勝リーグ進出こそ果たせなかったものの、歴史に残る快挙を成し遂げた今回の結果は、日本中のラグビー関係者に大きな勇気と希望を与えた。
    日本は来年から、世界最高峰のプロリーグ「スーパーラグビー」に参加する。さらに高いレベルで強化が進むことが期待される。我々ファンらも彼らの今後に注目し、応援してきたい。
    まずは「cafe +64」でランチを頂きながら、友人とラグビー談議に花を咲かせてみてはいかがだろうか。

この記事を含むまとめ記事はこちら