photo By Norio Yasuhiko Ito from flickr

次世代型ホテルは「変」なホテル?


2015.07.10

NAVITIME TRAVEL EDITOR

テーマパーク運営のハウステンボス(長崎県佐世保市)が進めている、次世代型ホテルのプロジェクトが注目を集めています。その名も「変なホテル」。7/17の開業が迫っていますが、はたして従来のホテルと比べていったい何が「変」なのでしょうか。

  • 01

    メインスタッフはロボット!

    徹底的な効率化のために導入した先進技術は、滞在の快適性や楽しみももたらします。
    フロントに立つのは、若い女性の姿をした「アンドロイド(人型ロボット)」。開発を手がけた「ココロ」(東京都羽村市)が「人に酷似したリアルさだけでなく、華やかなアイドル的容姿も魅力」と自信をみせる、自慢のフロントスタッフです。

    photo By Wolfgang Lonien from flickr

  • 02

    ルームキーは不要!最新の顔認証システムが扉をオープン

    「チェックインに混雑するのがイヤ」そんな心配もここでは無用。チェックインからチェックアウトまで、お客様ご自身の手によるセルフサービスとなっています。フロントでの渋滞を緩和し、待ち時間のストレスが軽減されるのは、遊び疲れた身体にも優しいですね。
    「鍵持った?どこにしまった?」そんな心配だってご無用です。最新の顔認証システムが、お客様ご自身の画像認識をして登録し、お部屋にお通しします。
    部屋の設備は手もとのタブレットで一括操作。部屋の中をあくせく移動する必要だってありません。

    photo By Norio sota from flickr

  • 03

    格安航空会社(LCC)のホテル版。海外進出も目指す。

    ITシステムを積極的に用いた自動化による人件費の削減や、省エネルギー化などに取り組んだコストダウンの積み重ねもあって、宿泊料金もリゾートホテルとしてはかなりの低価格です。
    その料金制度もまたユニーク。オークション方式をホテル業界で初めて導入し、需給に応じて料金が変わる仕組みです。上限と下限の料金を設けて宿泊希望者が1000円刻みで入札し、最も高い価格で入札した人が宿泊できるシステムとなっています。

    変わり続けることを約束し、新たな体験を提供する「変なホテル」、一度泊まってみたいものです。入札はもう始まっていますので、お早めに!

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