オホーツク海をはじめ、能取(のとろ)湖や網走湖など海や湖に囲まれた網走エリア。海辺や湖畔だけではなく、波を打つように広がる丘の上や、どこまでも続く一直線の道など、北海道ならではの絶景も楽しめます!そんな網走エリアのオススメルートを紹介します!
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能取岬
はじめに向かう場所は、JR網走駅前から車にて約20分程度で行くことができる能取岬。オホーツク海に突き出た岬で、青い海と緑の草原がパーッと広がる、とっても気持ちがいいスポットです。
能取岬へ到着すると、澄み切った空と海がとーっても爽快!開放的な気分になります♪オホーツク海をバックにポツンと建つ灯台がカワイイ♪
能取岬は、映画やテレビCMのロケ地としても有名で、さまざまな場面に登場。某有名アイドルグループもここでロケをしていました!もしかしたら、誰もが知っている有名人が来て撮影をしているかも!?
天気がいい日は海の向こうには知床半島の山々が見えます!
能取岬のあとは能取湖へ向かいます。
能取湖へ向かう道路から振り向くと、さっきまでいた能取岬が見えました♪
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能取湖
能取湖はオホーツク海とつながっている汽水湖。湖畔の3/4くらい、ぐるりと囲むように道路があるので、湖をちらちら眺めつつドライブを楽しめますよ。
海の景色から湖の景色へ!
ここで目指す場所は、能取岬から約30分の、能取湖畔にある「卯原内(うばらない)サンゴ草群生地」。毎年9月頃になると、湖畔が真っ赤になるんです!
春から夏は青々としていますが、9月になるとこんなに真っ赤に!
真っ赤に染まる正体は、サンゴ草。正式にはアッケシソウという、塩分がある湿地などに根を張る植物。秋になると茎や枝が赤く変化するんです。
能取湖畔の卯原内地区は、日本一のサンゴ草群生地!
木道が奥のほうまで続いているので、ぜひ行ってみましょう!
みなさんが訪れる時もタイミングよく真っ赤なサンゴ草を眺められるといいですね♪もちろん、ほかの季節も真っ青な湖と緑の風景はとってもキレイなので必見ですよ!
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網走湖
能取湖の彩りを楽しんだ後は網走湖へ。
網走湖と能取湖の間は最短の場所だと数キロしか離れていません。卯原内サンゴ草群生地から網走市内方面へ向かって数分走ると、右手に網走湖が見えてきます。湖畔で軽く記念写真を撮るなら、網走湖畔にある「呼人浦(よびとうら)キャンプ場」が車を停める場所があるのでおすすめ。卯原内サンゴ草群生地からは約15分です。
軽く湖畔を散策するのにもピッタリ!
網走湖は4月下旬頃になると湖畔にミズバショウが咲くことでも有名。このキャンプ場よりもう少し女満別空港方面へ進むと、ミズバショウ鑑賞やバードウォッチングを楽しめる遊歩道もあるので、お時間ある方はいかが?
夏はキャンプやカヌー、冬はワカサギ釣りも楽しめます。季節によってさまざまな楽しみかたができます。記念撮影だけでは物足りない!というみなさんは、ぜひチャレンジを! -
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感動の径(みち)ビューポイントパーキング
次は、網走湖の背後にある山を越えて、丘の上を進む道、「感動の径(みち)」を走ってみましょう!
網走湖を背に坂を上がっていきます
道路沿いにはところどころ案内表示が出ています
丘を上がりしばらく走ると、視界がぱーっと開け、どこまでも続く広~い畑の風景が左右に広がります!
これぞ、ザ・北海道!こんな風景がいたるところに!
ただ、注意したいのは、感動の径は観光用の道路ではなく、地元の方の生活道路でもあり、農作業に使う道路。好き勝手車を停めて写真を撮るわけにもいきません。
そこで、ここがおすすめ!ルート上にある駐車スペース「感動の径ビューポイントパーキング」。網走湖畔からは15分弱です
ここなら迷惑もかけずに安心して停められて、思う存分写真を撮れます!
遠くに斜里岳や知床の山々が見えます!
知床の山並とオホーツク海も!
季節によっては緑の大地が広がる時もあれば、じゃがいもの白い花が咲いている風景や麦畑が黄金色に輝いている様子など、畑の色あいはさまざま。みなさんが訪れる時は何色でしょうね?
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小清水原生花園
丘の上の風景を堪能したら、次は野花がキレイな原生花園へ行ってみしょう!
行先は、感動の径ビューポイントパーキングから車で約20分、小清水原生花園です。オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた細長い砂丘の上に広がり、春から夏にかけてさまざまな花が咲き誇ります!特に6月から7月にかけては種類が多いので必見です!
砂丘の上へと続く遊歩道があります
砂丘の上からの眺めは最高!
道路から海側にある砂丘とは反対、道路を渡り湯沸湖側にも別途散策できる木道があり、同じく花鑑賞を楽しめます!
真っ白い木道が印象的♪
よーく下を見ると、足元にもカワイイ花が!
ひろーい!とっても雄大な風景が広がります♪
カワイイ花や広々とした風景を眺めていると、心がほっと安らぎます。ここは絶好のドライブ立ち寄りスポット。
春から秋はトイレや売店が入る小清水原生花園 インフォメーションセンター「Hana」もオープンしているので、ひと息入れるのにもちょうどよいですよ。 -
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天に続く道
最後は、北海道だからこそ眺められる絶景の道、「天に続く道」へ。
天に続く道とは、全長約18kmの直線道路。天まで続いているように見えるので、そう呼ばれているそうです。こんなカワイイ看板も発見♪
小清水原生花園から知床方面へ向かい、35~40分くらいで到着します。
まっすぐな国道をひたすら直進し、斜里町の市街地を抜けてさらに直進、途中国道が左に曲がりますが、そこを曲がらずまっすぐローカルな道を進むと坂道になり、坂の頂上手前に展望台があります。まずはこの展望台へ行ってみましょう
展望台からは、どーんとこの風景!
今まで通ってきた直線道路が延々と続いているのがわかります!
ここで、さらに直線道路を進み、坂の上まで行って振り返ってみると…!?すご~い直線!はるか先までずーとまっすぐ!ホントに天まで続いているみたい♪
広~い北海道でも、ここまで見事な直線道路はそうそうお目にかかれません。これは感動すること間違いなし!
丘の上から右を見ると、こちらも絶景!奥に広がるのはオホーツク海です
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オホーツク網走ドライブ、いかがでしたか?
天に続く道まで来たら、知床はもうすぐそこ!30~40分で知床観光の拠点、ウトロ地区です。この先もどうぞよい旅を!