世界自然遺産に登録されている知床には大自然の魅力がいっぱい!知床観光の代表的な景勝地、知床五湖をはじめ、雄大な山々と原生林に囲まれた湖、崖が迫る海岸など壮大な風景が広がります。
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みんなが知らない、とっておきの知床に触れる
知床では、大自然を思いきり満喫できるさまざまな体験やアクティビティがあります。なかでも、知床を知り尽くしたガイドさんに案内してもらう自然散策は特にオススメ!知床の奥深さを学べるうえ、私たちが知らないとっておきの知床を教えてくれるかもしれませんよ。
知床までは、羽田空港からの直行便も飛んでいる女満別空港より車で約2時間。さあ、知床の奥深いフィールドへ足を踏み入れてみましょう!時にはエゾシカなど動物との出会いも♪
知床の原生林の中。ガイドさんと一緒なら安心して楽しめます!
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知床観光で知床五湖の散策はマスト!
知床五湖は、知床を代表する景勝地。知床へ訪れる人の多くが訪れるスポット。知床観光をするなら、ここは絶対訪れておきたいです!
場所は、知床観光の拠点となるウトロ地区から車で約30分。知床五湖散策の拠点となる「知床五湖フィールドハウス」を目指して行きましょう。5つ湖がある知床五湖は、それぞれ一湖から五湖と数字が湖の名前になっています。こちらは二湖
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バリアフリーな「高架木道」と、自然の息吹が間近に迫る「地上遊歩道」
大人気なゆえに人の多さから大自然を守るためとヒグマなど野生動物との思わぬ遭遇での事故を防ぐため、知床五湖での散策はルールが決められているんです。
それは、シーズン中は誰でも安全に雄大な自然を楽しめる「高架木道」を歩くパターンと、奥深い自然を静かに触れることができる「地上遊歩道」を歩くパターン、この2つのコースでのみ知床五湖での散策を楽しめるのです。ここはホント絶景!一湖湖畔まで行くことができる全長約800mの高架木道。なんと、ベビーカーや車椅子でも入ることができるんです!
さらに、「地上遊歩道」での散策はヒグマとの遭遇の可能性があるため、季節によってルールがあります。入れる人数や時間帯が決められていて、時期により有料でのレクチャー受講もしくはガイドの引率が必要。でもここはむしろガイドさんが一緒のほうが、動植物や湖についてなど詳しいことを教えてもらいながら進めるので、とても想い出深い知床観光になるはずですよ。
一湖湖畔でガイドさんがレクチャー。ガイドをしているのは、知床を拠点にしているガイド会社の一つ、知床ネイチャーオフィスのスタッフ
軽いアップダウンはありつつも、年配の方でも日常生活で普通に歩ける人なら歩ける程度なのでお気軽に♪
「地上遊歩道」は自然の息吹を間近で感じられるのが魅力!
散策できる時期、レクチャーやガイドさんが必須の時期などは、「知床五湖フィールドハウス」の公式サイトに紹介されているので、最新の情報はそちらでご確認を!
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気軽な散策でフレペの滝を目指そう
知床五湖とともに人気があるスポットが、フレペの滝へ向かう散策路。
フレペの滝は、知床連山に降った雨や雪が地下に浸透して、海辺へ垂直に切り立った断崖から水が流れ落ちている、ダイナミックな滝。この滝を見下ろす展望台まで片道約1㎞の散策路があって、歩いて行くことができるんです。断崖から水が噴き出すフレペの滝と知床連山
散策路のスタート地点は、ウトロ地区から知床五湖へ向かい車で約10分の知床自然センター。散策路は多少アップダウンがあるものの比較的歩きやすい、ライトな散策コースです。
フレペの滝へ続く散策路は、森の中と草原の中を進みます
この散策路には特段ルールなどはないのですが、ヒグマの目撃情報があった場合は散策路が閉鎖になることもあるので要注意。ヒグマをはじめ野生動物が生息するエリアなので、ガイドさんと一緒に行くほうが無難ですし、さまざまな見どころや知識を教えてもらえるので同伴のほうが絶対楽しいです!
- フレペの滝遊歩道
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- 北海道斜里郡斜里町岩尾別
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- 0152242114
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【電話】0152-22-5041(ガイド会社:知床ネイチャーオフィス)
【ツアー開催期間】5月上旬~11月中旬※詳細は公式ホームページにて要確認
【URL】http://www.sno.co.jp/furepe.html
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探検気分でチャレンジ!知床山中にひっそり佇む羅臼湖へ!
知床の自然の奥深くへ、ガッツリとアウトドア気分で楽しみたいなら、羅臼湖トレッキングがオススメ!
山の中にひっそり佇む羅臼湖は秘境中の秘境!
ただ、ここは交通アクセスがよくないうえ、ヒグマが生息している知床山中に分け入るため単独での行動は注意が必要。特に残雪期の7月上旬までは散策路が不明瞭のため、地元のガイド会社に依頼して専門のガイドさんと一緒に行きましょう!散策路の入口近くまで送迎もしてくれるので交通アクセスの問題もクリア!
散策路の入口は、知床の山並を越える知床横断道路の途中。ここから片道約1時間の道のりです。なお、羅臼湖トレッキングを楽しむ人に向けた「羅臼湖ルール」があり、一部湿原の中を歩くので8月上旬くらいまでは長靴が必須です。散策路というか、登山道のような山道を進みます
ハイマツのトンネルや湿原脇の木道を抜け、岩場や残雪の上を歩いてたどりついた先は、まるで山の上の楽園!静かに佇む青い湖、羅臼湖に到着です。
ここは到着した時の感動がたまらないです!
足腰にちょっと自信があるという方はぜひ訪れてほしいスポット。苦労してきた甲斐がある風景が待っていますよ♪
- 羅臼湖
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- 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町225林班
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- 0153873360
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【電話】0152-22-5041(ガイド会社:知床ネイチャーオフィス)
【ツアー開催期間】6月上旬~10月中旬※詳細は公式ホームページにて要確認
【URL】http://www.sno.co.jp/rausuko.html
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運命の出会いはいかに!?夜の動物ウォッチング
ライトに知床の大自然を楽しみたいという方は、エゾシカやキタキツネなどの野生動物を眺めに行きませんか?夜に。
「え、夜!?」
なぜなら、夜になると開けた道路の沿道で活動する野生動物がたくさんいるからです。
「でも、大自然の暗闇の中だとちょっと心細い…、というより怖いかも…」
そんな不安はいりません!知床ネイチャーオフィスなど知床にある一部のガイド会社では、野生動物を安全に楽しく眺めるガイドツアーを開催しているんです。ホテルなどから車で移動。車の中で待機して動物たちが現れるのを待ちます
昼間とは違う夜の風景とともに野生動物をじっくり観察。
暗闇の中でキラッと光るエゾシカの目、懐中電灯のあかりを静かに向けると親子で森の中の草を食べている様子が!時にはフクロウやエゾタヌキなどが現れることも。暗闇にエゾシカの親子を発見!
動物園ではないのでもちろん100%野生動物に出会えるわけではないのですが、時期によりエゾシカやキタキツネをはじめ野生動物を高確率で目撃できるそうですよ。出会えるかどうかは運次第!さて、運命の出会いはいかに!?
道路上にキタキツネが!知床ではよくある風景です
大自然の魅力が溢れる知床で、あなたならどんな自然体験をしてみたいですか?どの体験もきっと、一生忘れられないステキな想い出になること間違いありません!
訪れる日にいい天気になることを祈りつつ、雄大な知床の自然を身体いっぱい満喫しに行きましょう♪★取材協力・一部写真素材提供★
知床ネイチャーオフィス