日本最大の湿原で大自然のパワーをもらおう「釧路湿原国立公園」を楽しむための４つのポイント

日本で初めてラムサール条約に登録された場所、それが釧路湿原です。天然記念物であるタンチョウヅルはアイヌの方々から『釧路の神』と呼ばれるほど貴重な動物です。他にも様々な野生生物が生息しているので、ぜひ一度は行ってみたい場所です。

広大な釧路湿原

釧路湿原を舞う美しいタンチョウヅル

野生のエゾシカ

とにかく広大な釧路湿原。上から見るか、歩いてみるか。楽しみ方は人それぞれ。
おすすめの4つの楽しみ方ポイントをご紹介します。

1周約2.5kmのウォーキングコースとして唯一湿原内を歩ける木道が設置されています。季節の花々や野鳥の観察など、歩くからこそ見える景色を味わうことができます。
ビューポイントの展望台もあるので、釧路湿原の絶景を眺めることもできます。

釧路湿原散策路入り口

釧路湿原散策路

散策路途中の展望台

釧路湿原の周辺にはいくつかの展望台があります。釧路湿原に来たなら、ぜひ高い場所からの景色も堪能してください。湿原だけでなく、釧路市街や太平洋、釧路川など各展望台で見える景色が変わり、歩いてみるのとはまた違った絶景を味わえます。

細岡展望台

釧路湿原のパノラマの絶景が楽しめます！

釧路湿原では四季を身近に感じることができる様々なアクティビティがあります。オススメなのは四季の中でもやっぱり秋。新緑や紅葉、雪景色を味わえるやホーストレッキングやカヌーツアー。広大な緑が紅葉に変わる景色はまさに圧巻であり、言葉を失うほどの美しさがあります。
冬になると塘路湖の氷に穴を開け、ワカサギ釣りなどいろいろなアクティビティが体験できます。

釧路湿原カヌーツーリング

釧路湿原カヌーツーリング

期間限定で走る「くしろ湿原ノロッコ号」は大人気。釧路～釧路湿原間の料金は片道360円（子供は半額）で広大な緑の中を走ります。
冬の雪景色の中を走る姿もまた一興。ストーブでスルメを焼く光景は旅情を盛り上げます。「ＳＬ冬の湿原号」もあり、タンチョウやエゾシカを見ながら白銀の景色を楽しむことが出来ますよ。

くしろ湿原ノロッコ号

くしろ湿原ノロッコ号の座席

冬の釧路湿原を走るノロッコ

ノロッコのダルマストーブ

ＳＬ冬の湿原号

釧路湿原には人間の手が加えられず、自然の大絶景が残されており、様々な動植物が生息しています。普段は緑と空の青が交じった幻想的な景色、秋は茜色の紅葉が出迎えてくれ、冬はすべてを包む白銀の世界。どの季節も素晴らしく、自分のお気に入りを探すのもいいかもしれませんね。

釧路湿原

北海道釧路市・釧路郡釧路町・阿寒郡鶴居村・川上郡標茶町

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