小樽の異色なお土産店。シュールなセンス光る昆布専門店「利尻屋みのや」


2016.09.16

NAVITIME TRAVEL EDITOR

札幌からも比較的近く、観光スポットとして人気の小樽市。中でも堺町通りは、多くのお土産物屋さんやグルメ店がひしめきあっています。そんな中、不思議な看板を発見!並んでいる商品の名前もちょっとおかしなものばかり。一風変わった昆布の専門店「利尻屋みのや」をご紹介します。

  • 01

    二度見する看板

    なにかおもしろいお店ないかな~と、堺町通りを歩いていた時でした。
    白い板に「お父さん預かります」の大きな文字。

    ん?どういうこと?荷物じゃなくて?子どもじゃなくて?
    看板の意味が気になってしょうがなくなったので、手前のお店前まで戻りました。

    遠くからでも目に入る看板

    遠くからでも目に入る看板

    頭上には「利尻屋 みのや」、そして「昆布」の大きな看板。どうやらこんぶの専門店のようです。そういえば利尻こんぶって有名だよね、と思っていたら、お店のお姉さんに昆布茶飲んでって~と声をかけられました。誘われるがままに入店。

    不可思議なキャッチフレーズや商品名が目につきます

    不可思議なキャッチフレーズや商品名が目につきます

  • 02

    昆布なおもてなし

    こちらへどうぞ~と案内してくれたのは外からは見えなかった店舗の右奥にある居間?のような場所。長いテーブルにいくつも椅子が用意され、おうちのような雰囲気。

    ほっと落ち着けます。テーブルの上にはだしとり真っ最中の昆布もいました。

    ほっと落ち着けます。テーブルの上にはだしとり真っ最中の昆布もいました。

    腰かけると、お姉さんが手際よく、昆布茶を入れてささっと出してくれました。カップの中に正方形の昆布が沈んでいます。さっそく飲んでみると、お、おいしい!やさしい塩気と昆布の風味がたまりません。昆布茶って自分ではなかなか飲まないけれど、こうやって時々飲むとすっごくおいしく感じます。

    もっと飲みたい!と思ってしまうおいしさ。

    もっと飲みたい!と思ってしまうおいしさ。

    こちらは「ホラ吹き昆布茶」という商品を私用しているそう。シルク入りで美容によいとのこと。「七日食べたら鏡をごらん」というキャッチフレーズはここからきてるみたいです。なんで“ホラ吹き”なのかはもう少しあとで。

    人をひきつける秀逸なフレーズですね、これ。

    人をひきつける秀逸なフレーズですね、これ。

    「これおいしいです~」と言ったところ、お味噌汁もありますよ~お姉さんがひとこと。間髪いれずにお願いしました。こちらは、希少ながごめ昆布100%の粉末「アラジンの秘密」をひとつまみ入れているんだとか。飲んでみると、とろっ。なめこを入れたときのようなとろみがついてます。こちらもおいしい~!

    ネバネバ好きとしてはクセになりそう。

    ネバネバ好きとしてはクセになりそう。

    こんぶ茶、お味噌汁と立て続けにほっこりするものを頂き、すっかり落ち着いてしまい、店内をきょろきょろ。ふと天井に目を向けると、お誕生日会のような楽しげな飾り付けが!と思ったら、全部昆布でした。超ロングな昆布をおしゃれなインテリアのように飾ってしまう利尻屋さん、さすがです。

    昆布のウェーブ!

    昆布のウェーブ!

  • 03

    ユーモア満載なネタ土産

    店内にはクスッと笑えるパッケージや、ナゾのキャッチフレーズがついた商品が多数。「百五十歳若返るふりかけ」のレトロなパッケージは、なんと北海学園大学の学生さんの手がけたんだそう。商品名は利尻屋社長の「ウソは犯罪、ホラは文化」の口癖がヒントだとか。「百歳」なら薬事法に触れるけど、「百五十歳」ならホラですむということ。ホラは文化。迷言、いや名言ですね!「浦島太郎の若めスープ」もじわじわきます。

    利尻屋の人気商品たち。パッケージに力入ってます。

    利尻屋の人気商品たち。パッケージに力入ってます。

    こちらもホラというより、おやじギャグといってよい商品「となりのトロロ」。その名の通り、トロロ昆布のようです。「恋に一味 桃色トロロ」というキャッチコピーは一体どういうことなのか。この昭和な女性は一体誰なのか・・・。謎が謎を呼びます。気になる方は店員さんに聞いて見ましょう。

    となりのトロロ。普通の商品の中に置いてあるのがまたシュール。

    となりのトロロ。普通の商品の中に置いてあるのがまたシュール。

  • 04

    看板に隠された真意とはいかに

    話は戻って、そもそもお父さんを預けるとはどういうこと?その理由は観光地ならではのものでした。男性に比べて、女性のお土産選びってどうしても時間がかかるもの。手持ち無沙汰なお父さん、よく見かける光景じゃありませんか?そんな時、利尻屋ではお父さんを預かり、昆布のおもてなしで寛いでもらうんだとか。

    壁に打ち付けられてた昆布。

    壁に打ち付けられてた昆布。

    でも預かってくれるのはお父さんだけではありません。利尻屋は、観光客にとっても優しく、昆布愛に溢れたお店。私もおいしい昆布を頂き、すっかり預かってもらった一人でした。商売上手なお姉さんにのせられて、つい昆布の大量買いしてしまうお父さんもいそうな「利尻屋みのや」。小樽観光の際はあなたも預けられてみては?

    ♪トロミトロトロ ト~ロトロ♪

    ♪トロミトロトロ ト~ロトロ♪

    有限会社利尻屋みのや
    place
    北海道小樽市堺町4-6
    phone
    0134254062
    no image

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