写真提供:北一ホール

まるで映画の世界。167個の石油ランプだけがきらめく「北一ホール」で非日常体験


2016.09.06

NAVITIME TRAVEL EDITOR

硝子製品で有名な北海道、小樽市。かわいいガラス製のお土産物屋が立ち並ぶ堺町通りの中でも多彩なショップを展開する「北一硝子」の三号館には、外からではわからない異世界が味わえるカフェがあります。一歩入ればそこは、石油ランプだけが静かに灯る世界。あたたかな光を見つめながら、ノスタルジックな気分に浸ってみては?

  • 01

    北一ホールはどこにあるの?

    北一硝子の歴史は、明治34年(1901)に始まります。当時の生活必需品だった石油ランプの製造から始まり、昭和初期には道内有数の大企業へと発展しました。もともと問屋街として栄えた堺町通りに出店すると、一躍人気の観光スポットに。北一硝子は小樽の硝子文化を牽引する先駆者でした。

    堺町通りから見える大きな看板

    堺町通りから見える大きな看板

    北一ホールが入っているのは三号館。三号館といえど、小樽市内にある北一硝子の店舗の中ではメインの店舗となります。漁業用倉庫として使われていた石造りの建物で、入り口の大きな看板が目印。

    建物上部には「北一」の文字が

    建物上部には「北一」の文字が

    入ってみると、反対側に抜けるレンガ造りの洞窟のような通路が現れます。ここにはなんと小樽港に水揚げされた貨物を運ぶために使ったトロッコのレール跡が残ってるんです!当時の活気溢れる漁港の名残を感じますね。通路にはランプが灯され、懐かしさを感じるアルコールの匂いに包まれます。北一ホールはこの通路沿いの別棟に。

    北一ホール入り口

    北一ホール入り口

    トロッコのレール跡

    トロッコのレール跡

  • 02

    無数のランプに目を奪われる!

    ホールに足を踏み入れて圧倒されるのがその開放感と無数のランプ!奥行のある空間に吹き抜けの天井。そこに散りばめられた無数のオレンジの灯り。人工の光が一つもないランプの光だけに灯された空間は、ほっとするような安心感を覚えます。

    北一ホール 店内

    北一ホール 店内写真提供:北一ホール

    席についてみれば、すっかり異世界。ここではぜひ、スマホをかばんにしまってこの空間独特の静寂に浸ってみて。まるでファンタジー映画の中に入ってしまったような感覚に、思わず「ここどこだっけ?」なんて思ってしまうかも。

    席から見るとこんな景色。テーブルにもランプが灯っています。

    席から見るとこんな景色。テーブルにもランプが灯っています。

  • 03

    ランプの点灯は毎朝手作業

    店内のランプは、開店時間の8:45になると全て手作業で点灯が行われます。ランプの数は全部でなんと167個もあるそう。暗闇の中からひとつひとつ浮かび上がっていく灯りは、実際に見てみるとなんとも幻想的で感動してしまうはず。誰でも自由に見学できるので行ってみる価値大です!

    人の手で毎朝灯されるランプ

    人の手で毎朝灯されるランプ写真提供:北一ホール

  • 04

    名物はびっくり!なシュークリーム

    北一ホールをカフェとして利用する際はセルフサービス。入り口のレジで先にチケットを買ってから席につきます。小樽の地ビールはもちろん、スイーツやドリンクも豊富。海鮮丼や海鮮ラーメンなどのグルメもあるので、お食事処としても利用可能です。

    北一ホール入り口。ここでショーケースやメニューをチェック。

    北一ホール入り口。ここでショーケースやメニューをチェック。

    ビールとおつまみソーセージでほろ酔いも良し。

    ビールとおつまみソーセージでほろ酔いも良し。

    名物メニューの「びっくりシュークリーム」は、なんと直径15センチもあるジャンボシュークリーム。フォークとナイフでざくっと割ってみれば中はクリームがたっぷり。シェアするもよし。独り占めするもよし。口いっぱいにほおばれる夢のようなシュークリーム、話のタネにもどうぞ♪

    見よこの大きさ。ぜひチャレンジ!

    見よこの大きさ。ぜひチャレンジ!写真提供:北一ホール

  • 05

    最高峰のピアノ「スタンウェイ」も聴けるかも

    ホール内では、月曜から金曜(祝日を除く)の午後2時、午後3時、午後4時の3回、ピアノの生演奏が行われています。ピアノの最高峰と呼ばれる「スタインウェイ」から奏でられる優しい音色が、館内のムードと相まってきっと至福のひとときを味わえるはず。

    ピアノ演奏の様子

    ピアノ演奏の様子写真提供:北一ホール

  • 06

    小樽でしか味わえない絶景カフェ

    北一ホール、いかがだったででしょうか?観光客で賑やかな堺町通りにあるとは思えない、非日常の時間がここには流れています。小樽観光の際は、少しだけ時間に余裕をつくって訪れてみて。

    北一硝子三号館
    place
    北海道小樽市堺町7-26
    phone
    0134331993
    opening-hour
    8:45-18:00(L.O.17:30)※食事…

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