北海道小樽市は、名店が集まるお寿司の街として有名ですが、それに負けないくらいの圧倒的な存在感を放つ、大人気のB級グルメが存在しています。グルメ県を代表する北海道の小樽市で話題のソウルフードを厳選してご紹介します!
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できたてアツアツを召し上がれ!「かま栄 工場直売店」のパンロール
北海道出身の俳優である大泉洋さんがテレビで絶賛したことから、人気急上昇したのがこちら。「パンロール」という名前だけ聞くと、単純にロール状になったパンなのかな?と思いますが、見てびっくり、食べてびっくり。想像のはるか上をいく絶品グルメなんです。こちらは、創業100年以上のかまぼこ店「かま栄」の工場直営店で食べることができます。
かま栄 工場直売店 外観
店内に入るとすぐに小さなカウンターのショーケースにありました!これがパンロール。見た目はまるでちょっと大きな春巻きです。中には豚のひき肉、玉ねぎ、胡椒入りのすり身になっていて、パンで巻いて揚げてあるんだそう。
パンロール発見!!
揚げたてのパンロールは飛び売れ状態。さっそく一個買って食べてみると周りのパンは薄くて、サクサク。中からは真っ白のぷりっとしたすり身があらわれ、口の中にはじゅわーっと濃厚なうまみが広がります。うん、これはおやつにもお酒のつまみにもいい!
約15cmくらい。一つが結構大きめ!
ぷりっぷりで食べ応え十分!
揚げたてを食べられるのは、かま栄工場直売店だけ!あまりの人気ぶりに売り切れてしまう日もあるんだとか。小樽を訪れたら、必食の一品です。
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小樽ではあのチェーン店人気も凌ぐ勢い?!「若鶏時代なると」の若鶏半身揚げ
こちらも小樽を代表するB級グルメ。たびたびテレビでも紹介されている人気店です。昭和40年に創業、名物メニューは「若鶏の半身揚げ」(980円)。クリスマス時には一日3000個も揚げるそうで、フライヤーはフル稼働。あの有名な大手フライドチキン店を越えるほどの殺到ぶりなんだそう。
お肉を塩コショウで味付けして一晩寝かせたものを、2度揚げしてあるので、味がじっくりしみわたっています。表面はカラッとパリパリ、中はふっくら。さまざまな部位を一度に味わえるのも半身揚げのいいところ。シンプルな味付けはクセになりますよ~。ランチタイムには、若鳥半身揚げにごはん、汁物がついた定食がなんと1000円ポッキリでいただけます。
こちらが通常1200円の若鶏定食。
この半身揚げ、白いゴハンにもばっちり合うんです。ボリューミーなので食べきれるかな・・・と思いきやぺろっと完食してしまう人がほとんど。万が一食べ切れなくてもお持ち帰りができるのでご安心を♪
揚げたてホヤホヤが並びます
小樽駅構内には、なるとが暖簾分けした「なると屋」という小さなお店があります。でも違いは店名だけ。ここでも半身揚げはもちろん、さくっと食べれる「ざんぎ」も売っているので、小樽観光帰りのちょっとした小腹を満たしてくれますよ。
小樽駅構内の「なると屋」
はい!ビールください!
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03
1万5千食突破!!「小樽ニュー三幸本店」のあんかけ焼きそば
昭和30年代から小樽市で愛され続けているあんかけ焼きそば。当時は、デパート帰りにあんかけ焼きそばを食べて変えるのが「ハイカラ」だったんだとか。2014年にB1グランプリで入賞したことでも有名ですが、その中でも特におすすめなのが、「ホテルニュー三幸」です。
小樽ニュー三幸本店 外観
小樽駅から徒歩5分。昔ながらのレトロな雰囲気が残る商店街・サンモール一番街に佇むビヤレストランです。1954年に誕生し、当時から人々の活気で溢れた場所でした。
古き良き昭和の香りを感じます
看板メニュー「三幸海鮮あんかけ焼きそば」(900円)は、イカ、エビ、アサリなどの海鮮に加えて、タケノコ、モヤシ、キクラゲなどの野菜類もたっぷり。具だくさんでボリューム満点と評判です。パリッとした麺も、香ばしく、餡にからめて食べるとまた絶品!紅しょうがが添えられているのが小樽では一般的なんだそう。
B-1グランプリもとった逸品
元々老舗の洋食店として有名なお店なので、それ以外のメニューも目移りしてしまうほど充実しています。レトロモダンな店内で当時のハイカラ気分を味わってみては?