Sランク任務!「NARUTO × BORUTO 富士 木ノ葉隠れの里へ潜入取材!」

2019年7月、富士急ハイランドに、新エリア「NARUTO×BORUTO 富士 木ノ葉隠れの里」がオープンしました。今日はナルトファン歴15年を超える筆者が「富士 木ノ葉隠れの里」へ潜入!オリジナルの外伝風に、忍び目線であますところなく施設の様子をお届けします。
CONTENTS
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雷車(富士急行線)
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富士 木ノ葉隠れの里
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忍道館
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演習場
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ラーメン一楽
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土産処
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報告書
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雷車(富士急行線)
和の国の大名より命を受けた私は、担当上忍から「旅の道中に確認しておくといい」と言われた手配書を受け取ると、すぐに里を出発し「富士 木ノ葉隠れの里」へ向かいました。今回は輿移動(バス)ではなく、雷門カンパニー自慢の雷車(らいしゃ)こと富士急行線の電車に乗って富士急ハイランドへ向かいます。
※雷車(らいしゃ)とは、雷門カンパニーが都市開発の一環で作成した忍界を走る鉄道のことであり、木ノ葉隠れの里内を走る路線はもちろん、他里への長距離路線もある電車のことです。「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」(ボルトナルトネクストジェネレーションズ)より登場します。
新宿から出発することおよそ60分。大月駅で下車します。その後、ランダムに遭遇できるこの特別な雷車に乗り換えて、さらに揺られること50分ほど。雷車は里の最寄り駅である富士急ハイランド駅に到着しました。この特別な雷車にはNARUTOとBORUTOのキャラクターがあちこちに描かれています。 -
富士急ハイランドの園内に入ると、足元にある赤っぽいラインがあります。それにそって歩くと、「富士 木ノ葉隠れの里」へ行けるようです。
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富士 木ノ葉隠れの里
富士急ハイランドの園内を歩くこと数分。目の前に里の入口である「あうん門」が見えてきました。あまりにもナルト愛が強い筆者は、門から見える富士急ハイランドのコースターが「富士 木ノ葉隠れの里」の顔岩に見えてしまいました。
あうん門をくぐると、まず最初に手配書に記載があったカカシ先生が待ち構えていました。敵とみなされれば、カカシ先生は私に攻撃を仕掛けてくるはず。そう考えた筆者は、平然を装うことにしました。その上で念のため、いつでもチャクラを練れる状態で里へ入ることにします。するとカカシ先生から拍子抜けな挨拶をされたので、そのまま彼のことを気にすることなく里を回ることにしました。和の国で発行された手配書の説明通り、彼はこのイチャパラシリーズを肌身離さず持っていて、暇さえあればそれを読んでいました。
カカシ先生は、今日も愛読書であるイチャパラシリーズを読んでいます
さらに茶屋の前で、将棋の相手を募集していそうな奈良シカマルに呼び止められたので対局してみることに。さすが奈良シカマル。頭の回転の速さでは、全く歯が立ちません。あっという間に負けてしまいました。
勝負にならんとシカマルに怒られました
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パッと里を見渡したところ、どうやらこの里には「科学忍具道場」と呼ばれる謎の演習場を中心に、忍道館(忍び屋敷)や写真館、ラーメン屋など複数の施設が軒を連ねているようです。
忍びなら食事は必ず一楽のラーメンをお勧めいたします
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他里と違いこの「富士 木ノ葉隠れの里」には、「万華鏡写真館」と呼ばれるうちは一族が経営しているであろう演習場が存在しています。きっとここでは積極的に幻術返しを学べるのではないでしょうか。
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忍道館
「忍道館」と呼ばれる屋敷は、まさにNARUTO・BORUTOファンにはたまらない屋内施設です!一生見続けていられる特別な原画やサイン色紙が、壁一面、キャラクターごとに展示されています。あの原作60巻570話で描かれるクラマとの感動的な和解のシーンをモチーフにした特別映像や、サスケの千鳥、火影室、原作の42巻383話から登場する背後に狐の文字が書かれたあのイタチの椅子などなど、がっつりNARUTOワールドに浸れる屋敷なのです。屋敷に入ってまず目に飛び込んでくるのが、簡単な忍び概要の間でした。
3代目、4代目、そして5代目の火影様たちを含めたレジェンド軍団
暁の皆々様
10代でありながら里を守り抜くため、日々修行に身を投じ、忍界戦を駆け抜けた英雄達
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屋敷内を進んでいくと、火影室が見えてきます。残念ながら火影様は不在のようなので、壁に飾られている歴代の火影様たちをベースに、変化の術で火影になって写真撮影をしてみました。
変化の術で火影に扮してみました
さらに屋敷の奥に進んでいくと、手配書に記載があったあのサスケさんから不意打ちで千鳥を受けてしまいました。対抗できなかった私のチャクラは残り少なくなり、もうこれで終わりなのか?と思った矢先!尾獣のクラマから、チャクラ提供をうけるというハプニングがありました。屋敷の中で三部屋、撮影禁止でカメラ等の科学忍具が使用できない部屋があります。その一つが尾獣部屋、もといナルトの意識の中です。ここでは5分ほど、クラマとの和解シーンを再現したかのような映像を見ることができ、最後、ナルトの合図とともにクラマと拳を合わせ
るとチャクラが提供されます。さすがに尾獣のチャクラはとても重く、凡人の私には少々キャパオーバーでした。サスケの千鳥はかなり強力でした
チャクラも回復したので、さらに歩みを進めます。屋敷の最奥に到達するとそこは入り口とうってかわり、物々しくただならぬチャクラが漂っていました。
今にも敵に絶望を与えそうな、あの暁の曲が聞こえてきそうです
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ちなみに変化の術を習得している方は、ぜひ小道具を持参の上で暁またはイタチやサスケに変化して撮影することをお勧めします。実際にはかなり明るい部屋ですが、こちらの暗く不気味な色合いのほうがしっくりくる気がしましたので写真を加工してみました。
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演習場
「富士 木ノ葉隠れの里」には複数の演習場があります。幻術に特化した万華鏡写真館、手裏剣や口寄せなどバリエーション豊かに練習できる忍術カーニバル、そして科学忍具を用いて忍術全般に特化した科学忍具道場です。とくに科学忍具道場は、時間軸移動用の宝具カラスキが未来の世界へと誘ってくれるため、夢を叶え火影になったナルトや、次世代の忍びたちも登場し修業を手伝ってくれます。サスケからは火遁、火影になったナルトは瞬身の術を使ってくるのでそこから本体を見分ける瞳術を、砂の国のメンバーからは風遁、その他雷遁など多くの技を磨くことが可能です。アカデミーからスタートし、最後は火影を極めるところまで老若男女を問わず楽しめる演習場となっています。残念ながらこの演習場は、カメラという科学忍具と相性が悪く修行中は撮影禁止となっています。修業から戻ったら必ず忍適正の確認をします。筆者である私はまだまだ修業が足りずアカデミー止まりでした。
火影までの道のりは長そうだなと感じました
一方「忍術カーニバル」では暁との手裏剣修行、大蛇丸との修行、またはガマ吉とガマ竜と一緒に口寄せの練習ができます。厳しい修行を無事完了すると、限定のグッズをもらう権利を与えられます。おすすめはやはり、髪の毛をかき上げると輪廻眼になっているところまで細かいディテールにこだわって制作された大人バージョンのサスケです。
妙木山からガマを口寄せして、ガマ吉かガマ竜に認めてもらい戦利品を勝ち取ります。
サスケ、火影ナルト、ボルト、この3人は「忍術カーニバル」限定グッズです。厳しい修業に耐え抜いた人にしか与えられない至極の一品です。
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最後に「万華鏡写真館」では、グリーンバックで撮影後、好きな夢の世界へ写輪眼でいざなってくれます。まだまだ修業が足りずアカデミー止まりの私は、この瞳術に打ち勝つことができず一生囚われの身となってしまいました。
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ラーメン一楽
修業も終え小腹が空いてきたところで辺りを見渡してみると、ありました、「ラーメン一楽」です!ここではナルトがこよなく愛したテウチさん特製のとんこつ味噌チャーシューが食べられるのではなく、この里オリジナルのとんこつ味噌味の「忍び五大国らーめん」を始めとする、数種類のオリジナルラーメンを食べることができます。つまり、この一楽はどうやらテウチさんが暖簾分けしたラーメン店だったみたいです。おそらく原作36巻に登場した新人の松さんか西さんが店長かと思われます。
忍び五大国らーめん (味噌とんこつ 1380円)
「忍び五大国らーめん」には五大国のり、半熟玉子、焼き肉(きっと焼肉Qとのコラボレーションでしょうか?)、チーズともやしが入っています。このチーズと焼き肉の相性が抜群でしたので、ぜひ二つを混ぜてから麺と絡めて食すことをおすすめします。
しばし昼食休憩をとりつつ、携帯という科学忍具に偽装した手配書を眺めていると、その中に登場する二人が実は先客で店内にいました。
一人は、テウチさんが暖簾分けしたことを聞きつけ、早速新生「ラーメン一楽」を食べにきていたイルカ先生です。相席をお願いすると喜んでOKしてくれました。心優しきミドル軍団の一人、イルカ先生の目の前でラーメンを食べるか、それとも美しいヒナタさんに見つめられながら食べるか。とても悩ましいですが、今回はイルカ先生に相席をお願いすることにしました。
イルカ先生から色々話が聞けそうです
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ヒナタさん、そんな目で見られると恥ずかしくてラーメン食べれないです
ラーメンを堪能しつつ、ふと海苔を手にとってみると、なんとも奇妙な形をしたお皿が出てきました。しかし、わかる人にはわかるはずです。このひょうたん柄は、そう、あの我愛羅のものです!しかもこのお皿、一楽もしくは土産処で購入することが可能とのことです。
我愛羅のひょうたん小皿は、ラーメン一楽もしくは土産処で3000円で売っています
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土産処
帰りの雷車の時間もあることなので、和の国の大名様に献上するお土産を選別するべく土産処へ立ち寄ってみました。近年、平和と近代化が続く大国では忍具や着物がなかなか売れず、取り扱うお店も減少していますが、ここでは幅広く忍び関連グッズが取り揃えられています。特に「富士 木ノ葉隠れの里」限定のグッズは、種類が豊富!ここでは筆者が一目ぼれしたアイテムをご紹介いたします。
土産処には、ところせましと忍具や着物が並べられていました
「富士 木ノ葉隠れ里」限定の火影笠の平皿は3800円で販売しています
おっと、土産処の外が騒がしくなってきました。一体何が起きているのか外に出て確認してみると、ナルトがガマ吉を口寄せしています。どうやら口寄せの練習をしていたみたいです。せっかくナルトがガマ吉を口寄せしてくれましたので、今回大名様に献上するお土産をナルトとガマ吉の前でお披露目したいと思います。
今回の献上する品物は、「富士 木ノ葉隠れの里」限定のchibiガマ吉ぬいぐるみ、暁ペンケース、そしてなると財布にしました。
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私が口寄せしたchibiガマ吉とナルトが口寄せしたガマ吉のツーショットです
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報告書
和の国に無事帰還したのは、その日の夜遅くです。さっそく巻物に報告書をまとめることにしました。一日を振り返ってみると、まだ幻術がほとんど解除されていない私は夢の世界に浸ったまま。「富士 木ノ葉隠れの里」は本当に素晴らしい楽園で、忠実に里並みが再現されていました。時間軸移動用の宝具カラスキを存分に使い、過去と未来を行ったり来たりできるのが「富士 木ノ葉隠れの里」の魅力であり、今までの木ノ葉隠れの里とはまったく違う新しい里の魅力なのかもしれません。手配書に記載されている馴染みの忍びたちが里中に散らばり、日々の生活を営んでいる。そんな彼らと一緒に修業したり食事をともにしたり、この里に遊びにくるたび違う体験をできそうです。
「昔妖狐ありけり その狐九つの尾あり 狐封印されし忍びの童 住まうが忍びの里 その里 和の国富士奥地の山にありけり 名を富士 木ノ葉隠れの里と 申す」
報告書をまとめた私は大名様に書状をしたため、報告書と一緒に伝書鳩を送り一日を終了としました。
全国
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