富士山ビューとサウナで「ととのう」グランピングを満喫! - Dot Glamping富士山宿泊記


2023.05.13

マイナビニュース

コロナ禍で注目を浴び、今ではすっかり新たな旅のスタイルとして定着した「グランピング」。本格的なキャンプでもない、ホテルでもない。特別な装備なしに、自然との一体感と非日常が味わえるのが楽しめるのがグランピングの醍醐味です。
数あるグランピング施設の中でも、富士山ビューとサウナのタッグで「日本で一番ととのうグランピング」を掲げているのが、富士河口湖にある「Dot Glamping富士山」。実際に宿泊して、心身のリチャージを体験してきました。
富士山を正面に望む絶好のロケーション
「Dot Glamping富士山」は、富士山を正面に望む開放的なロケーションに2019年12月にオープンしたグランピング施設。「Time is Wonder(イマを最高だと感じられる時間の貴重さ)」をコンセプトに、「富士山×サウナ×グランピング」を掛け合わせることで、「日本で一番ととのうグランピング」を掲げています。
Dot Glamping富士山の最大の特徴のひとつがその眺望。河口湖駅から車で約20分と、都心からもアクセスしやすい立地にありながら、小高いところに位置しているため、ほとんどさえぎるもののない贅沢な富士山ビューが楽しめるのです。
客室はパークキャビンとテントの2種類がありますが、パークキャビンのテラスからは、この通り見事な富士山の眺望が。ここに座って飲み物を楽しんだり、語らいあったりするだけでも至福のひとときが過ごせます。
フルセット&フルサービスで、グランピングに欠かせないバーベキュー用品や食材などもそろっているので、グランピングがはじめてでも安心。ホテルに泊まるときと同じような荷物でグランピングが楽しめます。
都心とは異次元のスローな時間が過ごせるDot Glamping富士山ですが、河口湖は新宿から高速バスで2時間弱と、思いのほか身近。いつもの週末でもふらっと行けてしまう気軽さも嬉しいですね。
ホテル感覚で過ごせる移動式キャビン
パークキャビンは、自然と調和しつつも、グランピングを最大限に楽しむことを可能にした移動式キャビン。どのキャビンからも、四季折々の富士山の姿が眺められます。
エアコンを備え、冬の寒い日や夏の暑い日も快適に過ごせるキャビン内には、プライベートシャワーやトイレも完備。
グランピングと聞くと、「水回りは大丈夫?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、パークキャビンならホテルとそう変わらない快適さで、女性でも安心して利用できます。タオルやヘアドライヤー、歯ブラシなど基本的なアメニティも揃っていて、至れり尽くせり。
キャビン内には広めの2段ベッドと大きなソファが備わっているので、ファミリーやグループでの宿泊にも最適です。専用のプロジェクターを使えば、お気に入りの映画やドラマの鑑賞も可能。室内にはボードゲームも用意されているので、この日ばかりはデジタルデトックスをしてアナログな遊びに徹するのもいいかも。
キャビンの外には、専用のウッドデッキがあり、ハンモックやバーベキューグリルなど、グランピングを一層楽しくしてくれる設備が整っています。正面に富士山を望むウッドデッキでアウトドアチェアに座るだけで、もう気分は最高。「何もしない贅沢ってこういうことを言うんだな」としみじみと感じさせられます。
より自然を身近に感じられるテント
パークキャビンは設備が充実している一方、よりキャンプ気分を盛り上げたい方におすすめなのがテント。
太陽の光や風など、パークキャビンよりもさらに自然を身近に感じることができるので、設備はシンプルながら、グランピングならではの「いつもと違う」特別感が味わえることでしょう。
最大4名まで泊まれるテント内には、セミダブルベッドが2台並び、冷え込む時期にはこたつも登場。テント宿泊の場合、トイレやシャワーは共用設備を利用することになります。
テントにも専用のウッドデッキが備わっているので、パークキャビン同様、バーベキューも楽しめますよ。
富士山を眺めながらサウナで「ととのう」
眺望自慢のDot Glamping富士山だけに、敷地内に備わるサウナからも富士山を眺めることができます。本格サウナ室から富士山を眺められるのは、日本でもここだけとのこと。
サウナの本場フィンランドに古くから伝わるバレルサウナは、見た目からもキャンプ気分を盛り上げてくれます。
サウナストーンに水をかけ大量に蒸気を発生させる「ロウリュウ」が発汗を促す本格派。好きなアロマオイルとともにサウナが楽しめるサービスがあり、森林のような香りに囲まれて、「ととのう」ひとときが過ごせます。
筆者はサウナ初心者でしたが、身体がみるみる温まり、心と身体の不要なものが洗い流されたような爽快感を覚えました。
サウナで汗を流した後は、富士の水を使った富士山ビューの水風呂や、富士山を眺めながらの外気浴をどうぞ。都会とは違う、富士山麓の澄んだ空気を味わいながらのチルタイムは格別です。
グランピングのお楽しみ!バーベキュー
グランピングといえば「バーベキューが楽しみ」という人も多いのではないでしょうか。Dot Glamping富士山では、バーベキューに必要な器具や食材、食器・カトラリーなどはすべて施設側で用意されているので、手ぶらでバーベキューが楽しめます。
しかも、ここで提供される「キャンプ飯!カレー×BBQ」は、ただ食材を焼くだけというのではなく、温かい本格カレーや自作のハンバーガーなどが堪能できる大充実の内容。ボリュームたっぷりなのはもちろんのこと、見た目も絵になります。
食事は途中まで準備されていますが、チキンや野菜、ビーフパテを焼く、ご飯を炊く、カレーを温めるといった仕上げの工程は、専用のBBQグリルを使ってすべて自分たちで。普段とは調理器具の勝手が違うので、料理に慣れている人でも戸惑ったりあたふたしたりするかもしれませんが、それもまた一興。
それぞれの食材が同じタイミングで食べ頃になるよう調理するのは思いのほか難しく、ハンバーガーのバンズが焦げてしまうなどのちょっとしたミスもありましたが、「これはどうすればいいのかな?」と言いあいながらのアウトドア調理には特別な楽しさがありました。
ほどよくスパイスのきいた本格カレーや、焼きたてのハンバーガーなど、もちろんお味にも大満足。まだまだ夜は肌寒い時期でしたが、外で食べるご飯ってどうしてこうもおいしいのでしょうか。
夕食後は、たき火をゆっくり眺めたり、本を読んだり、語らい合ったりと、思い思いの時間を楽しみましょう。
富士山を眺めながらウッドデッキでくつろいだり、サウナでじっくりと汗を流したりしていると、自分が日頃いかにせわしない日常を送っているのかを実感します。
デジタルが欠かせない時代だからこそ、アナログな時間はある意味で究極の贅沢。都心から2時間ちょっとのオアシスで、心と身体のリチャージを体験しませんか。
Dot Glamping富士山
山梨県南都留郡富士河口湖町大石2872
プラン:富士山を見ながらキャンプ飯!カレー×BBQ/二食付きプラン(大人2名1泊 49,800円~) ほか
公式サイト:https://www.dot-glamping-fuji.com/
春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~(https://harubobo.com/)」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら 

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Dot Glamping 富士山
place
山梨県南都留郡富士河口湖町大石2872-65
phone
0555256151
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