キャンプ初心者も最高に楽しめる! サウナ付き「グランピングハンズパオ河口湖」で非日常トリップを


2022.05.26

マイナビニュース


アウトドアの新たな楽しみ方として、すっかり定着したグランピング。バリエーションが広がっただけに、「普通のグランピングじゃ物足りない!」と感じている人も多いのではないでしょうか?
2021年11月オープンの「グランピングハンズパオ河口湖」は、まさにそんな人にぴったりの施設です。標高900mの森に囲まれたその場所は、1日中遊べるくつろぎ空間。森を探検するようなワクワク感を味わい、森林の中でリラックス……。さらに、マイナスイオンあふれる森の中のテントサウナを貸切で楽しめます。
自分で薪を拾いに行って、頑張って火をつけて。童心へ帰れるキャンプススタイルのBBQは、大切な人たちとの距離をググッと近づけてくれるはず!
■都心から近い! 富士河口湖に生まれた緑の楽園
東京から車で約1時間30分。中央自動車道「河口湖IC」から約10分という、都心から気軽に行ける場所に「グランピングハンズパオ河口湖」はあります。
こちらの施設は、ヴィラタイプの本館「グランピングハンズ河口湖」の姉妹館。「パオ」と名付けられたドーム型テントのグランピングで、2021年11月にオープンしました。
「パオ」は本館よりもさらに奥まった場所にあり、都心から近いのにゆったり自然を満喫できるのが嬉しいポイント。清々しい森の空気、満点の星空、鳥たちの声……。日々の忙しさで忘れていた自然の美しさや贅沢な時間を肌で感じられます。
ドーム型テントの数は全部で15個。最大4名まで利用可能です。1棟貸しのスタイルなので、利用人数が多い分だけ料金もリーズナブルに。ファミリーや友達みんなでリフレッシュするのにもってこいです。
さらに各テントには、トイレやアウトドアスペースを専用で完備。ベテランキャンパーからグランピング初心者まで、すべての人を満足させてくれる仕様になっています。
各プライベートスペースには、素敵ポイントがたくさん! 次から詳しくご紹介しましょう。
まずは、気になるテントの中へ。おしゃれなインテリアが彩るテントは、側面の一部が透明になっていて、外の景色を悠々と眺められます。
そして足元には、遠い異国の地・ペルシャで手織りされた絨毯「ギャベ」が敷かれ、ふわふわもこもこの毛皮がベッドの上にのっています。この異国情緒あふれる雰囲気も素敵なのですが、何より驚いたのが、標高900mの高所でも室内がぽかぽかだったこと!
標高の高いグランピングだと、冬場は暖房をつけてもなかなか室内が暖まらないことがありますよね。しかし、こちらのテントは、オイルヒーター&石油ファンヒーターをダブルで用意しているため、テントのすみずみまで暖かい空気が広がります。
テントのすぐ横にあるのは、トイレ・シャワー・パウダールームを完備した建物が。扉を開けると、「あれ、ここって高級ホテルだっけ?」そんな錯覚を起こさせるほど、上品で洗練された雰囲気です。
せっかくグランピングに来たのなら、雨の日でもBBQがしたいですよね。アウトドアスペースには、大きめのタープがついているので、雨の日でもへっちゃら! ポツポツ……という雨音さえも、リゾート気分を高めてくれます。
■大自然に包まれる貸切サウナを満喫
世はまさに、“サ道を極める人が増え続ける、一大サウナブーム。アウトドアフィールドでも、サウナを取り入れているところはたくさんありますが、ここのサウナは森と一つになれるのが魅力。空が広い、空気がおいしい、木漏れ日がキラキラ眩しい! 手つかずの大自然が残るこの場所でデトックスができるなんて、最高だと思いませんか?
しかも嬉しいことに、サウナは貸切利用が基本。他の人を気にせず、仲間だけでリラックスできます。利用料金は、人数に限らず2時間8,800円(4人なら、1人あたり2,200円)。着替えを忘れた人は、バスローブを550円で借りられます。
使用するサウナは、熱いのが特徴の海外製「MORZH(モルジュ)」。3層構造になっていて、熱をガシッととらえて逃がさない構造になっています。聞けば、テントサウナにもかかわらず、室温は熱いときで100℃を超えるのだとか!
ということで、筆者も“サ活にチャレンジしてきました。場所によっては、自分で薪ストーブを焚いてテント内を高温にする必要がありますが、ここはすべてスタッフが準備してくれるので楽ちんです。
バスローブに着替え、テントの中へ、いざ入室! テント内の温度は約80度。ものの数分で、毛穴から汗が吹き出します。さらにテント内の湿度を上げるため、アロマ水を柄杓でくみ、熱々のサウナストーンへ……。すると、ジュージュー、バチバチッ!! アロマ水が水蒸気になる心地よい音とともにフレッシュな香りがテント内に立ち込め、水蒸気が全身をしっとり覆います。
火照った体をクールダウンさせるべく、テントの外で外気浴。自然によりそうように体を休ませることで、五感が研ぎ澄まされ、時間の流れがゆるやかに感じられます。
多くの方が思っている「サウナ=我慢大会」のイメージとは、真逆の世界。森の音や匂いに癒やされ、ストレスがすーっと消えていきます。
ちなみに、サウナがある森には「スラックライン」もあります。スラックラインとは、わずか5cmほどの幅のベルトの上をバランス良く歩く新しいスポーツのこと。
体幹を使って一歩一歩進んで行くのですが、簡単そうに見えて、これが実に難しい! しかし難易度が高い分だけ、クリアしたい気持ちが高まり、一度試してみると結構ハマります。気になる人は、ぜひチャレンジしてみてください。

■BBQは薪拾いから! 冒険家気分で楽しめる夕食
テントサウナでしっかり汗をかいたら、いつもより味覚が研ぎ澄まされたよう! 「あぁ、この後飲むビールは、どんなにおいしいことか」そんな妄想が脳内を駆け巡り、夕食が待ち遠しくて仕方ありません。
……しかし、ここからがまた楽しい時間。施設周辺は、焚き火の素材の宝庫。BBQで使用する薪は購入することもできますが、せっかくなら薪拾いからチャレンジしてみましょう!
無料の「火起こし講習」に参加すると、薪拾いからレクチャーしてもらえます。
アウトドアを熟知したスタッフと一緒に、森の中へ。燃えそうな木にアンテナを立てて発見したら、バッグの中にどんどん入れていきます。
よく燃える木かどうかを見分けるポイントは、枝を折ってみて「パキッ」と音がしたら、乾燥している証。他にも、傘が開いた松ぼっくりは、長い時間燃え続けてくれる優秀な資材になるのだとか。そして松の葉に至っては、「天然の着火剤」といわれるほど着火性が高いそうです。
「たかが、薪を集めるだけ」と思われるかもしれませんが、これが想像以上に楽しい! まるで宝物探しをしているようで、童心に帰って大人も子供みんなでワイワイ。枝を割ったときの「パキッ」と良い音が、病みつきになります。
薪を集め終えたら、テントエリアに戻って、スタッフによる火起こし講習を受けます。参加料は無料。ここでは「薪の火起こし」と「炭の火起こし」、両方をマスターできます。
一度覚えておくと、後でキャンプに行ったとき、みんなから頼られる存在になるに違いありません。これは、ぜひ受けてみてください!
さっそくテントに戻り、火起こしにチャレンジ。今回はあえて着火剤を使わず、拾ってきた松の葉を着火剤代わりに、火起こしすることに。
スタッフに教わった通り、空気の抜け道を確保しながら、薪をくみ着火。ふぅ~、ふぅ~……息を吹きかけると、筆者のような初心者でもちゃんと火起こしができました! これが、ちょっとした達成感に繋がり、ついついハマってしまいます。
無事、火起こしのミッションをクリアしたところで、BBQに欠かせないお酒を求めて、野外のBARへ向かいます。ここでは、クラフトビール約8種類を提供しています。
たくさん種類があって迷ったら、一番人気の山梨県小菅村・多摩源流から生まれた「源流ビール」のIPAを。華やかなポップの香りとやさしい苦味があり、女性にも飲みやすい!
さらに、お値打ちなボトルワインも取りそろえられています。お料理に合わせて、好きなお酒を楽しみましょう。
BBQのみならず、すぐに食べられる前菜が用意されているのも嬉しいポイント。焚き火をうっとり見ながら、おいしいお酒と前菜に舌鼓……。はぁ、なんたる贅沢! これぞ、大人の贅沢の極みです。
BBQメニューのイチオシは、アンガス牛サーロイン1人200g、骨付きの富士桜ポーク、プリッとした弾力の信玄鶏、3種類の肉オールスターズを一度に楽しめるグルメな内容。お肉も野菜もたっぷりで、バランス良く味わえます。
極上のお肉を炭火でこんがりと焼く香ばしい匂いだけで、ビールがグイグイいけちゃいます! ほどよく火が通ったところで、お肉を頬張ってみると、肉汁が口の中にあふれでて悶絶するほどのおいしさ。いつもと違う開放的な雰囲気も、おいしさのスパイスになります。
キャンプ飯の代名詞といえば、飯ごうで炊くごはん。「うまく炊けているかな?」そんな風にドキドキしながら蓋を開けるときの感動は、忘れられない思い出になるはず。
お腹がいっぱいになった後は、ふわふわもこもこのベッドへ。毛皮が敷かれたベッドに滑り込めば、足の先まであったか!
ぬくぬくまどろみながら夢に落ちる幸せ……。これも「グランピングハンズパオ河口湖」の醍醐味です。
■清々しい朝の空気に包まれながら楽しむ、森の朝ごはん
空気までおいしい森の朝。少し早起きして、自分で火をおこして暖をとるのも贅沢なひとときです。焚き火で体を温めながら、自分で挽いて飲むコーヒーは最高です。
朝食のメニューは、ヘルシーかつボリューム満点のラインナップ。オレンジは1人2個ずつ提供されるので、手絞りで「しぼりたてオレンジ果汁100%ジュース」を作ります。
とにかく、このしぼりたてジュースがおいしい!! 一口飲んだだけで、オレンジの完熟した甘みとみずみずしさが伝わります。贅沢な1杯に朝から元気になれそう。
メインは、簡単でおいしいホットサンド。スープは、アウトドアで重宝する軽くて丈夫な「シェラカップ」に移して、ガスバーナーでことこと温めます。
作って楽しい、しっかりおいしい! 一日の始まりがハッピーになりそうな朝ごはんに大満足でした。
○■大自然に生まれた緑の楽園でリフレッシュ
美しい自然の中で非日常を思いきり楽しめる「グランピングハンズパオ河口湖」。ここでの1泊2日は、心や体がデトックスされ、頑張る自分自身を癒やしてあげられます。
ストレスやイライラが溜まったら、思わず深呼吸したくなる緑の楽園へ。カップル、ご家族、友達同士で訪れて、リフレッシュしてみてください。
■Information
グランピングハンズパオ河口湖
【場所】山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3283-1
安藤美紀 あんどうみき 猫好きのフリーライター。2012年より独立し、全国津々浦々、旅をしながら見過ごすのはもったいない+αのワクワクするような旅情報を発信してます。これまで書いた記事の数は、700本以上。温泉ソムリエマスター、健康入浴指導士でもあります。温泉、ドライブ旅、グルメ、ディズニー系が得意。 この著者の記事一覧はこちら 

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グランピングヴィラハンズ河口湖
place
山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3283-1
phone
0555728282
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2024/05/09 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/25

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