安心、楽しい、癒やされる!大分2泊3日「ずらし温泉旅」が最高すぎてメロメロになった【後編】


2021.11.13

マイナビニュース


冷え込みが増すと、ぐっと恋しくなる温泉。そろそろ、温泉にザバーッと入って、極楽気分を味わいたいですよね。ただwithコロナの今は、いい湯&いい宿に加えて「できれば人が少ない場所で!」も重要なポイントです。
前編(安心、楽しい、癒やされる!大分2泊3日「ずらし温泉旅」が最高すぎてメロメロになった【前編】)では、大分屈指のパワースポット、女子旅に欠かせないおしゃれな工芸品やフォトスポット、別府温泉の明礬エリアを楽しみ尽くす旅を巡ってきました。後編では、数々の絶景スポットに感動し、歴史ある伝統工芸に触れ、レトロな商店街で町歩きする様子をお届けします!
1.【12:00】田園風景の中に突如現れる東洋のナイアガラ「野尻の滝」
「岡本屋売店」から南へ車を走らせること1時間。やってきたのは、豊後大野市緒方町原尻にある「野尻の滝(はらじりのたき)」です。
滝といえば、山奥にある印象ですが、この滝があるのは「道の駅 原尻の滝」から歩いてすぐの緒方平野!無料駐車場に車を停めて、歩いてさくっと見に行ける、お手軽絶景スポットです。
注目ポイントは、滝が流れ落ちる光景を上から眺められること。滝の大きさは幅120m、高さ20。近づけば、ゴォー、ゴォー、ゴォー…!!!と豪快な水音が響き渡り、大迫力。その姿は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。
「原尻の滝」の始まりは、いまから9万年ほど前。阿蘇山の大噴火による火山の影響で、このような形になりました。つまり、今見ている光景は、9万年かけてつくられたもの。そう考えるとロマンを感じますよね。
滝の周囲には、吊橋があったり、下へ降りていける階段もあるので、四方八方から滝を眺めるのもいいでしょう。
そして、滝の上流にそびえたつ鳥居も神秘的。この鳥居は川の両岸にある緒方三社(一宮八幡社・二宮八幡社・三宮八幡社)のお祭り「緒方三社 川越しまつり」で、お神輿が川を渡る際に「身を清める道の入口」として建てられたのだとか。迫力満点の勇壮なお祭りも、一度見てみたい!
2.【13:30】「茶房ひめ野」(姫野一郎商店)で、しいたけ尽くしのお値打ちランチ
「原尻の滝」から車で約10分。城下町ならではの風情を残す竹田市で、知る人ぞ知る穴場のお店でランチをいただきます。
訪れたのは、明治10年創業“140年以上しいたけ一筋”という老舗の干ししいたけ専門問屋「姫野一郎商店」。
ぱっと見分かりづらいのですが、実はこの奥に、ランチや甘味をいただける喫茶スペースがあるんです!
それがここ「茶房ひめ野」。
和の趣あふれた落ち着いた空間でいただくのは、大分の特産品・干ししいたけをふんだんに使った、しいたけ尽くしのごはん。
白いご飯に、肉厚のどんこしいたけやごぼうなどを混ぜ込んだ「椎茸めし」、まるまるとしたどんこしいたけに肉を詰めて揚げた「しいたけの肉詰めフライ」など、どのお料理も無添加にこだわり、ほんわか優しい味付け。素朴ですが、しいたけの味をストレートに楽しめる、ヘルシーでおいしいご飯です。
しいたけ屋さんなので、しいたけ料理がおいしいのはもちろんのこと、食後のお抹茶&甘味もおいしいのです!
お腹が満たされたら、帰りに「姫野一郎商店」でさまざまな「しいたけの商品」を買えるのも嬉しいところ。お土産で買ったしいたけパウダー「原木椎茸粉」は、簡単に料理のコクを深めてくれるので、今でも我が家で大活躍です。
3.【15:00】圧巻のスケール!絶景の花スポット「くじゅう花公園」
ランチの後は、30分ほど車を走らせて、阿蘇国立公園内にある「くじゅう花公園」へ。東京ドーム5.5個分という広大な敷地には、イングリッシュガーデン、ラベンダー園、芝桜、バラ園、など、エリアごとにいろんなパターンのお花が楽しめます。
一番のおすすめは、山の借景が一番良い「高原の彩り」エリアに咲く、約6万株のサルビア。赤・白・青のコントラストが美しいですよね! カラフルなお花の絨毯の背には、悠々とした九重連山が。あまりにもスケールが大きいので、まるでスイスへ来たような気分です♪
ここはお花がウリのスポットですが、秋になると、2000km旅する神秘の蝶「アサギマダラ」も楽しめます。
「アサギマダラ」は、人気アニメ「鬼滅の刃」に出てくる「胡蝶しのぶ」モチーフの蝶。筆者も「鬼滅ファン」なので、蝶が飛び交う様子を見ながらワクワクしっぱなしでした…!!
4.【16:30】大自然に囲まれた絶景宿「レゾネイトクラブくじゅう」
今晩のお宿は、「くじゅう花公園」からほど近い、同じ阿蘇国立公園内にある「レゾネイトクラブくじゅう」です。
標高はおよそ860m。山の中腹にあり、近くにはスキー場も。みずみずしい自然に癒やされる最高のロケーション!
客室はさまざまなタイプがありますが、今回泊まったのは、一番景色が良い「展望デッキテラス付き客室」。入ってすぐの場所にリビングがあり、階段を数段のぼった先に、ベッドが2台並ぶ寝室があります。
そして窓の外には、広々としたデッキテラス!外に出て、大草原を眺めてのんびりと……が最高の時間です。
昼は澄み切った青空を、夜は満点の星空を眺められる、「レゾネイトクラブくじゅう」 の露天風呂。忙しい日常から離れて、ゆったりスローなひとときを過ごせます。
泉質はpH6.2の炭酸水素塩泉。湯の色が茶褐色なのは、鉄分を多く含むから。ざぶん…と入るだけで、造血作用がうながされるので、貧血や月経障害などにも効果が期待できます。
夕食がとびきりおいしいと、旅はより思い出深いものになりますよね。「レゾネイトクラブくじゅう」 の夕食は、まさにおいしくて忘れられない感動の味わいです。
特に印象的だったのが、「おおいた和牛」のロティスリー。
「おおいた和牛」とは、大分の大自然でのびのびと育った肉質の良い「豊後牛」の中でも、条件を満たした牛だけが認められる「最高級和牛」のこと。まろやかなおしいさと上品な甘さがあり、黒いダイヤモンドと呼ばれています。
ひと噛みすれば、中からじゅわっと気品あふれる肉汁が……。この柔らかさとジューシーさは感動もの。
お腹がいっぱいになり、気持ちよく就寝。早朝4時に目が冷めたので、テラスへ出てみると……。夜空いっぱいに広がるのは、満点の星空!
「ここは星空がきれいですよ」と聞いてはいましたが、予想をはるかに上回る満天の星空に大感激です。
手を伸ばせば、星の粒が手に届くのでは?と思えるほど、錯覚してしまうぐらい、大きく、美しく輝いていました。
そして、星空とはまた違った感動を味わえるのが、ロマンチックなサンセットタイム。テラスは東向きにあるので、大草原の向こうから、ピンク、紫色、オレンジ、そして黄色へと変化する色彩をゆっくりと味わえます。
この美しい朝焼けに遭遇すると、「また大分へ来たい!」と思わずにはいられません。
お楽しみの朝食は、夕食と同じレストランでいただきます。毎朝焼き上げる焼きたての自家製パン、新鮮な野菜、久住高原のおいしいお水、ホテルのバイキングでは珍しい青汁まで!健康的な朝ごはんに、朝から大満足です。
朝食後のお楽しみは、コーヒーミルを使って自分で淹れたコーヒー。自分でゴリゴリ…と豆を挽く音に耳を傾けて、ゆっくり流れる朝の時間を味わいます。
絶景を見ながら飲むと、おいしさも一段と増します。

5.【10:30】ドキドキが止まらない!高さ日本一の「九重“夢”大吊橋」
ホテルのチェックアウトを済ませたら、大分県の山間部・九重(ここのえ)町へ車を走らせます。
旅の目的地は、2021年10月に15周年を迎えた、高さ日本一(173m)を誇る「九重夢大吊橋」!あの「ピラミッド」がすっぽり収まる高さ……というと、イメージしやすいのではないでしょうか?
実際に歩いてみると、足元から冷たい風が吹き上がり空中散歩状態。さすが日本一だけあって、真下を見ると高さを実感して、ドキドキが止まりません!
ただし、高いだけあって、橋の上からの景色は圧巻です。どんどん進むと、日本の滝百選にも選ばれている名滝「震動の滝」や、九重連山を一望。橋の上からでないと見られない、360度の大パノラマが楽しめますよ。
ちなみに、2021年からは、梅雨と冬の時期限定で「スケルトン床」もスタート。高いところが好きな人は、スケスケっぷりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
旅先のランチは、やっぱりおいしいご当地グルメを楽しみたいですよね。ということで、吊橋のたもとにある、ご当地バーガーで有名な「九重“夢”大吊橋 天空館2号店」へやってきました!
メニューをのぞくと、「鹿ガー」「シシガー」など、オリジナリティあふれるハンバーガーのネーミングが……。これは地元でとれるジビエ(鹿肉や猪肉)をミンチにした、手作りパテが自慢のご当地バーガー。ソースも自家製にこだわり、味&ボリュームともに大・大・大満足です。
ちなみに、100%当てられないであろう「モモガー」とは、豊後牛のハンバーガーですが、もも肉ではなく、牛が「モォ~モォ~」と鳴くからなのだとか。きらめくセンスに、モー脱帽です。
6.【13:00】江戸時代から続く大分の伝統工芸、小鹿田焼(おんたやき)の里
続いてやってきたのは、大分県と福岡県の県境にある日田市の静かな山あい。300年以上の歴史を持つ陶芸の里「小鹿田焼の里」です。
今ある窯元は9軒。今回訪れたのは、その中でも集落の南端にある「小袋窯」です。
「小鹿田焼」には江戸時代から、代々、その家の子ども1人だけが後を受け継ぐ「一子相伝」の伝統がありますが、「小袋窯」もお父さんの定雄さんと、息子の道明さんの手によって、作陶されています。
集落を歩いていると、どこからともなく聞こえてくる「ギィィー、ギィィー、ゴットン!」音。これは、土を細かく砕く「唐臼(からうす)」という道具の音です。この独特な「唐臼」の音は、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれました。
しかも「唐臼」は、365日24時間、川の流れを利用した水力だけで動き続けているというから、驚きです…!!
さらに「小鹿田焼」を焼くのは、ガスでも電気でもありません。一度火を入れると、およそ60時間もつきっきりで火の番をしなければならない「登り窯」で、寝ずの番をしながら焼き上げているそうです。
そうやって大切に作られた「小鹿田焼」は、窯元横にある直売所で購入できます。
モダンだけど、どこかほっこり温かみがあって。手にとってみると、優しい“土の風合い”が手によくなじみます。
少しずつ作り手によって風合いが異なるので、一軒一軒回っても良し、じっくり1軒でお気に入りを見つけるのも良し。とにかく「あれも!これも…!」と、迷うほどたくさんの「小鹿田焼」に出会えますよ。
7.【15:00】レトロかわいい「豆田町商店街」でぶらり町歩き
「小鹿田焼の里」から車で30分。最後に訪れたのは、レトロな風景と町歩きが楽しめる、大分県日田市豆田町の「豆田町商店街」です。
歩いてみると、石畳の小道や土塀白壁の建物、など江戸時代に天領であった頃を彷彿させる風景が、次々と目に飛びこんできます。まさにレトロジェニックの宝庫。ぶらっと歩いているだけでも、楽しい!
ちなみに、町を散策するなら、キツネのイラストが描かれた「ヒタよりみち帖」を手にしながら巡るのがおすすめ。大分県由布市・九重町・玖珠町・日田市(頭文字でユフココクスヒタ)により、“空と緑に包まれる町へ”をテーマに作成した周遊マップで、各市でもそれぞれの“よりみち帖”が手に入ります。このヒタよりみち帖には、日田の名所や特産品がかわいいイラストとともに紹介されています。
ヒタよりみち帖は下記で手に入れられるので、参考にしてくださいね。
・日田市観光協会
・日田市役所の1F
「豆田まちづくり歴史交流館」は、長屋を元に洋風建築として生まれ変わった個性的な建築物で、かつては歯科医院だった建物です。
そして、日田市は日田杉を使った下駄が有名なので、豆田町内の「止まれ(とまって)」のマークが、ぜんぶ「下駄のマーク」になっているんです。足元からキュンとしちゃいますよね。
町歩きで小腹が減ったので、1年中おいしい「ドルチェかき氷」が食べられる「琴音庵(ことねあん)」へ。
この日注文したのは、「大分かぼすレアチーズ」。
水の街・日田の清らかなお水で作るふわふわ氷の上には、こっくり濃なソースをたっぷりと。さらにその上から、爽やかな香りのかぼすをぎゅっと絞ってかければ、本当にレアチーズケーキみたい!
かき氷のようでかき氷でない、未体験のおいしさに大興奮です。
こちらのお店は、日田市内の酒蔵会社が作る焼酎などを使ったご当地ハイボールもいただけるとのことで、ぐびっといかせていただきました。
適度なシュワシュワ感と、気品ある焼酎の香り。
これ最高やーん‥‥!!涙
心の底から、大分の旅を楽しみ尽くした今回の旅でした。
見て、食べて、触れて。心が震えまくった大分2泊3日。知らない魅力がぎっしり詰まった大分で、ぜひ「ずらし旅」を楽しんでみてください。 

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九重 夢 大吊橋
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4.0

558件の口コミ
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大分県玖珠郡九重町田野1208
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0973733800
opening-hour
[1月-6月・11月・12月]8:30-17…
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くじゅう花公園
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4.0

154件の口コミ
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大分県竹田市久住町大字久住4050
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0974761422
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8:30-17:30(最終受付17:00)
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原尻の滝
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大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
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0974424140
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24時間
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日田市役所
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大分県日田市田島2丁目6-1
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0973233111
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豆田まちづくり歴史交流館
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4.0

5件の口コミ
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大分県日田市豆田町9-15
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0973238922
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茶房ひめ野
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3.5

3件の口コミ
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大分県竹田市竹田町235
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0974632385
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くじゅう高原温泉 レゾネイトクラブくじゅう
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大分県竹田市久住町大字有氏字広内1773
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0974761223
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クワッドルーム スタンダード

¥20,458

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2022/08/27 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2022/08/14

九重 夢 大吊橋 天空館 2号店
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大分県玖珠郡九重町田野1208 九重夢大吊橋内
phone
0973793305
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[1月-6月・11月-12月]8:30-17:…
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小鹿田焼の里(小鹿田焼陶芸館)
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大分県日田市源栄町138-1
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0973292020
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9:00-17:00
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