コロナ禍に加え、間もなく梅雨入り。自宅にこもる時間が多くなり、運動不足を感じている人も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、リフレッシュと運動不足解消を同時に叶えることができる「サイクリング」です。
今回は大阪府内のおすすめサイクリングコースを、マイナビニュース読者にアンケートで聞きました。今すぐは難しくとも、この状況がひと段落した時にぜひチャレンジしてほしい大阪のサイクリングコースをご紹介します。
○【1】なにわ自転車道(大阪府道803号旭西淀川自転車道線)
「なにわ自転車道」は、大阪市東淀川区の淀川橋梁(赤川鉄橋)から西淀川区の出来島大橋まで続く21.6kmのサイクリングコース。赤川鉄橋から大阪北部を流れる淀川右岸を北上し、神崎川と分流する地点で折り返して神崎川沿いに下っていく自転車・歩行者専用の道路です。ジョギングや散歩を楽しむ歩行者の多いため、スピードを出さずのんびり走ることができるのが魅力。
ひとつのサイクリングコースでも、神崎川沿い・淀川沿いで雰囲気が全く異なるのも面白いところです。
■おすすめ読者コメント
・自然がゆたか(30代女性/大阪府/化粧品・医薬品）
・大阪一の河川、淀川沿いを走るコース。少し足を延ばせば大阪城にも行けるので観光にも(50代男性/大阪府/レジャー・サービス)
○【2】北河内サイクルライン
門真市の鶴見緑地公園を起点にして、淀川・穂谷川の河川敷、第二京阪道路を走り、再び鶴見緑地に戻る延長45.5㎞の周遊自動車道です。
川や幹線道路沿いを走るわかりやすいコースなので、初心者にもぴったり。鶴見緑地や淀川・穂谷川沿いは緑が多く、自然を感じながら走ることができます。国指定天然記念物である樹齢推定千年を超えるクスノキ「薫蓋樟(くんがいしょう）」がある三島神社(門真市）、京街道の歴史がわかる「枚方宿鍵屋資料館」(枚方市）など観光スポットにも近いですよ。
■おすすめ読者コメント
・やや距離が長いが、道がわかりやすい点が良い(40代男性/大阪府/その他電気・電子)
○【3】大阪城公園
大阪のシンボルである大阪城を中核とした都市公園「大阪城公園」。その大阪城公園をぐるっと一周し、天守閣やお堀を眺めながら走ることができるサイクリングコースも人気です。
大阪城公園は四季折々の花が多く咲くことで知られており、初夏にはあじさいの花が見頃を迎えます。人気のスポットだけあってジョギングする人や観光客も多いので、時には自転車から降りたり、スピードには注意して走ることが必要と言えそうです。
■おすすめ読者コメント
・四季とりどりの風景が楽しめる(40代男性/大阪府/その他電気・電子)
・景観が良い(40代男性/大阪府/その他)
○【4】安威川サイクリングコース
2022年完成予定の「安威川ダム」(茨木市)周辺のサイクリングコース。茨木市では、サイクリングマップを作製しており、緑豊かな山間部を走るおすすめサイクリングコースを3つ(初心者～上級者)提案しています。
初心者向けコースは茨木の市街地から安威川沿いを北上して走る15.2㎞、中級者向けコースは、福寺墓地の見晴らしや、山手台中央公園の見晴らしを楽しめる23.3㎞、上級者向けコースは急こう配の山道を駆け抜けながら、茨木の里山を満喫する42.6kmのコース。いずれも阪急京都線・茨木市駅が起点・終点となっています。少し足を延ばせば、太田茶臼山古墳や竜仙峡など、史跡や景色を楽しむことも。
■おすすめ読者コメント
・自然がいっぱいで最高です!(40代男性/大阪府/その他)
○【5】花博記念公園 鶴見緑地
1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」跡地に位置する「花博記念公園 鶴見緑地」(大阪市鶴見区)を走るコースです。
公園の外側をぐるっと回るコースのほか、公園の中に入って乗馬苑や大池に沿ってを走っても。こちらも大阪城公園と同様に、ジョギングや散歩をしている人が多いので、スピードには気を付けつつ、のんびり走るのがおすすめです。
■おすすめ読者コメント
大阪花博会場となった広々とした公園内でのロードコースは小川や池の近くを走るのは最高に楽しいです(55歳男性/大阪府/建築・土木)
○まとめ
今回のアンケートでは、大阪を代表する公園の中を走るコースのほか、川沿いを駆け抜ける解放感あるコースを挙げる読者が多い結果となりました。大阪の名所や史跡にアクセスしやすいコースなので、観光を兼ねてサイクリングしてみてもいいかもしれません。ロードバイクはもちろん、シティサイクルでも無理なく走ることができるコースなので、気軽にチャレンジできそうですね。
一方、がっつりサイクリングを楽しみたいなら、山間を走る安威川サイクリングコースがおすすめ。ビギナーでも今から挑戦すれば、紅葉の頃には上級者コースを制覇することができるかもしれませんよ!
サイクリングコースに関するアンケート
調査時期: 2021年5月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1009人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
