本日は銭湯日和 第35回 東中野「アクア東中野」は露天のプールのみならず! ついつい長居にご注意を


2018.01.23

マイナビニュース

この日向かったのは、東中野の銭湯だ。JR中央・総武線「東中野」駅の東口を降り、東中野本通り共栄会という商店街に入って徒歩2分。「アクア東中野」である。新宿からアクセスがいいのはもちろん、大江戸線も通っているので利便性は高い。
○時間を守って気持ちのいい湯のひとときを
コインランドリー併設の入口は半地下式。階段を下って、自動ドアから中に入る。「子どもは7歳になったら、男湯・女湯に分かれて入ってください」との貼り紙があった。ここはフロント式。男湯右、女湯左になっていて、右手後方側がロビースペースになっている。
自販機が2台。テレビ。マッサージチェアと座るところが少し。広くないので、寛ぐというよりも待ち合わせに利用するイメージだろう。それでは脱衣所に向かおう。
平日15時ジャスト。相客は既に5~6人はいた。ロッカーは4面。中央に腰掛け。そのほか、デジタル体重計、自販機、ドライヤー付き洗面台などが備えられている。こちらもややコンパクトな印象だが、あまり物がなくスッキリしているので窮屈さは感じない。清潔度も高い。
一方で「時間制限」の貼り紙も目立つ。「通常2時間」「サウナ3時間」「子ども1時間」とのこと。自分はどれだけ長湯しても1時間もいたことがないので理解しかねるのだが、過去に迷惑な客がいたのかもしれない。
○露天のプールに子どもも大人もはまる
男湯のイメージ(S=シャワー)
ロビーや脱衣所に比べて、浴室はかなり広々ととられている。カランはさほど多くない。ボディソープ・リンスインシャンプー備え付けで、シャワーは手元ボタン式になる。浴槽は大まかに、主浴槽・炭酸泉・水風呂・サウナと露天エリアだ。主浴槽には「熱めの湯」とあったが、それでも43度に届かないくらいだろう、入りやすい。
炭酸泉はもちろんぬるめ。主浴槽側の正面にはテレビが設置されていて、なるほど長湯が捗るのも分かる気がする。そして、アクア東中野と言えば、露天エリアのプール。といってもちょっと大きめの水風呂なのだが、公式として子どもがバシャバシャと遊べる浴槽は貴重だ(ゴーグルやおもちゃの持ち込みなどは禁止。また近隣地域への配慮もあって18時以降子どもは露天エリアに入ることができないなどの条件付き)。
アクア東中野は中野区内でも屈指の人気銭湯のひとつで、特に子どもの客が多いと聞くのも頷ける。駅近で湯冷めの心配も少ないので、子連れ銭湯デビューにもピッタリかもしれない。
※イメージ図は筆者の調査に基づくもので正確なものではございません
○筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)
1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に銭湯を紹介する同人誌『東京銭湯』『三重銭湯』『尼崎銭湯』などをこれまでに制作。 

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アクア東中野
rating

4.5

4件の口コミ
place
東京都中野区東中野4-9-22
phone
0353301126
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