ジブリ美術館のみならず! 三鷹の魅力は食べ歩きグルメと街歩きにあり


2017.12.28

マイナビニュース

●あの文豪が通った酒屋も! 行列の先に1本釣りな絶品たい焼きが
「三鷹の森ジブリ美術館」が2001年に開館して以降、三鷹は「ジブリのあるところだよね」と言われることが随分増えた。しかし、三鷹の魅力はそれだけではない。東京らしい粋な食べ歩きグルメと、まるで遠出をしたかのようなのんびり散策が楽しめる街なのだ。しかも各スポットの入場料はリーズナブル。これはもう、行ってみるしかない!
○三鷹は「新宿から13分」の旅スポット!
三鷹駅は、新宿駅からJR中央総武線で約13分(中央特快利用の場合)で着いてしまうという好立地だ。それなのに、どことなくのどかなイメージを抱いている人は多いのではないだろうか。
そのイメージは間違っていない。豊かな自然がところどころにあり、その中には文化的スポットが多数点在している。現在、もっとも知られているのが井の頭公園の森林に囲まれた「三鷹の森ジブリ美術館」だが、太宰治をはじめとする文豪や著名人が住んでいた街でもあり、その足跡を臨場感たっぷりにたどることができる。少し行けば国立天文台や深大寺、大正時代の建築を活用した「星と森と絵本の家」、かつて陸軍基地だった調布飛行場などもある。
ここにあげたものの入場料は、それぞれ無料~300円、ジブリ美術館も1,000円(事前購入のみ)と、うれしくなるほどの良心的価格だ。そしてもちろん、その道中には数々のグルメも待っている。
散策の仕方を考えるために、まずは三鷹駅南口の「みたか観光案内所」を訪れたい。詳しいマップをもらえるほか、「三鷹の森サイダー」(190円)や、「太宰治ロゴ入りクッキー」(500円/9枚入り)などのお土産を手に入れることができる。
●information
みたか観光案内所
東京都三鷹市下連雀3-24-3
○いたるところに文学
三鷹は、太宰治が『走れメロス』『人間失格』を含む多くの作品をここで生み出したほか、『路傍の石』の山本有三が暮らしていた。南に下った禅林寺には森鴎外の墓があり、太宰もここに眠っている。著名人では、新撰組局長の近藤勇の生誕地であり、生家跡近くに墓もある。
特に、太宰治については駅周辺にたくさんの足跡が残されている。氏がよく訪れていた酒屋の跡地には「太宰治文学サロン」が建てられ、直筆の原稿などが展示されている。また、人生を締めくくった玉川上水の入水場所とされているところや発見場所も付近にある。
山本有三記念館も風の散歩道沿いにある。洋風建築の邸宅を記念館にしたもので、太宰治文学サロンのボランティアガイドさんによると「邸宅の庭園もゆっくり過ごせる」とのこと。残念ながら改修工事中のため、2018年3月下旬まで休館。現在は、建物の外観も見ることができない。
○三鷹の絶品たい焼き、目印は「太宰の記念碑」!
駅前から続く中央通りには、文学に関するモニュメントが4つほど建てられている。そのひとつである「本のレリーフ」を目指して進んでもらいたい。その目の前にあるのが、三鷹で「絶品!」と評判のたい焼きを販売する「甘味処たかね」だ。
たい焼きは1匹200円。1匹ずつ手で焼き上げる一丁焼きで、数量限定。早めに行かなければ売り切れてしまうこともあるという。店頭で購入するほか、「日本茶喫茶室」でたい焼きをお茶とともに食べることもできる。
筆者としては、ぜひ喫茶室に入ってみてもらいたい。ほのかな照明の店内は、外国の古い映画館のイスや、彫刻が施された教会の長イスなどが配置されている。それらは世界各地から集めたアンティークとのことだ。
お茶も、茶葉はもとより、急須や茶碗などにもかなりのこだわりがあるらしい。それらと一緒に置かれたたい焼きは、大変立派に見える。
●information
甘味処たかね
東京都三鷹市下連雀3-32-6
続いては、とってもリーズナブルなのにこだわりが詰まったパン屋を紹介しよう。
●無添加パンに癒やされたら、ちょっと深大寺にバス旅も
○買いすぎ注意! 高コスパな無添加こだわりパン
こだわりのベーカリーは高価なのが常であるが、その真逆を行くのが「無添加ベーカリー ちのパン」だ。訪れたのはまだ昼過ぎだというのに食パンは売り切れ、客は途切れることなくやってくる。ふと見つけたパン屋だったが、かなりの人気店のようだ。
「にこぱん」(70円)や「ミニメロンパン」(90円)など、いずれも価格はリーズナブル。どんどん登場する焼きたてパンからはいい香りが漂い、買いすぎは必至である。焼きたてを入り口に置いてある木のベンチで食べてみてもいいだろう。
●information
ちのパン
東京都三鷹市下連雀3-18-15
○ホットショコラでまったり
ジブリ美術館前の通りにある「パティスリー コテ デュ ボワ」はケーキの店だが、注目したのは「ホットショコラ」(780円)。寒い日には魅力的だ。ジブリ美術館は森に囲まれている上、その外観もジブリの世界観であふれている。そんな景色を眺めつつの散策にホットショコラは最適。入館までの待ち時間や、公園のベンチで堪能したい。
●information
パティスリー コテ デュ ボワ
東京都下連雀1-14-5
○深大寺に来たならやっぱりそばを!
ここからさらに深大寺や国立天文台などへ向かうには、徒歩では少し厳しいと思われる。バスを利用した方がいいだろう。
深大寺はお正月ともなるとにぎわいを増す。参道のそば屋で深大寺そばや深大寺ビールを堪能するのも楽しい。大正時代に作られた国立天文台には富士山の絶景ポイントがあり、入場は無料。少し足を伸ばして訪れてみてはいかがだろうか。
※価格は全て税込
○筆者プロフィール: 木口 マリ
執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。 

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ちのパン
place
東京都三鷹市下連雀3-18-15
opening-hour
10:00-18:00
no image
Patisserie Cote du bois(パティスリーコテデュボワ)
rating

3.5

4件の口コミ
place
東京都三鷹市下連雀1-14-5 アクトオンII1F
phone
0422706052
opening-hour
10:30-19:00(L.O.18:30)
no image
甘味処たかね
rating

4.0

21件の口コミ
place
東京都三鷹市下連雀3-32-6 東急ドエルアルス三鷹103
phone
0422448859
opening-hour
10:00-19:00[たい焼き]11:00-1…
no image

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