東京なのに旅気分!? 青梅は猫と昭和レトロとB級グルメの街だった


2017.06.08

マイナビニュース

●梅グルメは必須! 春巻き風クレープって何だ!?
世界に名だたる大都市・東京は地図で見る通り長細く、都心部から離れるにつれ、これが東京なのかと思うほどのどかな風景へと移り変わっていく。そんな街のひとつ「青梅」は、猫と昭和レトロで知られているとのこと。食べ歩きグルメを探しつつ、日がな一日歩いてみた。
○都心から1時間で異空間に
JR中央・青梅線「青梅駅」は、新宿から1時間ほどの距離にある。たったそれだけの時間、電車に揺られるだけで、山々に囲まれた街にたどり着いた。駅に堂々と「昭和レトロの街」と掲げているだけに、ホームは昭和風であり、地下通路にはレトロな往年の映画看板が並んでいた。
青梅での散策のメインスポットは、線路と平行に走る旧青梅街道付近だ。距離にして400mほどの狭い範囲に見どころ、グルメどころがある。少し時間があったら江戸~昭和時代の建築めぐりや、一瞬で山奥気分になれる公園散策をしてもいいだろう。
○意外と豊富! 青梅B級グルメ
散策に欠かせないのは、やはりローカルなグルメ。まずは駅のロータリーにある観光案内所でマップを入手し、全体を把握してから出発したい。係の人にたずねると様々なスポットを丁寧に教えてくれる。もはや、ちょっとした街歩きではなくガチな観光だ。
●information
「青梅観光案内所」
東京都青梅市本町192
○青梅だけに、梅大福&青梅サブレー
一説によると青梅の名は、平安時代の武将である平将門が馬の鞭として使っていた梅の枝を土に挿したところ根が張り、青い実がなったことに由来しているという。そんな梅を象徴するかのような「梅大福」(255円)と「青梅サブレー」(120円)を、「和菓子まちだ」で見つけた。
●information
「和菓子まちだ青梅駅前店」
東京都青梅市本町130
このお店もそうだが、青梅のお店には店内(もしくは店先)で休憩できるスペースを設けているところがある。ゆっくり街巡りをしてもらいたいのだろう。また、訪れたお店の人々は、いずれもとてもフレンドリーで親しみやすい。人の温かさも青梅の魅力のようだ。
○やっぱり揚げもの「骨なしフライド」
街にはいたるところに映画の看板が掲げられている。それぞれ、設置するお店の店主が「この映画がいい」と、選んでいるそうだ。外国映画の看板が多いようだが、それと関係があるのかないのか、「シカゴチキン」という揚げ物屋は妙に魅かれるものがあった。
●information
「シカゴチキン」
東京都青梅市住江町64
○「春巻き風クレープ」は食べ歩きに持ってこい!
クレープは食べ歩きの定番だが、手が汚れたり食べにくかったりと、なかなか厄介な代物になってしまうことも多いのではないだろうか。「Berry」の「春巻き風クレープロール」は、それらの難題を見事に解決したクレープと言えよう。
●information
「Berry」
東京都青梅市住江町72-2
こうして食べ歩いている道中に、いくつかの観光スポットがある。今度はそんな観光スポットを巡ってみよう。
●至る所に猫ギャグが! レトロ三昧な街歩きは雪女サイダーとともに
○背筋も凍る「雪女サイダー」
青梅で最も代表的な観光スポットは、観光案内所でもらった割引チケット「昭和レトロ商品博物館」「青梅赤塚不二夫会館」「昭和幻燈館」の3館(セットで750円/割引チケット使用の場合)だ。「昭和レトロ商品博物館」は、映画『三丁目の夕日』に出てきそうなおもちゃや家庭の常備薬、駄菓子屋風景など、当時のいわゆる日常的商品が大量に展示されている。2階には青梅が原点とされる雪女にちなみ「雪おんなの部屋」がある。
向かいの通り沿いにあるのは「昭和幻燈館」だ。昭和の街の緻密なジオラマが展示されている。住民の姿は二足歩行の猫というのが謎だが、不思議と違和感がない。
赤塚不二夫会館の売店は入場料無料。歩き回って飲みものが欲しくなったら「雪女サイダー」(200円)を飲んでみたい。暑い季節は背筋がゾクゾクしてくる……かもしれない。
●information
「昭和レトロ商品博物館」
東京都青梅市住江町65
「青梅赤塚不二夫会館」
東京都青梅市住江町66
「昭和幻燈館」
東京都青梅市住江町9
○青梅は映画の看板と猫ギャグの街!?
青梅にはたくさんの映画の看板があるだけでなく、猫の街でもある。しかし、本物の猫は全く見かけない。代わりにあるのは猫のアートだ。それも、ちょっとウケを狙ったアートだったりする。
ちなみに、住吉神社は昭和幻燈館の隣にあるため、立ち寄ってみてはいかがだろうか。ただし、とんでもない階段を上る勇気があれば、の話である。青梅は丘陵にあり、見事に坂だらけの街だ。住吉神社はさらに高い位置にある。街の全景を見渡すのには格好の場所だ。
○東京にいながら旅気分
青梅は一見、少々さびれた雰囲気を漂わせていて、店舗のほとんど入っていないビルなども見かける。しかし、街中にある昭和の風景や、さらに古い江戸時代の建築などがあり、その街並みは素朴ながらも独特だ。
青梅駅周辺を目的地として歩いてもいいし、青梅の奥地にある霊山「御嶽山」での登山やラフティング、七福神を祀った神社仏閣での座禅や茶道体験などを併せて訪れてもいいだろう。東京都内にいながらちょっとした旅気分を味わえるのではないだろうか。
※価格は全て税込
○筆者プロフィール: 木口 マリ
執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。 

青梅観光案内所
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3.5

7件の口コミ
place
東京都青梅市本町192
phone
0428200011
no image
昭和幻灯館
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3.0

21件の口コミ
place
東京都青梅市住江町9
phone
0428200355
opening-hour
10:00-17:00

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