せっかく東京にいるならば!草間彌生美術館で世界観あふれる作品に出合おう♪


2018.11.22

レッツエンジョイ東京

奇抜な世界観と、“映える”撮影スポットが魅力!/草間彌生美術館
東京メトロの早稲田駅、神楽坂駅のほぼ中間に位置する「草間彌生美術館」。2017年10月1日に開館したこちらの美術館では、年2回の展覧会が開催されています。
今回は、展覧会「未来への我が展望をみてほしい-植物とわたし」(一般1,000円)が、2018年10月4日(木)から2019年2月28日(木)まで開催中。モデルの福原梨華さんが遊びに行ってきました!
1階はエントランスとグッズコーナー、2〜5階は展示スペース。
期間中は、草間彌生の重要なモチーフである「植物」を扱った作品群35点をもとに、その創作の世界を楽しむことができます。まず目に飛び込むのが、エントランスにある1つ目の作品『黒い花』。バツグンの存在感に圧倒されます!
代表作の数々を、静けさ漂う空間でじっくり楽しむ
次に2階の展示コーナーへ。
2階のギャラリーに展示されているのは、期間展示となる初期から2,000年までに制作された作品たち。こちらのフロアは撮影NGのため、じっくりと目に焼き付けましょう。
初期の代表作である『残夢』。
日本画の技法で描かれたシュルレアリズム性に、現在の作品のルーツを感じます。
草間さんが幼少期から「太っ腹の飾らぬ容貌」に興味を抱いていたという『かぼちゃ』。
さらに進むとミラーを使ったレリーフ『シャングリラの鏡』があるなど、見所が満載。
代表作が並ぶ贅沢な空間に、心にじんわり感動が広がります。
爆発的なアートのパワーにエネルギーを貰う
3階のギャラリーには、壁一面にぐるりと大型アクリル絵画の連作『わが永遠の魂』が!爆発的な色彩と、具象と抽象の織り混ざったダイナミックな表現は圧巻。
こちらは期間展示で撮影NGのフロアですが、必見の作品群ですよ。
550点を超える同シリーズの中から、今回は15作品が展示されています。
エネルギーに溢れた作品ばかりで、囲まれているだけでパワーが満ちてくるようです。
注目は、中央に設置された小型のミラールーム。
中を覗くと、丸いミラーに壁の作品と自分が混在するエキセントリックな異世界が広がります。友達と一緒に覗いて、この感動を共有するのも楽しい!
フロアの端には、ぽってりとしたかぼちゃのオブジェが。
細部に至るまで草間ワールドを楽しめます。
フォトジェニックに暗闇に瞬く、黄金のかぼちゃ畑
さらに4階に上がると、去年できたばかりの最新のミラールームが登場。こちらは、撮影も可能です。
小さな暗い部屋に、2分間ずつ6名で入室します。
時間の経過と共に、色や明るさが変化するのがおもしろい!
暗闇に瞬くかぼちゃは幻想的で、まるで宇宙に浮かぶかぼちゃ畑にいるよう。目にも写真撮影にも焼きつけましょう!
屋上にある、インスタ映えスポットでの撮影はマスト!
夢見心地で吹き抜けのある5階に上がると、現れたのは大型のかぼちゃのオブジェ!
うれしいことに、撮影も可能。
インスタ映えする一枚をお友達と撮り合って、ぜひSNSにアップしましょう!
隣にあるブックコーナーでは、今までの作品群を見ることができます。
世界に点在する作品の数々を眺めながら、「次はどの展示を見に行こうか」とお友達と話す時間も楽しいものです。
1階のエントランスに戻るには、エレベーターで。乗り込むと、なんとこちらにも水玉模様が!
実は、トイレの壁も同じ模様。館内の隅々にまでアートが散りばめられていて、楽しいですね。
エントランスに戻ったら、気になるグッズコーナーをチェック!
代表的モチーフであるかぼちゃのポーチ(手前10,000円、奥45,000円)を発見。
作品がそのままプリントされたスカーフ(30,000円)は、プレゼントにも喜ばれそう。
独特なイラストがかわいい「パンプキンクッキー」(1,000円)は、特に人気が高いとのこと。ぜひ記念にゲットを。
芸術の秋にぴったりな美術館で貰う、刺激とエネルギーアトリエのようで親しみやすいと評判のこちらの美術館。入館にはウェブページからの予約が必須。少し前までは予約困難なほど人気だったそうですが、現在は入館可能人数を増やし、以前よりも予約が取りやすくなったそうですよ。
ぜひこの秋、草間彌生美術館に足を運んでみては?エネルギーに溢れたアートにパワーを貰える、充実感のある休日を楽しめるはずです。
草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
電話番号:03-5273-1778
営業時間:木~日、祝 11:00~17:30 ※日時指定の予約・定員制(各回90分) ※毎月1日10:00(日本時間)に美術館webサイトで翌々月分のチケット発売開始 ※当日券はなし、チケットは美術館webサイトのみで販売。詳細はHPで確認を
定休日:月~水曜
最寄り駅:早稲田/牛込柳町

◆菊原梨華 カタログやサロンのモデルなど活躍の幅を広げる。カフェなどが好き。

取材・文/大下 杏子
※2018年11月18日現在の情報です。価格はすべて税込です。内容は変更になる場合があります。 

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草間彌生美術館
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東京都新宿区弁天町107
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