【京都スイーツ】南禅寺スグの町ケーキ!昭和懐かしい『レモンケーキ』健在☆「アマンド」


2023.04.02

Kyotopi

おおきに~豆はなどす☆今回は左京区天王町にある昭和懐かしい町のケーキ屋さん。今では絶滅危惧種的『レモンケーキ』も健在。昭和懐かしい佇まいの町のケーキ屋さん左京区、南禅寺にもスグの場所。白川丸太町通の天王町交差点にたたずむ一軒の見るからに古い昭和懐かしい洋菓子店『アマンド』。前からずっと気になっていたお店で、知り合いからもここの話を聞いていてやってきました。
今では絶滅危惧種の昭和懐かしい洋菓子を販売し、中でも今ではほとんど見かけなくなったバタークリームを使ったケーキがある、との友人談。実際には今では販売していません、とのことでしたが。
それでも、昔はそれぞれの町にご近所さん御用達の洋菓子店があり、お誕生日やらクリスマスにはなじみのお店で予約し、家族で食べた記憶って誰しもあるように思います。私にもそういうお店があったのですが、知らぬ間に廃業していて、今となってはそんな昭和懐かしいケーキ自体手に入らない現状。
ですが、こちらのお店の前を通りかかるたび、外から中の様子をうかがうと、昭和そのものを感じるようなケーキが並び、ようやく初訪。店内はこじんまりとした空間の中央にショーケースがあり、種類こそ少なめですが見るからに懐かしい風貌のケーキが並んでいます。
そして、ちょっとした応接セットというか、そんなスペースもあり。ゴムの木ですかね。観葉植物にも時代時代でトレンドがあり、それすらも懐かしく思えたり。ゴムの木がブームな時代ってありましたね(笑)
わりと年配の女将さんが接客されていましたが、この地で営業4~50年ほどとおっしゃってましたかね。古いお店であること変わりなく。ケーキと言えばいちごのショートケーキが王道で、こちらにも。他、モンブランやショコラなどホール状のものをカットしたような、造りとしてはシンプルなものが中心。他、ロールケーキや洋酒を浸み込ませたであろうブランデーなど。あと、プリンも。
中でも今となっては懐かしさしかないレモンケーキも。最近巷で復刻版のようにレモンケーキを提供するお店もあります。あと、マドレーヌは今もパッケージにこだわった現代風のものを個人店でも見かけますが、こちらにもあります。あと、クッキー類がなんとも懐かしいというか。型抜きやブロック生地をカットして成形するのではなく、絞り袋に柔らかい生地入れて天板に落とし、シンプルに焼いたラングドシャ。形がそれぞれ均一ではない素朴なクッキーの袋詰め。ゴマ入りもあります。で、今回はラングドシャ630円、マドレーヌ140円、レモンケーキ140円を購入。
まずは一番食べたかったレモンケーキ。
パッケージはわりと最近のデザインという印象。私の思い出にあるレモンケーキは黄色い不織布でキャンディー状に包まれていたものがすぐ思い浮かびます(笑)で、ケーキ自体は想像どおり(笑)
楕円形のケーキにうっすらレモン色のクリームがコーティング。中はスポンジ生地になっていて、構造としては至ってシンプル。
で、一口。
わりとふわふわとしたスポンジ状で軽め。それを甘いレモンクリームをアクセントに食べる感じです。酸味はほとんどなくレモン感もうっすらとした印象ですが、それこそがレモンケーキだったような(笑)ホワイトチョコレートがベースみたいです。次にマドレーヌ。パッケージのデザインがちょっと懐かしい感じですが(笑)
こちらも空気をわりと含んださっぱりとした味わい。それを思うと、最近のマドレーヌのバターリッチでこってり仕上げなのと対照的。クッキーは甘さ控えめで生地のキメ細かめのサクサク食感。こちらもさっぱりとした味わい。
一括りに昭和懐かしといっても、やはりお店によってその味わいが違うんでしょうね。私の思い出の味ともまた違いましたが、どこか懐かしさを感じることは間違いないお店。この影響で、一気に昔の記憶がよみがえりました。
今ではスイーツ店もより専門性に優れ、かつては手に入らなかった食材を使用するものもあり、スイーツの目覚ましい進化ぶりを感じるほど。その原点に立ち返るような味に出会えるお店ですね。ヨ~イヤサ~♪詳細情報名称:アマンド
場所:京都市左京区岡崎東天王町24
電話:075‐751‐0215
営業時間:9:00~21:00
定休日:不定休 

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アマンド
place
京都府京都市左京区岡崎東天王町24
phone
0757510215
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