【京都御朱印】『海の京都』舞鶴の西国三十三所巡礼古刹☆登山感覚で訪れたい「松尾寺」


2022.04.01

Kyotopi

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府舞鶴市にある西国三十三所巡礼古刹。山の中腹に立地し、古い佇まいが荘厳な雰囲気を醸すお寺。若狭湾を望む青葉山中腹に位置する西国三十三霊場の古刹京都府舞鶴市。通称『海の京都』として知られるエリア。この日、西国三十三所巡礼の古刹『松尾寺』を参拝しようとやってきました。公共交通機関を使うとすれば、JR小浜線の松尾寺駅を下車して山手に向かって歩くと徒歩1時間ほどかかる道のり。地道に歩いてアクセスする方が昔の人の巡礼スタイルに近く、その実感を味わえるというもの。ですが、今回は車でアクセスしました。
真言宗醍醐派の寺院。山号は青葉山。西国三十三所第29番札所にあたります。、三十三霊場の中で唯一、馬頭観世を御本尊とし、滅罪生善はもとより、農耕水産の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通、更には広く競馬関係者の信仰をあつめているお寺。江戸時代再建の仁王門をくぐり、かなりの古さがうかがえる石段をのぼり本堂へ。
寺伝によれば、和銅元年(708年)唐から渡来した威光上人の創建。双耳峰の青葉山が唐の霊験ある馬耳山と類似し、ここで馬頭観音を感得したことから草庵を結び、馬頭観音像を安置したのが創始とされています。
元永2年(1119年)には鳥羽天皇が行幸、寺領4千石を給い、寺坊は65を数えて繁栄。その後、度重なる火災に遭い、その都度、細川幽斎や京極家によって復興。お手水。この辺りは名水の里としても知られ、すぐ近くには大杉の清水や名水利用のカフェもあります。本堂。
江戸時代に再建。現在の本堂は丹後田辺藩・牧野英成により享保15年(1730年)に修築。そして御本尊の馬頭観音菩薩は秘仏で、御開帳は西国巡礼の中興の祖・花山法皇の一千年忌記念2008年(平成20年)~2010年(平成22年)に実施され、実に前回から77年ぶりの御開帳だったとか。なので、次の御開帳はまたしばらくないでしょうね。
それにしても、この鄙びた古刹の風情と境内の建物の配置やその建築様式に、その時代の様子が偲ばれます。渡り廊下の先には大師堂。まだ雪が残っていました。その裏手に青葉山の登山道があります。福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがり、標高は693メートル青葉山。東峰と西峰の2峰からなる双耳峰で、かつて火山活動によって出来た山。その美しい山容から別名「若狭富士」とも呼ばれ、山頂からは若狭湾を望む絶景が広がるんだとか。そして、御朱印も。
今回はお寺の参拝で訪れ、そもそも舞鶴で登山をする発想は浮かびませんでしたが、また機会あればぜひ登山で訪れてみたいな、と思いました。詳細情報名称:松尾寺
場所:京都府舞鶴市松尾532
電話:0773‐62‐2900
公式サイト:http://www.matsunoodera.com/ 

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松尾寺(西国三十三所第二十九番札所)
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4.0

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place
京都府舞鶴市字松尾532
phone
0773622900
opening-hour
8:00-17:00
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