【京都パン】侮れない美味しさのもち肌食パン☆地元で愛される町ベーカリー「パンメリー」


2022.03.07

Kyotopi

おおきに~豆はなどす☆今回は山科区音羽にある地元民御用達の昔ながらのベーカリー。とはいえ、創意工夫を凝らしたパンたちは侮れない美味しさ。しっとりもち肌食パンは生食でも◎山科区音羽、外環状線少し東に入った一角。ここに昔からこの界隈で愛されるベーカリー『パンメリー』があります。あまり山科エリアのパン屋さんをこれまで紹介してこなかったので、こちらはどうかと。以前こちらのパンを何度か食べたことがあり、素朴ながら美味しいパンたちが印象的で。おおよそ、ガイドブックや観光客向けに紹介されることはほとんどないパン屋さんですが、地元民に確実に愛されているお店。この時は昼前でしたが、店からはパンを焼くいい香りが外まで漂っていました。店内はこじんまりとしたスペース。わりと年配のご主人が一人でパンを焼いておられることもあるのか、種類はそれほど豊富というわけではありませんが、主に昔懐かしいタイプのパンが並んでいます。陳列スタイルも町のパン屋さん的風情。こんなサービスもご近所さん仕様と言いますか。
こちらでパンを買うと、パン耳をサービスでいただけます。ひと家族で2袋まで。遅い時間帯だと当然ありませんが、この時1袋だけ残っていました。こんなサービスやっているパン屋さんって、昔はよくありましたが今時ないような。今ではどこでも安価ながら有料だったりします。そして、サンドイッチ類が人気で、ほかのおかずパンや菓子パン系との比率を考えても、種類豊富にあります。玉子サンドもゆで卵系と玉子焼き系の2種類あり、さらにちょっとオリジナリティーあふれるものとして、にんじんラペとたまご焼きのサンドなども。けっこう年配のご主人なんですが研究熱心ですね。
で、今回はこの3種を購入。角食パン326円、にんじんラペとたまご焼きのサンド233円、レーズンコッペの練乳バターサンド165円で合計724円。最近の相場を考えると、かなりお財布に優しい印象。さらに、パン耳ももちろんいただきました(笑)パン耳好きなので。焼いて食べたり、料理に活用したり、その用途はいろいろあります。ありがたいです。まずは角食パン。
こちらの食パンは焼いてももちろん美味しいんですが、そのまま生食しても十分美味しい食パン。キメの細かい生地でとても柔らかく、もち肌なのがその特徴。トーストすると外側カリっと、中もっちりで加水率多めのしっとり感。口溶けもよく、町のパン屋さんとはいえ侮れない美味しさ。そんな美味しい食パン使用のサンドイッチ。じつは定価243円でしたが、こちら具が少し少ないということで10円引きになっています(笑)細かいところに良心さがうかがえます。手づくりなので、もちろん当日消費。考えてみると、この取り合わせとこの色目のサンドイッチってちょっと斬新ですね。まずは玉子サンド。少し甘めの玉子焼きが柔らか仕上げでホロリと口の中で溶け、優しい味わい。喫茶店の玉子サンドを限りなく再現したような。さらに注目のにんじんラペサンド。
これは面白い味わい。オレンジマーマレードが塗られたパンにレモン、オリーブオイルを使ったラペとレタス。柑橘系のフレッシュでほのかな甘みも感じ、驚きの美味しさです。何より、食パンが美味しいので何挟んでも基本美味しいというか。そして、興味津々のこちらレーズンコッペの練乳バターサンド。
レーズンを練りこんだ生地を焼き上げたコッペパンに練乳バターを挟んだもの。これはヤバい美味しさです(笑)もしかしたら、あんバターサンドに次ぐ間違いのない組み合わせパターンになりうるような。レーズンの自然な甘みと酸味が練乳バターと相まって、個人的にはあんバターよりいいかも、と思えるような組み合わせ。こう言っては何ですが、年配のご主人なんですがチャレンジャーやなぁと。
美味しいパン屋さんってつい街の中心の小洒落たパン屋さんがひしめくエリアにあるものと思ってしまいがちですが、こんなご近所さん仕様のパン屋さんでもそれに引けを取らない美味しいパンに出会えるとは。灯台下暗しというか穴場中の穴場というべきか。ガイドブックに載らずとも、知らないだけでそんなお店がまだまだ市内にあるのかもしれませんね。
ヨ~イヤサ~♪詳細情報名称:パンメリー
場所:京都市山科区音羽西林1−3
電話:075‐595‐0987
営業時間:7:00~18:00
定休日:日曜日 

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パンメリー
place
京都府京都市山科区音羽西林1
phone
0755950987
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