【新店】京都駅に6月オープンの青森煮干し系ラーメン☆京都拉麺小路「長尾中華そば」


2021.06.19

Kyotopi

おおきに~豆はなどす☆今回は下京区京都駅ビル専門店街。全国の人気ラーメン店が一堂に会する京都拉麺小路に6月10日オープンした青森が誇る煮干し系ラーメンの名店。京都初上陸☆津軽の煮干し系ラーメン下京区、伊勢丹京都の南側にある京都駅ビル10階。ラーメン好きが集う『京都拉麺小路』。
地元京都で有名なラーメン店をはじめ、全国津々浦々の名店が一堂に会す場所。この日、伊勢丹で買い物中のランチ時、久々にやってきました。しばらく来ない間にお店も入れ替わり、食べたことのないラーメンも。そんな中、先週の6月10日にオープンしたこちらのお店。青森県津軽の煮干し系ラーメン「長尾中華そば」が京都初上陸とのこと。個人的に青森が大好きでこれまで何度も旅行し、昨年も青森を訪問しましたが、煮干し系ラーメンが有名と知りつつ未だ本場で食べたことがなく。それが京都でも食べられる、というので興味津々。
青森でラーメン、と聞いてピンとこない方もいるかもしれませんが、その歴史は古く、もともと蕎麦屋でも中華そばが提供されていたことから、津軽そばがそのルーツではないか、と言われています。
開店祝いのお花も飾られていました。その流れから、青森ラーメンと言えば、煮干し系が特に全国的に知られていますが、中には例外的にフュージョン系の有名店もあったりしますが(笑)
その特徴をさらに大きく分けると2つ。煮干し・焼干しを用いた澄んだ醤油スープの王道系と濃厚魚介スープの濃厚煮干し系で、ここ長尾中華そばではそのどちらも提供するお店なんだとか。入店前に食券を買うスタイルですが、メニューはこちら。王道系や濃厚煮干し系、さらに醤油感の効いたブラック系も。
今回、王道にするか濃厚煮干しにするかかなり迷いましたが、まずは王道系からと、定番の津軽ラーメンあっさり並800円をチョイス。季節限定メニューにまぜそばもあります。そして、こちらの麺は全国的にも知られる京都が誇る製麺所『麺屋棣鄂』の麺を使用。まあ、間違いのない美味しさです。
青森のお店では、きっと地元製麺の麺を使用されていて、麺もチョイスできるみたいですが、ここ京都では最適な美味しさを演出できる麺があらかじめ設定。こじんまりとした店内はボックス席ありカウンター席あり。カウンター席に案内されました。どこのラーメン店でも現在コロナ対策で両サイドにパーテーションあったりしますが、ここでも例にもれず。アメニティーシンプルで、七味、一味とうがらし、白、黒コショウ。有名店なので、ネットでも購入できるようですね。そして、しばらくすると、比較的小ぶりのどんぶり鉢で登場。一瞬、うどんか?と思えるような、そんな面構えでもある王道系あっさりラーメン。澄んだスープに中太麺、具材には中央に大きなお麩、メンマ、チャーシュー、青ネギが。まずはスープ。全く脂的なものが確認できない、澄み渡る黄金色のスープ。で、味はやはりうどんそば出汁のような優しい味わいで、最後後味に煮干しの風味。全国各地の選りすぐりの煮干しを使用し、絶妙な配合で調整された煮干しと水でとったスープとか。実際、鶏や豚といった畜肉系の味は感じられず、ただただ魚介系のようです。そして、モチモチの中太麺。シコシコでいいコシもありスルスルと食べられる、こちらも和風感すら感じられる麺。
麵とスープを食べた限り、私のラーメン体験から例えると、系統的にちょっと兵庫県姫路のえきそばを思わせるような、そんなあっさり感。でも煮干しの後味は青森ならではの特徴。わりと濃いめの味の野趣あふれるメンマ。歯ごたえはソフト。もも肉チャーシューはこの澄んだスープに合わせたような、いい親和性。噛みしめると、独特の風味もかもすチャーシューの味。お麩は完全に和風ですね(笑)スープがほぼほぼ和風出汁のような味わいなので、こちらもよく合います。味変に、これなら七味や一味もうどんそば感覚で合うだろうな、と思いつつ、黒コショウで。ぐっとラーメンらしく。もちろん、完食完汁でゴチ!これだけ澄んだスープなので、完汁しても全く罪悪感なし(笑)サイドメニューにご飯ものつけてもよかったような。
今回は王道系をいただきましたが、次回必ず濃厚煮干し系を試したいな、と。煮干し系ラーメン好きには要チェックの新店ですね。
ヨ~イヤサ~♪詳細情報名称:長尾中華そば(京都拉麺小路内)
場所:京都市下京区東塩小路町901 京都駅ビル10階
電話:075-365-5070
営業時間:11:00〜22:00
定休日:京都拉麺小路に準ずる
公式サイト:http://www.naga-chu.com/top/ 

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