おおきに～豆はなどす☆今回は北区上賀茂、北山通沿いビルにあるロシア＆ジョージア料理を提供するカフェ。テラス席もあり心地よい空間でランチが楽しめます。ロシア＆ジョージア料理が楽しめる穴場カフェ※以下、非常事態宣言発令前の様子になります。北区上賀茂、北山通沿い。すぐ近くには賀茂川や半木の道、植物園もあり、緑豊かな場所。
その賀茂川、北山大橋の東詰にあるデザイナーズビル。一瞬、安藤忠雄建築か？とも思えるコンクリート構造のような建物。その建物の2階。ちょっと迷路のような階段を上ったこちらのお店。以前から気になっていたお店。今回はランチをいただきにやってきました。ロシア＆ジョージアの家庭料理を提供されているカフェ。京都ではレアなジャンルの料理。個人的にジョージア料理に興味があった時期に、なんとなくお店の存在自体は知っていましたが、今回初めての訪問。店内は意外と広々としていて、自然光も差し込み、明るく開放的な空間。バーカウンター席とテーブル席があり、アンティークですかね。使い込まれた感じのテーブルと椅子がモダンな建物の中に和む雰囲気。
さらに、わりと広めなテラス席もあり、この時他のお客さんは皆テラス席利用でした。店内には、ゆっくり過ごせるような書棚があったり。さらに、ロシアらしい人形や置物がそこここに飾られていて、ここでも購入可能なものもあり。棚にはチェブラーシカを発見。久々に見ました（笑）とりわけ、居心地のよさそうな光の差し込む窓際の丸テーブルを発見し、陣取る。くつろぎ度大な椅子に深々と腰かけて。テーブルにはチビマトリョーシカ調の楊枝差し。そして、メニュー。こちらはランチセットのメニュー。メインの麺類、ごはんものにサラダやスープ付。さらにプラス200円でドリンクも。さらにどっぷりとロシア料理を堪能したければ、ロシア料理の代表的メニューであるボルシチ＆ピロシキ2個をメインとしたロシアセットも。単品メニューも充実していて、さらにロシア料理以外にジョージア（グルジア）料理も。
さらにワインが充実していて、中でもジョージアワインが数種類。ジョージアはワイン発祥地として知られ、世界無形文化遺産にも登録されています。
今回はいろいろと迷いつつ、そばの実ピラフランチにロシアンティープラス1050円のランチセットをチョイス。さらにピロシキを食べたかったので、単品で1個200円追加。具材は3種類あり、ひき肉とゆで卵をチョイス。しばらくして登場した、そばの実ピラフランチがこちら。こちらは創作的和風ピラフになりますが、ロシアでポピュラーなそばの実をきのこと一緒に醤油ベースの和風な味付けに仕上げたピラフ。それにサラダとスープ。彩りがとてもいいですね。そこに、単品で追加したピロシキ。わりとバランスよくいろいろと。スープはベーコンと玉ねぎのシンプルなコンソメベース。ベーコンからいい出汁が出ています。そして、ピラフ。きのこはマッシュルームとしめじが入っています。ご飯にはそばの実がブレンドされていて、時折噛むとプチプチとした食感。ちょっと玄米を食べているような。醤油ベース、そしてバターですかね。きのこと炒められていて、なじみある味わいですが、フレッシュトマトやディルの効果でさわやかさも。ビーツのマリネ。これが美味しかった。最近京都でもビーツをつくる農家さん増えましたね。フレッシュのビーツならではな歯触りと、いい酸味のマリネ。ピロシキは揚げドーナツのような、生地はもっちり、外側カリッと。中から炒めたひき肉、ゆで卵のみじん切り。わりとガッツリとしたジューシーさ。そして、最後にロシアンティー。ジャムにはイチゴ、ブルーベリー、ラズベリーが入っています。そのまま食べながら紅茶を飲んでもいいし、中に入れてもいいとのこと。こういう楽しみ方がロシア的ですよね。何よりも、こちらの女性店主さんの控えめでおだやかな雰囲気と、ロシアらしいインテリアに囲まれたこの空間に癒されるというか。スーパー銭湯に例えると、ぬる湯が心地よすぎて風呂から出られなくなるような、長居したくなるような（笑）
お店では黒パンやスイーツ類も販売されていて、買っていくお客さんも。北山散策に疲れた時にふと立ち寄りたくなるような穴場的お店でした。
ヨ～イヤサ～♪詳細情報名称：カフェ ヨージク
場所：京都市北区上賀茂今井河原町66 Tree's Bldg. 2F
電話：075-722-8087
営業時間：11:00〜21:00 (20:00 L.O.)
※新型コロナ感染予防のため時間変更の可能性あり
定休日：月曜日、第１・３火曜定休
公式サイト：http://www.panographer.net/yojik/
