本日、6月10日は「路面電車の日」です! なんでも、「ろ(6)でん(10)」(路電=路面電車の略)の語呂合わせから、記念日に制定されたんだそう。 そんな路面電車の日にぴったりのおでかけ先として、東京都が誇る路面電車・都電荒川線のあじさいスポットを今回はご紹介します。 レトロな雰囲気が漂う「都電荒川線」って? 東京で2路線しかない路面電車の1つ「都電荒川線」。早稲田駅から三ノ輪橋駅まで走る都電荒川線は、車窓からどこか懐かしい風景を眺めることができるので、東京の中にいながらタイムスリップしたような気持ちになれます。 都電荒川線を満喫するためにたくさん乗り降りしたい!という方におすすめなのが、都電のみで使用できる1日乗車券。400円で購入することができるので、3回以上乗り降りすれば元を取ることができます。(都電荒川線の乗車料は一律で170円。) 飛鳥の小径(王子駅前駅) 最初にご紹介するのは、都電荒川線沿いで最もあじさいが綺麗なスポット「飛鳥の小径」。王子駅前駅から徒歩1分ほどの場所にあり、JR京浜東北線の線路沿いに青や紫、ピンク、白など色とりどりのあじさいが咲き乱れています。 飛鳥の小径は、場所によっては大人2人分ほどの幅しかない小さな道。そんな小さな道に、1300株・50種類以上のあじさいが350mにも渡って群生しています。多くの人がその美しさに足を止め、カメラで写真を撮影していました。 甘泉園公園(面影橋駅) 区立唯一の回遊式庭園「甘泉園公園」。面影橋駅から徒歩3分ほどの場所にあり、無料で入れる日本庭園です。園内に一歩足を踏み入れると、都会の喧騒から離れることができます。 園内のあじさいは1ヶ所に群生しているわけでなく、園内のあらゆるところに10株ほどの集まりでポツポツと咲いています。普通のあじさいだけでなく、ここでは色とりどりのガクアジサイにも注目してみてください! 新庚申塚駅構内(新庚申塚駅) 都営三田線「西巣鴨駅」近くの「新庚申塚駅」。早稲田行き方面の新庚申塚駅のホームの端にひっそりとあじさいが咲いています。 新庚申塚駅のホームからは、都電荒川線のトラムとあじさいのコラボを眺めることができます。私が訪れた時は、一部のあじさいは地面に垂れてしまっていましたが、多くはホームとは思えないほど綺麗に咲いていました。 栄町駅近くの踏切(栄町駅) 都電荒川線のちょうど真ん中付近にある「栄町駅」。繁華街というよりも住宅が多い栄町駅から梶原駅方面に歩いて行く途中にある踏切に、真っ白のあじさいが綺麗に咲いています。 決してたくさん咲いているわけではありませんが、ここでも都電荒川線のトラムとあじさいのコラボを見ることができます。 町屋駅前駅近く(町屋駅前駅) 京成線と千代田線との連絡があるため、多くの人が乗降する「町屋駅前駅」。町屋駅前駅近くの線路沿いにはバラを中心に多くの花が咲いています。 あじさいは三ノ輪橋方面の線路沿いに咲いています。1箇所にまとまっているものの、青や紫など色にバリエーションがあるのが町屋駅前駅のあじさいの魅力です。 大塚駅前駅近く(大塚駅前駅) バラとあじさいと都電荒川線のトラムのコラボ写真を狙うことができる「大塚駅前駅」。大塚駅前駅の近くにも町屋駅前ほどではないですが、バラや色とりどりの花が咲いているんです。 停留場に近く、電車が停まっている状態で写真撮影ができるのでカメラ初心者にもおすすめのスポット。決してあじさいの株数は多くないですが、素敵な写真を撮ることができますよ。 あらかわ遊園近く(荒川遊園地前駅) 最後は、小さい子どもに人気の遊園地「あらかわ遊園」。そのあらかわ遊園に行くまでの道の途中にあじさいが群生しているスポットがあります。荒川遊園地前駅からあじさいスポットまでは徒歩2分ほどです。 株数は多くないものの、真っ白のあじさいやガクアジサイなどあじさいの種類が豊富です。時間がある方はふらっと立ち寄ってみてくださいね。 路面電車の日は都電荒川線であじさいを見に行こう! 以上、都電荒川線沿いのあじさいスポットをご紹介しました。 今年は暖かく、あじさいの開花が例年よりも早いと言われています。本来は6月中旬〜7月上旬に綺麗に見られるあじさいですが、もうすでに見頃を迎えている場所も多くあるので、路面電車の日の今日、都電荒川線沿いのあじさいスポットを訪れてみてはいかがでしょうか?
400円で、都電荒川線沿いのあじさいスポットを巡る旅
2018.06.20
itta