【取材】貸切露天風呂「ガゼボ」で絶景温浴が叶う、伊豆北川の老舗旅館で再発見する宿の魅力


2023.03.19

一休コンシェルジュ

1958年に伊豆北川で創業以来、多くのゲストに愛され続ける全室オーシャンビューの温泉宿「望水」。ムーンロードの神秘的なパワーに癒される絶景貸切露天風呂「ガゼボ」や、まるで海の上にいるかのような開放感を味わえるラウンジ、きめ細やかなおもてなしなど、魅力が盛りだくさん。時代に合わせて常に変化しつづけるお宿は、ゲストの心を掴んで離しません。今回一休コンシェルジュ編集部では、2022年末にリニューアルした「プライベートガゼボ」と5階客室フロアを中心に、“新しい「望水」の滞在スタイル”を取材させていただきました。絶景ラウンジでの時間を充実させる「おもてなしカフェ」最上階に位置し、相模灘を見下ろすラウンジ「波の舞」。早めに到着して絶景を望みながらチェックインの時を待つゲストもいるという人気の空間で、2022年11月には新しいサービス「おもてなしカフェ」が始まりました。全ての宿泊者が無料で利用でき、日の出タイム(日の出~8:00)、モーニングタイム(8:00~11:00)、アフタヌーンティタイム(16:00~19:00)、ナイトタイム(19:00~21:30)の4つの時間帯ごとにちょっとずつ異なるドリンクやスナックを楽しめます。海にせり出すような造りのラウンジで、まるで海の上を漂う船にいるかのような感覚を覚えるでしょう。軟湯での温浴をゆったり満喫できる、リニューアルした和の「ガゼボ」「望水」の自慢の1つと言えば、貸切露天風呂を備えた非日常空間「ガゼボ」。昨今の高級旅館としては珍しく、全33室どのお部屋にも露天風呂を備えていませんが、訪れる人が絶えないのは、この「ガゼボ」が人々を魅了してやまないからでしょう。無料で利用可能な4つの「プライベートガゼボ」、1室90分事前予約制・有料で利用できる2つの「プレミアムガゼボ」など計6つの中から、今回は2022年12月にリニューアルオープンした「プライベートガゼボ」の「浮舟」と「さゞ波」の2つを見せていただきました。「浮舟」は、もともとドライサウナを備えていましたが、今回のリニューアルを機に敢えてサウナを撤去。四角い湯船と寝椅子があるリビングタイプへと進化しました。コンセプトは、“温浴を楽しむ”。湯船の4面それぞれに腰かけを設け、よりゆったりと温浴ができる仕様に。少しでも色々な方に快適な湯浴みを楽しんで欲しいとの想いから、手すりも設置しています。手すりがあるだけで、出たり入ったりする際の快適さが段違いですよね。よく冷えたミネラルウォーターと黒豆茶も湯船のそばに完備。長湯をする際は、しっかり水分補給をしましょう!タオルやバスローブも用意されているので、お湯に浸かったり寝椅子で休憩したり、思い思いの時間を過ごせますね。次に拝見した「さゞ波」は、丸い形の湯船とワイドチェアのあるリビングタイプ。こちらももともとついていたミストサウナは取り除き、リビングスペースを充実させました。「浮舟」も「さゞ波」もブラウンを基調とした和モダンな造りですが、微妙に設えが異なるため、違った雰囲気です。丸型の湯船にもそれぞれ側面に段を設けているため、自分のペースで温浴を堪能しながら「浮舟」とは異なる、松の木と海の景色を楽しんで。「ムーンロードダイニング」を体験できる特別なお部屋も!次は、フロア全体をリニューアルした5階へ。全室オーシャンビューなので、日没後数十分だけのブルーアワー、日の出の数十分だけのゴールデンアワーが見られます。2つのマジックアワーの時間帯には、日常ではなかなか体験できない美しい空の景色に圧倒されるでしょう。5階のフロアにあるお部屋の名前は、客室から見える景色に存在する色を日本の伝統色に当てはめてつけているそう。今回は「紫」、「藤」、「薄紅」の3タイプを見学させていただきましたが、中でもおすすめは「和室スイート(12.5帖+リビングルーム)」の「紫」というお部屋です。まずお部屋に入ると、様々な青が広がる美しい海と空の眺めに圧倒されます。このお部屋に泊まるならぜひ体験したいのが「ムーンロードダイニング」!月が輝く満月の夜、ムーンロードと共に夕食を味わえるのは、全33室中「紫」のお部屋だけ。窓側にセッティングされたダイニングチェアに腰をかければ、ムーンロードが広がる美しい海と満月のコントラストを望みながら夕食を楽しめ、非日常感溢れる時間を過ごせるでしょう。1組2名限定の提供なので、ムーンロードカレンダーを参考に早めの予約がおすすめです。リビングのテレビもcrotta TVにアップデート。館内の設備の情報や周辺の観光情報をチェックできるようになった他、8階のショップ「伊豆生活」の商品を客室でも購入可能になりました。さらに注目なのは、周辺のレストラン情報。宿のスタッフが実際に取材して紹介しているものもあるとか。ここならではの情報が色々と詰まっているので、ついつい読んでみたくなりそうです。「紫」のお部屋では、冷蔵庫のドリンクも全て無料。ニューサマーオレンジドリングなど、伊豆ならではの飲み物が用意されているのも嬉しいですね。※ミニバーは別途有料次に拝見したのが、「和室ジュニアスイート(10帖+4.5帖)/3~5F禁煙室」の「藤」のお部屋。本間がゆったりしている造りなので、カップルや家族など様々な滞在シーンで活躍しそうです。海に面した広縁には、ソファやチェアをそれぞれ用意。遮るもののないオーシャンビューを満喫できます。最後に拝見したのは「和室スタンダード(10帖)/3~5F・禁煙室」の「薄紅」のお部屋。こちらは10畳の清々しいお部屋。海に面した広縁にあるチェアで寛ぎながら、季節や移り行く時間で変わる海の景色を楽しみましょう。「望水」がセレクトする伊豆の魅力が詰まったショップ「伊豆生活」白を基調とし、がらりと印象が変わったお土産スペースへ。2022年8月にオープンしたショップ「伊豆生活」は、宿がプロデュースをするセレクトショップ。伊豆のものを中心に、宿が本当に魅力的だと思う逸品を集めています。伝えたい、広めたいものや、実際にお泊まりいただいたお客様からの反響もよかったものを販売しているそう。店頭では、スパ「HEAVENLY SPA GECCA」で提供するスパスイーツとして生まれた「ニューサマーオレンジピール」や、ランチでもおなじみの「黒米うどん」、朝閑坐で使われている「閑坐ウェア」など、多様なジャンルの商品を販売しています。https://izu-life.jp/また「レシピ」のページでは、実際に「伊豆生活」で購入した商品のお家でのアレンジ法など、料理長がおすすめする食べ方も紹介。実際に購入したものの活用方法が広がるのは嬉しいですよね!商品のQRコードからもレシピに飛べるので、ページ探しに迷うこともないです。今回は、新しくなった2つの「プライベートガゼボ」、5階の客室フロア、セレクトショップ「伊豆生活」、ラウンジ「波の舞」の新サービス「おもてなしカフェ」を取材させていただきました。より良いおもてなし、滞在時間を提供したいという想いから常に進化を続ける伊豆北川の老舗宿「望水」。1度ならず何度も足を運びたくなりますね。あなたも“新しい「望水」の滞在スタイル”を体験してみませんか? 望水 静岡県/伊豆・北川温泉 詳細情報はこちら  

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望水
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4.5

222件の口コミ
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静岡県賀茂郡東伊豆町北川温泉
phone
0557231230
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