【滞在記】「キンプトン新宿東京」でパーソナルなサービスとNYスタイルのお洒落な空間を体験


2022.07.22

一休コンシェルジュ

1981年にアメリカで誕生し、全世界に75軒以上の個性溢れる「キンプトン」ブランドを展開する「キンプトンホテルズ&レストランツ」。その日本初進出となる「キンプトン新宿東京」は、東京・新宿のアーバンさを取り入れつつ、まるでニューヨークのアートギャラリーのような空間を楽しめるラグジュアリーライフスタイルホテルです。お洒落さだけでなく、充実したサービスと接客が魅力という噂の「キンプトン新宿東京」を、一休コンシェルジュ編集部が取材してきました!新宿駅から甲州街道沿いを歩いて10分前後、ラグジュアリーホテルや高層ビルが立ち並ぶ西新宿エリアに位置する「キンプトン新宿東京」。“NY meets Shinjuku”がコンセプトとなり、まるでニューヨークのアートギャラリーに足を踏み入れたような感覚を味わえるラグジュアリーライフスタイルホテルです。「キンプトンホテルズ&レストランツ」とは1981年にアメリカ・サンフランシスコで誕生した「キンプトンホテルズ&レストランツ」。現在は全世界に75軒以上の個性溢れる「キンプトン」ブランドを展開しており、2015年からは「IHGホテルズ&リゾーツ」の傘下に入りました。創業者ビル・キンプトンが、実業家時代に世界中を飛び回る中、とあるホテルで受けたサービスが非常にフレンドリーで温かく「こんなサービスをアメリカにも持ち帰りたい」という思いに駆られたことが創業のきっかけだそう。当時は巨大で画一的なサービスを提供するホテルが主流だったアメリカのホスピタリティ業界に一石を投じる形で、彼が理想とするサービスを提供するラグジュアリーライフスタイルなブランド「キンプトン」を始められたそうです。「キンプトン」が最も大切にしていること「キンプトン」が最も大切にしていることの1つは “ハートフェルトなヒューマンコネクション(人と人との繋がり)”。個々を大切に、まるで古くからの友人のような関係でゲストと接しています。ただの宿泊する場所を超え“とんでもなくパーソナルで、温かいサービス”を提供することを、ミッションに掲げているそう。ダイバーシティ(多様性)も大切にしているので、ペットフレンドリーなのは当たり前!エレベーターに入る大きさであれば、ワンちゃん以外の動物も同伴可能です。「キンプトン」全てで違うロゴを使用!?なんと「キンプトンホテルズ&レストランツ」グループのホテルは、全ホテルそれぞれがデザイン、部屋数、イメージまで異なるそう!なかでもユニークさを象徴するのが、ブランドで統一したロゴが存在しないこと。マスターロゴと言われるものは存在しますが、基本的にそれぞれのホテルのコンセプトやカラーにあったロゴを使用しています。そのため「キンプトン」に泊まったことがあるとは気付かず、同じようなサービスを受けることで「『キンプトン』に泊まったことがあったかもしれない」と気付くゲストもいらっしゃるとか。驚くのはもう1つ。実はホテルスタッフにはサービスのマニュアルも存在しないとか。コンセプトや理念に共感し「キンプトン」で一緒に働きたいと思ったスタッフが、自分自身で考えたとびっきりの“とんでもなくパーソナルで、温かいサービス”を提供してくれているのですね。世界各国の有名アーティストによるアート作品が点在館内には、世界中の著名なアーティストによるアート作品がそこここに。まず目に入るのは、エントランスから入って目の前にある、こちらの作品。世界198カ国の言語で「おかえり」と描かれています。これこそ家族のように迎えてくれるアットホームさを象徴していますね。洗練されたインテリアで彩られたロビーにてチェックインを。奥のカウンターではコンシェルジュサービスを受けられるので、困ったことがあったらすぐに相談もできます。全9タイプ151室の個性溢れる客室地上17階建ての建物全体が「キンプトン新宿東京」。1~2階にはレストラン、3〜13階は客室、14階~17階は宴会場などのパーティースペースで構成されています。全151室の客室は「エッセンシャルルーム」、「プレミアムルーム」などの通常客室4タイプと「プレミアスイート」や「ジュニアスイート」などのスイートルーム5タイプから成ります。今回は「プレミアスイートキング上層階」「プレミアスイートツイン上層階」そして最上級客室の「ザ シンジュク スイート(ビューバス付き)」の3タイプを見学させていただきました!ニューヨークと和のエッセンスが散りばめられた洗練された客室まずは、今回滞在させていただいた「プレミアスイートキング上層階」。ゆったりとしたお部屋は52平米の広さ。ニューヨークのバイブと和の繊細な感覚をミックスしたデザインの客室には、簪(かんざし)をイメージしたライトや、目の前の甲州街道から続いていく“山梨の山並み”をテーマに描かれた絵画など、お洒落なアートが散りばめられています。客室によってそれぞれ「代々木公園」「スカイライン」「新宿中央公園」の3つの眺望を楽しめますが、こちらのお部屋からは「代々木公園」の景色が楽しめました。お部屋の冷蔵庫に入っているドリンクは有料ですが、柚子や梅など和を感じるジュースや、「東京ホワイト」などの東京をモチーフにしたビール等も揃っています。ミネラルウォーターは「FUJI」。細かなところにもこだわりが。ウェルカムスイーツの横にある説明カードのデザインは、新宿とマンハッタンの交際する様子をイメージしているそう。スタイリッシュな中に、どこか歌舞伎町の情景が浮かんでくるようです。スナックは有料ですが、ちょっとしたおつまみに活躍しそう。なんといっても嬉しいのが、充実したアメニティ!お部屋に入ってすぐの棚には「lululemon(ルルレモン)」製のヨガマットや、アーティストの高橋理子氏による特別デザインの浴衣と扇子、そして傘まで完備されています。ヨガマットは全室に備わり、リラックスタイムにいつでもヨガやストレッチを楽しめます。また浴衣は“円が繋ぐ縁”をコンセプトとしており、ここにもホテルが大切にしている“ハートフェルトなヒューマンコネクション(人と人との繋がり)”が体現されています。お部屋に備え付けのタブレットは、ルームサービスや追加のアメニティをオーダーしたり、ホテルに関する情報をチェックしたり、様々な用途で大活躍。なかでも「ステイウェル」というメニューはおすすめ!なんとこちらでは、ヨガのインストラクターの動画を見ながら実際にヨガをすることができます。ヨガマットがあっても何をすればいいかわからないという方や、普段と違ったメニューを試してみたい方にうってつけですね。また「コンフォートメニュー」では、ゲストの希望に合わせたパーソナルなアメニティの注文も可能!例えばコンタクトレンズケース、国際プラグアダプターなど、必要な方にはとっても重要なアイテムですが、なかなか通常のホテルでここまで用意してくれるところはないですよね。「ただの宿泊をする場所を超え“とんでもなくパーソナルで、温かいサービス”を提供する」という、ホテルの言葉通りのサービスがここでも見受けられました。バスルームには可愛らしいフォルムの深めのバスタブ。ゆったりとリラックスできること請け合いです。そしてちょうど手が届くところに、バスソルトとバスオイルも完備。スイートルームにはバスソルトだけではなく、より香りを楽しめるようにとバスオイルまで。こういったきめ細かなサービスが嬉しいですよね。ヘア・ボティ用品は「キンプトン」ブランドで統一して利用されている「Atelier Bloem(アトリエブルーム)」。それぞれ「ウーロン茶」「ゼラニウム」「マンダリン&シトラス」という異なる香りですが、この3種類が混ざり合うと、なんとも素敵な香りになるそうですよ。ドライヤーは「ダイソン」。様々なアダプターも使えるので自分の髪の毛に合わせてカスタマイズしてみて(スイートルームのみ)大理石の洗面器が、非常に上品。ハンドソープも「Atelier Bloem(アトリエブルーム)」の「マンダリン&シトラス」。柑橘系の爽やかな香りです。宿泊に必要なアメニティはほとんど揃っていますが、スキンケアグッズなどを追加で必要な場合は、タブレットからオーダーできるので安心。いざという時に用意してもらえると思うと、より気軽に滞在が楽しめますね!個人的には、体重計が用意されているのも嬉しいポイントでした!新宿のスカイラインを望む、最上級客室次にご案内いただいたのは最上級客室の「ザ シンジュク スイート(ビューバス付き)」。70平米の室内には、先ほどのお部屋とはまた異なる趣を感じる和のデザインの備品やアメニティが配されています。お部屋に入ると1番初めにリビングルームが現れます。贅沢な広さのソファには洗練されたデザインのクッションが配され、ゆっくり横になったら気持ちよさそうです。こちらのお部屋にも山梨の山並みを描いた絵画が。お部屋ごとに絵の大きさや色使いも異なります。テーブルとイスのデザインはウッドを基調としたもの。奥へ入るとベッドルームが広がります。こちらの客室からは、スカイラインの眺望を楽しめ、夜にはネオンが美しい都会の景色を満喫できます。ベッドを正面から見ると、和をイメージした丸い円が描かれたデザインに。後ろの鏡も合わせて円形になっており、正面から重なって見えるデザインが美しいですね。そしてこのお部屋の特徴の1つが、こちらのビューバス。新宿のスカイラインを眺めながらスパ感覚でくつろげる深いバスタブに浸かれば、日々の疲れも飛んでいきそうです!様々な利用にも活躍するツインタイプのスイートルーム最後に拝見させていただいたのは「プレミア スイート ツイン上層階」のお部屋。1番最初にご紹介した「プレミアスイートキング上層階」とほぼ同じ広さですが、ベッドタイプが異なります。親子での滞在や女子会などで人気のお部屋だそう!こちらのお部屋にある山梨の山並みを描いた絵画は、縦長になっていました。それぞれのお部屋で絵画やインテリアのデザインが異なるので、まるでアートツアーに参加しているようです。こちらはクローゼットがウォークインタイプになっており、収納力抜群!タオルなどのリネンは、全室共通でフランスのリネンブランド「ガルニエ・ティエボー」。糸が密で、ふかふかさも格別です。バスローブもタオルと同様「ガルニエ・ティエボー」製。ふかふかで肌馴染みが良いのに生地が厚すぎず、快適なバスローブです。24時間利用可能なジムも完備3階には、ゲスト専用の24時間利用可能なジムを完備。ホワイトを基調としたやわらかな雰囲気の中で汗を流せば、リラックスした気持ちになれそうです。タオルやポカリスエットなどが用意されているのも嬉しいポイント。ウォーキングマシンには、YouTubeなどを視聴するオンデマンド機能も搭載されているので、自分のペースで運動を楽しめます!全世界の「キンプトン」で提供されるサービス「イブニングソーシャルアワー」全世界の「キンプトン」で共通して展開しているホテルゲストへのサービスが2つあります。1つ目は「イブニングソーシャルアワー」、もう1つ目は「モーニングキックスタート」です。
まず「イブニングソーシャルアワー」は、毎夕カクテルなどのドリンクとカナッペを無料で提供しているサービスです。クラブラウンジなどでアルコール類をサービスしているホテルは多数存在しますが、「イブニングソーシャルアワー」と通常のラウンジサービスの大きな違いは、そのコンセプト。“その空間にいるスタッフやお客様同士が交流する場所を作りたい”という気持ちから展開されています。せっかく滞在するなら、一期一会の出会いも楽しんで欲しいというホテルの思いですね。提供場所は、その日の空き状況によるそうなのですが、今回は通常宴会などで利用されている開放感のある多目的スペースでの実施でした!新宿にいると思えないような開放感に、思わず感嘆の声が。テラスの目の前ではスタッフが本日のカクテルや、ワインなどを提供してくれます。オリジナルサングリアが気になったので早速いただいてみました。カナッペも数種類用意されており、おつまみと一緒にお酒が進みます。オリジナルサングリアは赤ワインを使ったり、白ワインを使ってみたり、その日によって味わいも変わるそうなので、いつ来ても色々な味わいを楽しめそうです。スタッフの皆様がフレンドリーに接してくださるので、充実した時間になりました。元気な朝の始まりに「モーニングキックスタート」さて、もう1つのサービスは「モーニングキックスタート」。1階にある「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」にて、宿泊者限定で毎朝提供されるサービスです。「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」は、ネオンがアクセントになったアンティークアイテムが印象的な空間に、インディーズのミュージックが流れるニューヨークを感じられるカフェ&バーです。1日を通して本格的なニューヨークスタイルのフードやドリンクを楽しめます。「モーニングキックスタート」のサービスには“お客様に元気に一日を過ごしていただきたい。”というホテルの思いが込められており、コーヒーやラテなどのドリンクメニューからお好みの一杯をテイクアウトできます。シグネチャーラテは抹茶ラテ、焙じ茶ラテ、バターナッツラテの3種類あり、どれもとっても美味しそうでした。せっかくなので、シグネチャーラテの1つであるバターナッツラテをいただきました。忙しい朝、ゆっくり朝食を食べている時間がないという方や、近隣の公園で爽やかな朝の風を感じたい、そんな方はコーヒーを片手に、サンドイッチやベーグルをテイクアウトしてみてはいかがでしょうか。ワンちゃん用のクッキーの販売もあるので、愛犬と一緒の方は近くの公園に散歩がてら優雅に朝食を楽しむのも素敵ですね。ホテルゲストは無料で自転車のレンタルが可能なので、ホテル近隣にある代々木公園や新宿中央公園まで、気軽にサイクリングもできます。ワンちゃん用のかごもレンタルできるので、愛犬を連れてちょっとお出かけしてみては。私はお部屋でのんびりと、可愛らしいワンちゃんのオブジェと共に朝のゆったりとした時間を満喫させていただきました。バターナッツラテの香ばしい香りに思わずホッとするひとときでした。滞在する前は、ニューヨークスタイルのラグジュアリーライフスタイルホテルという印象が強かったのですが、実際に滞在してみると、スタッフの皆様の“とんでもなくパーソナルで、温かいサービス”を提供したいという熱い思いを感じました。スタイリッシュでお洒落な館内で実際に体験した、スタッフの温かいサービスの1つ1つに、いつまでも滞在していたくなる思いでした。ただ泊まるだけではない、とっておきの滞在を楽しんでみませんか?「【滞在記】新宿の「今」を感じるモダンブラッスリーで、お腹も心も満たされるひとときを満喫」の記事では、こちらの記事では触れられなかったお食事に関しても掲載しています。 キンプトン新宿東京 東京都/西新宿 詳細情報はこちら  

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キンプトン新宿東京(KIMPTON SHINJUKU TOKYO)
place
東京都新宿区西新宿3-4-7
phone
0362581111
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ツイン スタンダード

¥32,634

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2024/05/09 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/25

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