大阪、京都の市街地から車で約2時間半。小旅行気分を味わえる丹後エリアにある、京都府最大の淡水湖・離湖（はなれこ）。その畔に佇む「HOTEL 艸花 (SOKA)」は、2022年4月にリブランドオープンしたスモールラグジュアリーなホテルです。穏やかな水面を一望でき、心鎮まるもうひとつの京都がここにあります。クリエイターが手がけた上質な空間で北欧の心豊かな過ごし方“ヒュッゲ”を満喫京都の最北部に位置する京丹後は、海が近く、冬には雪が降ることも珍しくない土地柄。多くの人が連想する古都・京都とは違い、自然が優しく出迎える別の顔の京都が魅力的です。
そんな大らかな自然に魅せられ、多くの旅人が足繁く通っていた「水辺のホテル 小さな白い花」が、「HOTEL 艸花 (SOKA)」の前身。湖を一望できるゲストルームのロケーションはそのままに、豊かな丹後地方の自然をさらに満喫できるよう1・2階がリノベーションされました。
手本にしたのは、北欧の“ヒュッゲ”。ヒュッゲとは、デンマーク語で居心地のよい空間や、ほっこりと心が楽しくなる時間などを指す言葉。ゲストが、ヒュッゲを体感できるようさまざまな工夫を施しています。クリエイターたちが手がけた館内の意匠もそのひとつ。樹をふんだんに用いた、シンプルかつ洗練された空間に居るだけで不思議と心が安らぐでしょう。コミュニティラウンジに展示されている美しい風景のポストカードは、自由にお持ち帰りができます。大切な人に葉書をしたためるのもまた、旅先ならではの素敵な時間。そうした細やかな心配りも、このホテルの魅力の奥深さを物語っているようです。ファイヤーラウンジやガーデンを望む温泉で心身がととのう体験をリニューアルされた客室の大きな窓からは、京都府最大の淡水湖が一望できます。穏やかな水面を望むこの贅沢なロケーションは、そこに滞在したからこそのスペシャルなご褒美。天然木の床やナチュラルカラーのファブリックなど、心落ち着く色彩で統一された空間で、ヒュッゲを存分に体感できそうですね。
客室のアメニティ類は、環境に配慮した品でそろえられています。サステナブルな取り組みもまた、北欧の心豊かな暮らし方に倣ったもの。自然との共生を肌で感じる、気持ちのよい滞在が叶うでしょう。水辺や樹々が間近にあるガーデンをそぞろ歩くと、ふと、自分が北欧に迷い込んだかのような気分を味わえるかもしれません。自然により近づけるようにと増設されたテラスで、頬をなでる優しいそよ風を受けながら、湖をただ眺める……。そんな、何もしない贅沢を味わいたいものですね。ハーブや樹々がそよぐガーデンには、揺らめく炎を眺めながらリラックスできるファイヤーラウンジを完備。刻一刻と移ろう空の色を愛でたり、輝く星空を仰いだりしながら、ロマンチックで心鎮まるチルタイムを体感できるでしょう。ガーデンの奥には、温泉棟が備わっています。ガーデンを眺めながら、開放感いっぱいの湯浴みもまた非日常を存分に味わえる時間。日々の疲れや緊張をすっかり湯に溶かし、五感が“ととのう”のを感じて。京丹後の山海の幸を活かした創作料理を大切な人と分かち合う歓びに浸る四季折々の日本海の恵みを味わうことも、京丹後を旅する楽しみとなるでしょう。ホテルのレストランでは、イタリア料理をベースに、丹後の郷土料理なども盛り込んだ創作料理を提供しています。海の幸はもちろん、大地の恵みも豊富な丹後の豊かさを、鍋や新窯ピッツァなどでいただくことができます。ホテルでは、食事を「テーブルを共にする人と楽しく料理と時間を分かち合う。それはとても幸せななこと」と捉え、一部の料理は大皿でテーブルに供しているのだとか。大切な人と1つの料理をシェアすることが、会話を楽しみ、絆を深めるきっかけになれば、より食事を美味しく、楽しく感じられそうですね。朝食もまた、ホテルの誇りです。米粉を使ったグルテンフリーの自家製グラノーラをはじめ、クリームチーズのスプレッドやコンフィチュール、ナッツのはちみつ漬けなど、身体にも嬉しい料理はすべてシェフの手作り。見た目の派手さを優先させることなく、誠実で手間ひまを惜しまない料理の数々から、ゲストへの深い愛情が伝わってきます。四季折々の佳景と、豊かな自然が育む美食で、旅好きを魅了し続ける京丹後。そんな奥深い魅力を携えた湖畔の宿「HOTEL 艸花 (SOKA)」は、もう一つの京都の魅力がぎゅっと詰まったホテルです。日々の緊張から解放し、ありのままのご自分へ還る……。そんなヒュッゲな滞在で、ご自分を深く癒してみませんか。 HOTEL 艸花 (SOKA) 京都府／丹後 網野町小浜 詳細情報はこちら
