2021年開業!隠岐ユネスコ世界ジオパークの絶景を楽しむスタイリッシュホテル


2022.01.20

一休コンシェルジュ

「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されている隠岐。その隠岐の魅力を余すことなく味わえるのが「Ento(エントウ)」。居心地の良いオシャレなホテルであり、日本列島の成り立ちに関わるジオ探索の拠点施設であり。異なる2つの機能を併せ持つ、唯一無二の複合施設です。隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点島後水道を境に島後と島前に分けられる隠岐諸島。「Ento」があるのは島前の中ノ島。旅の起点の一つとなるのが島根県・境港市の境港か七類港で、ここから宿まではフェリーで3時間ほどかかります。が、それほど時間をかけても「訪ねてよかった」と思わせてくれるのが、このホテル。最大の特徴は、隠岐の自然に調和した居心地の良いホテルでありながら、隠岐ユネスコ世界ジオパークの拠点施設でもあること。隠岐全般のガイダンスから、強烈な風が作った奇岩やアーチ、巨大スケールの断崖などに代表される見どころ紹介、ガイド付ツアーの案内まで、ホテルのフィールドコンシェルジュがしっかりサポート。隠岐のジオ情報をワンストップで得られます。隠岐ジオをストレートに感じるための様々な工夫最寄りとなる菱浦港に船が近づくに連れ、次第に姿を大きくする「Ento」。向かって右が本館客室「BASE」、左側が別館客室の「NEST」。この「NEST」が新築されるのに伴って本館もリニューアルされ、新たに「Ento」として2021年7月に開業しました。お部屋は6タイプ36室。ホテルの造りもインテリアも隠岐のジオをストレートに感じられるシンプルな造りです。とはいえ、細部へのこだわりは「さすがジオホテル」と呼びたくなるほど。たとえば「NEST」の1階ラウンジには、恐竜など、世界各地の本物の古生物化石がさりげなく飾られていたり、展示室「Discover」があったり。地球と隠岐の成り立ちや島前3島の魅力が学べるので、ここで予習してからフィールドへ出かけるのも手。隠岐のジオの理解が一層深まること、請け合いです。島前カルデラと一つになるオーシャンビュールームすべてのお部屋がオーシャンビュー。なかでもおすすめは別館の「NEST SU」。広さ93平米のスイートですが、部屋に入った途端、目に飛び込んでくるのが海の絶景。大窓の木枠が額縁となって、そこに「島前カルデラ」が映し出されます。島前カルデラは、およそ600万年前までに形成された陥没地形で、日本でも有数の古さを誇るとか。陥没部分が海に沈み、独特の景観を作っています。天然の温泉が備わっているのもこの宿の魅力。疲労回復に効果が期待できるナトリウム・カルシウム塩化物泉なので、疲れを癒してくれそうです。隠岐自慢の食材を用いたオリジナル料理食事は宿がある海士町を始め、隠岐の自慢の食材を用いたオリジナル料理。隠岐牛や岩牡蠣、サザエ、白イカにホンダワラ……。加えて、お醤油が手に入りにくかったことからお醤油代わりに使っている「こじょうゆ味噌」や、くろもじの木のお茶「ふくぎ茶」など、地元に伝わる味にも親しめるコース料理となっています。一例ですが、海の出汁を用いたポタージュやサザエのカレーなど、ここでなければ味わえない一品に出会えますよ。
日本初の本格的なジオホテル「Ento」。港でもチェックインができるので、手ぶらでフィールドへ直行するのもOK。ジオフリークからは拍手喝采されそうです。 Ento 島根県/隠岐諸島 詳細情報はこちら  

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Ento<隠岐諸島>
place
島根県隠岐郡海士町福井1375-1
phone
0851421000
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