おこもり滞在が叶う露天風呂付離れがある宿　中国エリア編

誰に気兼ねすることなく、思うがままに湯に浸かりながら自然を仰ぎ見ることができる露天風呂。その開放感は、旅先ならではの贅沢ではないでしょうか。今回は中国エリアで、露天風呂付の離れがある4施設をご紹介します。1. 鳥取の名湯発祥の地で洗練の空間と美食に心解ける橋津屋　別邸　月代　鳥取県／三朝大阪方面からJR特急とバスやタクシーに乗り、約3時間半でたどり着ける情緒あふれる三朝温泉は、世界有数のラドン含有量を誇る銘泉。四季を映す川のほとりに佇む老舗旅館「橋津屋」。木の温もり溢れる本館とは別に、贅を尽くした「別邸　月代」が人気を集めています。100平米余のゆとりある離れで、ダークウッドを基調としたシックな和モダン。ウッドデッキから専用の庭を眺め、露天風呂から星空を仰ぐひとときは、旅先ならではのご褒美です。高い天井とゆとりの空間で存分に憩ったあとは、山陰の幸でお腹を悦ばせましょう。極上A5鳥取和牛やあわび、白いか、松葉ガニなど旬のブランド食材は、きっと心も満たすはず。800年以上と言われる三朝温泉の発祥の地に建つ老舗旅館らしい、きめ細やかなおもてなしは旅好きから高く評価されています。効能豊かな温泉と手厚いサービスに、心身が深く安らぐこと請け合いです。橋津屋　別邸　月代鳥取県／三朝詳細情報はこちら 2. 築250年以上の古民家で凛とした空気と安らぎに包まれる快感旅館ぬしや　島根県／江津・有福温泉1350年以上も昔、修行僧が見つけたと伝わる有福温泉は、レトロな街並みと湧き続ける「美人の湯」が魅力の小さな温泉郷。3,000坪の敷地を有する「旅館ぬしや」は、古民家を移築した離れを含む全9室の宿。「【露天風呂付客室】離れの古民家「もみじ」【8畳+8畳】」は、江戸時代後期に建てられた醬油屋の母屋を移築。島根県内の福光石を用いた露天風呂から、野趣あふれる庭園を眺めれば疲れも吹き飛びそう。この部屋で「棋聖戦」が行われ、羽生善治棋聖が新記録を樹立したおめでたいお部屋でもあります。そのほか、「ぼたん」「つつじ」とそれぞれ趣の異なる離れもあります。高級魚で知られる「のどぐろ」をはじめ、近隣の浜田港から水揚げされた魚介類は鮮度抜群。また、石見松永牛などのブランド食材や地物の有機野菜など、里の恵みも滋味豊か。静けさとふくよかな歴史に包まれながらいただく料理のおいしさは、きっと格別に違いありません。旅館ぬしや島根県／江津・有福温泉詳細情報はこちら 3. 出雲大社の神聖さに守られながら湯浴みするという贅沢天然温泉　大社の湯　いにしえの宿　佳雲　島根県／出雲神聖な空気が漂う島根県出雲地方。「天然温泉　大社の湯　いにしえの宿　佳雲」は、出雲大社のそばに佇む天然温泉旅館です。庭園にかかる石橋を渡ると、その先に堂々と建つのは「【離れ】天然温泉付・飛雲　112平米/5名定員」。宿の最上級客室で、自家源泉を引いた露天風呂と、檜の内風呂を備えた贅沢な造りが自慢。親子3世代でもゆったり滞在できそうですね。また、「【離れ】天然温泉付・瑞雲　67平米/3名定員」は、パートナーと水入らずで過ごすのにうってつけです。夕餉は、木の温もり溢れるお食事処でいただけます。日本海の旬の幸を堪能できる和会席料理は、繊細かつ身体に染み入る美味しさ。美食と温泉に癒された翌朝は早起きして、出雲大社をお参りするのもいいですね。ひと気のない荘厳な静寂さは、宿泊したからこそ味わえるとびきり贅沢なひとときと言えるでしょう。天然温泉　大社の湯　いにしえの宿　佳雲島根県／出雲詳細情報はこちら 4. デザイナーズ旅館という洒落た秘密基地で大人な“ひと休み”小天狗さんろじ　山口県／下関・川棚温泉下関の奥座敷・川棚温泉は、俳人の種田山頭火をはじめ、文化人に愛された温泉地。「小天狗さんろじ」は、その地で80年余の歴史を重ねた温泉宿の新館としてオープンしました。粋な8つの離れと手厚いもてなしに惹かれ、足繁く通うリピーターも多いとか。「【八之庄（禁煙）】＜ツイン・平屋＞露天風呂付」は、モダンなソファーが目を惹くお部屋。源泉かけ流しの露天風呂は寝湯も備わり、のんびり湯浴みができそう。「【六之庄（禁煙）】＜ダブル・メゾネット＞露天風呂付」はシックな佇まい。野趣あふれる岩風呂が旅情を掻き立てます。下関のふぐを堪能できる会席はもちろんのこと、川棚名物の瓦そばをいただける会席など多彩なメニューが揃っています。お食事処「十草木」は、すべての宿泊客が個室で食事できるという贅沢感も魅力。大切な人と気兼ねなく語らいながら、美味しいものを噛みしめる“口福”を心ゆくまで味わいたいですね。小天狗さんろじ山口県／下関・川棚温泉詳細情報はこちらおもてなしの真心に溢れた、個性豊かな露天風呂付の離れ客室。プライベートな空間で、季節を感じながらゆったりと湯浴みを楽しみ、誰にも気兼ねのない時間を存分に楽しむ旅へと出かけてみてはいかがでしょうか。　