【滞在記】庭園にスパにレストランも！24時間充実の施設でリゾート気分を味わう

前回の滞在記（【滞在記】「フォーシーズンズホテル京都」で過ごすラグジュアリーなリゾート体験）に続き、今回は「フォーシーズンズホテル京都」館内の設備やサービス、レストランについてご紹介します。四季折々の移ろいを感じる日本庭園を散策充実した設備、窓からの爽快な眺め等、お部屋をすみずみまで堪能したあとにぜひ訪れてもらいたいのが敷地内の日本庭園。前回の記事でもご紹介しましたが、「フォーシーズンズホテル京都」は、敷地内に広がる約1万平方メートルもの日本庭園「積翠園（しゃくすいえん）」が大きな魅力のひとつ！池を中心とした回遊式庭園で、池のまわりには歩道が整備されており、森林浴気分で散歩することができます。春の桜、夏のサルスベリ、秋のイロハモミジと季節ごとの楽しみがある「積翠園」。庭の各所には、こうした案内板が設置されているので、手ぶらでまわるだけでもその歴史や由来を知ることができ、楽しい発見があります。また館内で手に入れられるパンフレット「GARDEN GUIDE」には、庭園の草木がフルカラーで紹介されているので、こちらを手に庭園めぐりをするのもオススメ。園内にある江戸時代に設立されたというお地蔵様にもぜひ出会ってみてください。そして、この池のほとりにあるのが、伝統的な数寄屋造りの建築様式を取り入れたラウンジ「楓樹」。抹茶やオリジナル和菓子が用意されているほか、シャンパンなどのアルコールもあり。水辺のテラス席は、部屋で過ごすときとはまた違う優雅なひとときが待っています。（新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う営業時間変更の場合もあり）スパで体験！ワンランク上の非日常さて館内に戻ったあと、私は地下1階にある「ザ・スパ」にて、禅における書画のひとつ「円相」よりインスピレーションを得たというトリートメントを体験しました。
たくさんあるメニューの中で、私が受けたのは、京都ならではの素材を使った癒しの「フォーシーズンズシグネチャーセレモニー」。
オーガニックティーをいただきつつ、まずは体調に関するカウンセリングシートを記入します。続いてマッサージに使うオイルを4種の中から選びます。「フォーシーズンズ」にちなみ春夏秋冬をイメージしたというオイル。一つずつ匂わせてもらうと、私はネロリやベルガモットにブラックペッパーを配合したという「冬の香り」にどうしようもなく心惹かれ、こちらに決定！トリートメントルームでのBGMは、ヒーリングやネイチャー等、好みのものから選べました。心落ち着く好みのBGM、大好きな香りに包まれての丁寧なマッサージ。背中にホットストーンを置いてもらうとその温かさに自然と身体が緩み、半分寝ているような深いリラクゼーションタイムへ。たっぷりと時間をかけて全身のコリ、こわばりをほぐしてもらい夢心地で終了……！トリートメント後は、むくみが取れたのか、ウエストまわりがスッキリしていて驚きました。トリートメントのあとは、待合室でお茶をいただきました。器は、330年続く京焼の老舗「真葛焼」の窯元に生まれた河原尚子氏が、2009年に立ち上げたブランド「SIONE(シオネ)」のものでした。繊細な絵付けが美しい…！待合室やロッカールーム、トリートメントルーム、そこに移動する廊下、どの空間も落ち着いた照明でとてもおだやか。永遠に非日常のひとときが続くような気になってきます。スパと同じフロアには大浴場や水風呂、サウナ（女性はミストサウナ、男性はドライサウナ）を併設。トリートメントの仕上げに、一人ゆったりとしたバスタイムを過ごすことも可能です。さらには天蓋付きの半個室リラクゼーションスペースもあり、トリートメント後やお風呂上がりに足を伸ばして、寛ぐことも可能です。トリートメントのみならず、ここに滞在する時間すべてが身体も心もとろけるようなひとときになりました。スパは宿泊者専用ではなく、誰でも利用が可能です。お食事とセットになった日帰りプランもあります。あまりの夢見心地に、私は思わず回数券チケットを検討しました。（通いたい……）
トリートメントといえば女性の印象がありますが、「ザ・スパ」にはメンズメニューもありました。カップルズスイートも2室用意されており、夫婦で一緒に癒やされるのも良さそうですね。リゾート感あふれるプール＆ジャグジーホテルの地下2階にあるプールは、宿泊者は誰でも自由に利用することができます。プールサイドには、寝ころぶこともできる大きめのラウンジチェアがあり、ここでのんびり読書をしたり、ちょっと気分を変えて「ワーケーション」の場にしたり。部屋からタオルを持ってこなくても、しっかり厚みのある、ふかふかのタオルが用意されているのも最高でした。気分はすっかり海外のリゾート。もちろん水着は無料で借りられます。ブールサイドには天窓から光が降り注ぐジャグジーコーナー。泳がずとも、お湯に浸かって寛げます。続いて、フィットネスジムへ。ウォーキングやランニングマシーンをはじめ、さまざまな部位を鍛えられる本格派のトレーニングマシーンなど、最新の機器がところ狭しと並んでいます。24時間使用可能（*現在の営業時間は8:00-20:00）なので、滞在中に気が向いたらいつでも汗を流しに来ることができます。プール同様に、こちらも水やタオルがしっかりスタンバイしてあります。フィットネスジムのすぐ横には、鏡が張り巡らされたスタジオ。ストレッチやヨガをするのにもぴったりな広々とした空間で自由に利用できます。こちらも同じフロアに大浴場やサウナがあるので、フロアを移動せずとも、そのままスッキリと汗を洗い流すことができます。レストラン「ブラッスリー」でのディナーこちらは、高さ９メートルの窓から美しい積翠園が望める「ブラッスリー」。朝食もここでいただきますが、ランチ、ディナーは、世界レベルで活躍した古賀料理長によるオリジナリティあふれるフランス料理がいただけます。この日いただいたディナーはシェフのお任せコース「Menu du Chef」。ドリンクはソムリエによるペアリングで、一皿ずつの内容に合わせた最高のワインを用意してもらいました。この日一番驚いたメニューはこちら。小さな卵黄のように見えるもの、実はこれ、オニオンスープなのです！口の中でプチっと弾けたあとにスープを味わう。こんな料理は初めてでした。料理のおいしさ、盛り付け、演出まで、何もかもが想像を超えてくる一皿で、次はどんな料理が出てくのだろうと最後まで楽しみが尽きません！またレストランスタッフをはじめ、ステイ中もずっと感じていたのが、肩ひじ張らない接客。まるで知り合いにおもてなしをしてもらっているような心地よさ。かしこまらない、かといって気さくすぎない、フォーシーズンズホテルならではの対応にすっかり寛いでしまいました。フォーシーズンズホテル京都は、観光名所が勢ぞろいする東山という好立地にあり、周辺には京都国立博物館をはじめ、三十三間堂、清水寺、河井寛次郎記念館など、数え切れないほどの名所があります。しかしこのホテルを堪能しようと思ったら、ホテルから一歩も出る暇がない！！！と思うくらいの完ぺきな造り。まるで大人のためのリゾート・テーマパークだと思いました。
800年の歴史を誇る日本庭園に、館内の充実した設備。出かけることが難しい今、ここで過ごすためだけに京都へ来るという選択肢もあり。チェックアウトの時間が近づくほどに、「ここから帰りたくない！」と身体が拒否反応を起こしてしまったほどでした。ここに滞在するだけで心も身体も癒される……ぜひ「フォーシーズンズホテルの魔法」にかかってみてほしいなと思います。※「フォーシーズンズホテル京都」では、2021年5月18日（火）より新たに「リピーター特典」を開始。滞在回数に応じて、ダイニング、スパ、ご宿泊などが無料でお楽しみいただける特典です。詳細はこちらをご覧ください。（当キャンペーンは予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。）
https://www.fourseasons.com/jp/kyoto/services-and-amenities/return-guest-benefits/ フォーシーズンズホテル京都京都府／東山周辺詳細情報はこちら　