ライブラリーと温泉でおこもりステイを愉しめる宿5選

日頃の疲れを癒したい！心も体もリフレッシュしたい！そんなときにおすすめなのが“おこもりステイ”。個性豊かなライブラリーに並ぶ書籍にインスピレーションを受け、効能豊かな温泉に浸かれば体も軽くなることでしょう。そこで今回は、宿のこだわりが詰まったライブラリーでの読書と温泉を愉しめる宿をご紹介します。ひっそりと佇む談話室で歴史を感じるブレークタイム亀の井別荘（大分県／湯布院）「亀の井別荘」は、日本有数の温泉地である湯布院を代表する老舗旅館。客室はスタイリッシュなホテルタイプの洋室、もしくは豊かな自然に囲まれた離れタイプのお部屋から選べます。
また、趣の異なる大浴場や客室に備わる浴槽で源泉掛け流しの温泉を満喫することができます。約1万坪の敷地に広がる庭にひっそりと佇む談話室。そこには、存在感のある年代物の蓄音機と幅広いジャンルの書籍が並びます。
クラシックやジャズが流れる落ち着いた空間になっており、用意されているコーヒーや紅茶を片手にのんびりと読書を愉しむことができそうです。亀の井別荘大分県／湯布院詳細情報はこちら約12,000冊の蔵書からチョイスする一期一会の時間箱根本箱（神奈川県／箱根）雑誌『自遊人』の編集長を務める岩佐十良氏が手掛ける「箱根本箱」。その名の通り「本のある暮らし」を提案するホテルとして人気を博しています。すべての客室に温泉露天風呂と、各界の第一線で活躍する方々がセレクトした本をご用意。
読書に疲れたら、のんびりと温泉に浸かるのもいいですね。あまり本を読まないという方にも“本と出会う楽しみ”を体感してほしいという想いから、“本と人との出会いの場”というテーマを掲げているとのこと。
印象的な吹き抜けのラウンジをはじめ、宿の至るところに本だけでなく、カラフルな北欧デザインの椅子も設置されています。箱根本箱神奈川県／箱根詳細情報はこちら古き良き温泉街に佇む名作小説が生まれた日本旅館城崎温泉　登録有形文化財の宿　三木屋（兵庫県／城崎温泉）“外湯めぐり”が有名な城崎温泉街の中心に佇む「城崎温泉　登録有形文化財の宿　三木屋」は、創業300年を誇る日本旅館。
文豪・志賀直哉が定宿とし、小説『城の崎にて』を執筆した場所として知られています。開湯1400年を誇る名湯の泉質は、冷え性や疲労回復に効能があるナトリウム・カルシウム－塩化物高温泉。ゆったりとしたソファと落ち着いた照明が配されたライブラリーラウンジ。本のセレクトは「本を読みたくなる本棚」をテーマに、ブックディレクターの幅允孝氏が担当。
小説『暗夜行路』に描かれた池泉回遊式庭園や有形文化財に登録されている木造建築など、文豪が愛した当時の面影が残る空間で過ごすことができます。城崎温泉　登録有形文化財の宿　三木屋兵庫県／城崎温泉詳細情報はこちら海を望むロビーライブラリーで読書に耽る別邸洛邑（静岡県／下田）「別邸洛邑」は、豪邸のような設えが特徴のスモールラグジュアリーリゾート。全8室に備わるデッキでは源泉掛け流しの露天風呂を愉しむことができます。
ゆったりと配置された上質な家具や、潮風が心地よいデッキチェアから眺める白砂のオーシャンビューの絶景に、リラックス感とワクワク感を覚えることでしょう。紺碧の海と空を望むロビーライブラリーには、シックなソファと世界中から集められた書物が備わります。読書で新たなインスピレーションを得た後は、フィンランド式の本格的なサウナで汗を流し、全身デトックスするのもいいですね。
オールハンドによるエステもあるので、とことん日頃の疲れを癒すことができそうです。別邸洛邑静岡県／下田詳細情報はこちら床下にある遊び心溢れる隠れ家ライブラリー庭園の宿　石亭（広島県／廿日市・宮浜温泉）宮島を望む高台に佇む「庭園の宿　石亭」は、中央に位置する回遊式日本庭園が印象的な温泉宿。宮浜温泉の泉質であるラドンを含む単純弱放射能泉は、神経痛や冷え性への効果が期待できます。
檜の内湯と開放感のある露天風呂を満喫した後に、朝は冷茶やエスプレッソ、夕方は一口ビールが用意されているのも嬉しいポイントです。離れ客室「大観」の床下には「吸吐文庫」と名付けられたライブラリーがあります。隠れ基地のような空間は、忘れていた遊び心を蘇らせるでしょう。
小説から美術、建築、料理、漫画まで様々なカテゴリーの本が壁一面に並ぶので、タイトルを眺めているだけでもワクワクした気分になれそうです。庭園の宿　石亭広島県／廿日市・宮浜温泉詳細情報はこちら温泉で日頃の疲れを癒し、読書から新たなアイデアが生まれそうですね。書籍や温泉を通して自身と向き合い、新たな自分を見つける旅に出掛けませんか。　