2020年6月、奈良公園内に全室露天風呂付ラグジュアリーホテルが誕生


2020.06.07

一休コンシェルジュ

古都奈良の中心地であり、東大寺や興福寺、春日大社など、世界遺産に登録されている数々の国宝建造物を有する奈良公園。660ヘクタールにも及ぶその広大な敷地内に2020年6月5日、温泉付きのスモールラグジュアリーリゾート「ふふ 奈良」が開業します。古都奈良の景観と調和したスモールラグジュアリーリゾート建築デザインを担当したのは、数々のホテルや国立競技場も手掛けた、世界的建築家の隈研吾氏。庭園と建物を一体のものと考える「庭屋一如」を、隈研吾氏ならではの技法で現代風に再現しました。春日山の豊かな自然、中世の寺院や遺構が残る奈良公園内の立地を活かし、建物には、美しい木目が特徴の吉野杉をふんだんに使用。古都奈良の景観を継承する大和張りや奈良格子、連子格子を随所に取り入れています。ロケーションや建築だけでなく、一般公開される敷地内の庭園もまた、奈良の新たな観光スポットとして注目を集めている「ふふ 奈良」。日本を代表するランドスケープアーキテクト・宮城俊作氏がデザインする庭園には、歴史ある庭園と茶道家・山口吉郎兵衛の茶室も復元。新旧が調和し、宿の景観を彩ります。縁側での過ごし方を取り入れた全室露天風呂付のスイートルーム30ある客室全てがスイートルーム。5タイプの中で一番スタンダードな「スタイリッシュスイート」でも71.2~75.7平米の広々とした造りで、木の温もりと優しさに包まれてゆったりとした時間を過ごせる、プライベートを重視した空間です。テラスには、客室毎に異なるデザインの露天風呂を完備。庭園の緑の香りや奈良の神聖な空気を感じながら、疲れた体を天然温泉でゆっくりと温めましょう。2室限定のVIPルーム「ふふラグジュアリープレミアムスイート」は、広さ120平米以上。ゆとりある客室の中央には“掘り込みリビング”を設け、日本で昔から愛されてきた和風家屋ならではの縁側での過ごし方を、現代のリビングに蘇らせました。ソファで休んだり、畳に寝転んだり、座卓として使ったり、寛ぎ方は様々。床に座るという日本ならではのスタイルで、懐かしさと新しさを感じながら居心地の良い時間を過ごせることでしょう。貸切風呂やスパで和漢植物を使った薬湯に癒される日本における「薬」発祥の地と言われている奈良で、和漢植物を使ったお湯を楽しめるのも「ふふ 奈良」ならではの癒しです。館内には貸切風呂が2つ備わり、45分の間プライベートな空間で薬湯をゆっくりと堪能できます。フランスの高級スキンケアブランド「SISLEY」のスパ「Fufu Spa by sisley」では、薬草を使用した「ふふ 奈良」オリジナルの施術をご用意。奈良の伝統的な様式を取り入れた落ち着いた雰囲気の中で、ここでしか味わえないラグジュアリースパ体験が叶うことでしょう。体に優しい懐石料理で美味しい夜を愉しむ食事は、レストラン棟にある「日本料理 滴翠」で。奈良の情緒を感じるしっとりとした空間が、美味しい夜のひとときを演出してくれます。食べる人の健康を考え、大和野菜や香辛植物、和ハーブを使った懐石料理は、スパイスを利かせることで一味違った味わいに。一口食べる毎に体がゆっくりと温まっていくのを感じられるはず。お腹と心を満たした後は、「BARラウンジ」で、美食の余韻に浸るのも良いでしょう。陰影が強調されたライティングの艶やかな雰囲気の中で、しっとりとした音楽に身を委ね、スパイスの効いたオリジナルのカクテルやウイスキーを傾ける。大人だけに許された上質な時間は、大切な人との距離を、より縮めてくれるかもしれません。長い歴史を重ねてきた地・奈良の特別な場所に誕生した「庭屋一如」のリゾート「ふふ 奈良」。自然と伝統に抱かれた静謐な環境の中で、古都奈良の魅力をゆっくりと感じる癒しの滞在があなたを待っています。 ふふ 奈良 奈良県/奈良市 詳細情報はこちら  

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京終
place
奈良県奈良市南京終町
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