自家源泉掛け流しの温泉でくつろげる宿　熱海編

めったに出会えないとても貴重な自家源泉に、加水、加温、循環を一切せず“掛け流し”で味わえる贅沢な湯浴みはいかがでしょう。今回は、自慢の自家源泉を掛け流しで堪能できる熱海の宿をご紹介します。混じりっけなしの泉質をじっくり味わってみてください。全客室に備わるテレビが付いた自家源泉掛け流しのお風呂熱海ふふ（静岡県/熱海）日本旅館ならではの温かなもてなしと、欧米ホテルのプライバシーを重視した滞在を叶えてくれる「RYOKANスタイル」の宿「熱海ふふ」。木々に囲まれた黒の外観が、ワンランク上の体験を期待させてくれます。全26室あるお部屋すべてに自家源泉掛け流しの露天風呂が備わっています。泉質はカルシウム・ナトリウム－硫酸塩・塩化物泉。効能は健康増進、冷え性、疲労回復など、日々の疲れにもってこいの温泉です。すべてのお風呂には専用テレビが付き、お部屋によってはハンモックやミストサウナ、寝湯などもあるので、お風呂まわりの設えでお部屋を決めてもいいでしょう。熱海ふふ静岡県／熱海詳細情報はこちら約200年にわたり湧出し続ける“清左衛門の湯”を熱海　古屋旅館（静岡県／熱海）創業200年以上。熱海で最も歴史があり、熱海駅から徒歩圏内という好アクセス地に佇む「熱海　古屋旅館」。2018年にロビーを改装し、2019年に新客室2部屋が誕生。2020年5月には女性大浴場をリニューアルするなど、伝統を守りながら進化し続けています。大浴場と客室露天・内風呂には、約200年にわたり湧出し続ける“清左衛門の湯”が注がれています。循環や加水・加温を一切しない源泉100%の掛け流し。配管を通りながら自然に温泉は冷却され、40～42度に。客室露天風呂は、大きな御影石をくり抜いたものや、複雑に造形した石の丸風呂など、個性豊かなものばかりなので、それぞれの湯浴みを愉しんで。熱海　古屋旅館静岡県／熱海詳細情報はこちら 3本の自家源泉とともに味わう野趣溢れる露天風呂あたみ石亭（静岡県／熱海）約3,000坪の石庭園に京風数寄屋造りの瀟洒な離れが点在する「あたみ石亭」。凛とした空気が流れる館内、石庭園は日本各地の銘石や石灯籠が集められ、落ち着いた風格を漂わせています。離れの設えは網代天井や京都・北山の銘木など細部にまでこだわり、伝統の趣を感じさせます。3本の自家源泉からくみ上げる湯量は豊富で、舐めると少し辛さを感じるほどの高濃度です。大浴場の女性専用露天風呂は、パワーストーンとも言われている翡翠石をくり抜いた大きな浴槽。男性専用には、その昔傷ついたタヌキが療養に訪れたとの言い伝えが残る野趣溢れる露天風呂が備わっています。3つの源泉が合わさった湯力を存分に触れてみて。あたみ石亭静岡県／熱海詳細情報はこちらゴルフの疲れを自家源泉掛け流しの湯で癒してもらう熱海倶楽部迎賓館（静岡県／熱海）標高300メートルの小高い丘に位置し、眼下にはゴルフ場の緑越しに相模湾の絶景が望める「熱海倶楽部迎賓館」。全20室のお部屋はすべて70平米以上のスイート。全室に源泉掛け流しの半露天風呂が備わっています。泉質は、単純温泉（低張性・中性・高温泉）。肌の老化を防ぐ効能があると言われています。併設される熱海ゴルフ倶楽部の大浴場でも自家源泉掛け流しの湯が愉しめます。プレー終わりに、掛け流しの温泉で汗を流し、お部屋でもゆっくりと温泉の効能を堪能する。そんな贅沢な時間はいかがでしょう。熱海倶楽部迎賓館静岡県／熱海詳細情報はこちら古民家のお部屋で絶景を望む湯浴み南熱海網代山温泉　竹林庵みずの（静岡県／南熱海　網代山温泉）急な坂道を上りきった高台に佇む「南熱海網代山温泉　竹林庵みずの」。全14室のうち3室が、新潟の古民家を移築して造られた別邸のお部屋になっています。2階の角部屋「【別邸】けやき」には、14メートルもある杉の梁があり、力強さと古き良き時代の面影を感じさせてくれます。カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉（高張性・中性・高温泉）の泉質の湯は、メタケイ酸を多く含み美肌の湯とも呼ばれています。すべての湯船には自家源泉がなみなみと注がれ、掛け流しで味わえます。特に別邸の客室露天風呂からは、晴れていれば房総半島や初島も望めるそう。南熱海網代山温泉　竹林庵みずの静岡県／南熱海　網代山温泉詳細情報はこちら生まれたてのフレッシュな温泉の湯力は、身体と心の癒しにもなるはず。自由な時間ができたら、贅沢な湯浴みの旅なんていかがでしょうか。　