夫婦二人で訪れたい、大人のための高級老舗旅館5選

子育ても一段落。たまには家のことは忘れて、夫婦二人だけで旅行はいかがです？今回は、お子様を連れてはなかなか行けない大人の高級老舗宿をご紹介します。お互いの労をねぎらいつつ、宿の食事と温泉で寛ぎ、癒されてください。創業300年以上の宿で名物“すきしゃぶ鍋”に舌鼓深山荘高見屋（山形県/蔵王温泉）山形県・蔵王温泉、この地で享保元年の創業以来300年もの間、歴史を築み続けている老舗旅館「深山荘高見屋」。伝統美溢れる館内に、純和風な雰囲気を残しつつモダンなデザインを融合させたそれぞれ趣が異なる客室が魅力です。こんこんと湧き続ける自家源泉は、“美肌の湯”としても評判。源泉かけ流しの湯が、贅沢な湯浴みを叶えてくれます。温泉で温まった後は、宿自慢の鍋料理はいかがでしょう。おすすめはプランで選ぶ、2層の鍋を使用し、内側ではすき焼き、外側ではしゃぶしゃぶができる変わり鍋“すきしゃぶ鍋”。どちらの鍋でも蔵王の特産品である“蔵王牛”を味わえる至極の一品です。深山荘高見屋山形県／蔵王温泉詳細情報はこちらプライベート空間で名湯をゆっくりと堪能奥伊香保　旅邸　諧暢楼（かいちょうろう）（群馬県／伊香保）今から700年前の南北朝時代から、温泉が湧き出ていたといわれる群馬県伊香保。「奥伊香保　旅邸　諧暢楼（かいちょうろう）」は、全8室のプライベート感を大切にした宿。モダンで木の温かみを感じる客室、「旅先の邸宅」をテーマに、訪れるゲストを我が家のようにもてなしてくれます。客室すべてに半露天または庭園露天風呂を備え、好きな時間に疲労回復、健康増進に良いとされる「白銀の湯」を堪能することができます。名湯が注がれた湯船に浸かり、季節ごとに移り変わる奥伊香保の自然を望みながらたっぷりと癒されましょう。奥伊香保　旅邸　諧暢楼（かいちょうろう）群馬県／伊香保詳細情報はこちら 1日4組限定、加賀の美食を味わえる宿料亭旅館浅田屋（石川県／金沢）北陸の小京都・金沢で、慶応3年（1867年）、創業以来の数寄屋造りをはじめ伝統を感じさせる宿「料亭旅館浅田屋」。そこかしこに日本的な情緒が息づき、まるでタイムスリップしたかのような非日常を味わえます。い草が優しく香る客室は静謐さが漂い、心が穏やかになっていくのを感じられるでしょう。料亭旅館としての矜持を守り続けている「料亭旅館浅田屋」。近隣から揚がるノドグロや甘海老、カニなどの海の幸、加賀野菜などの豊富な山の幸を使った金沢の美食を思う存分堪能できます。お料理だけではなく器に至るまで、すべてを味わってみてはいかがでしょう。料亭旅館浅田屋石川県／金沢詳細情報はこちらラグジュアリーなお部屋から名城と清流を望む灯屋　迎帆楼（愛知県／犬山）東京駅から名鉄犬山駅まで約2時間半。木曽川沿いに佇む「灯屋　迎帆楼」は、全10室がスイートルームで半露天風呂付きのお宿です。お部屋からは国宝・犬山城や木曽川が望める贅沢なロケーション。お城が見られる「キャッスルラグジュアリースイート」と、木曽川が見られる「リバーラグジュアリースイート」なら、よりラグジュアリーなひとときが叶います。犬山唯一の100パーセント天然温泉「白帝の湯」は、お肌がすべすべになると言われる美肌の湯として人気です。2階の貸切風呂で、夕暮れには伊木山に沈む夕日を、夜にはライトアップされた幻想的な犬山城を眺めるのもおすすめ。提灯が灯るラウンジで、ワインを片手に二人の時間を静かに愉しんで。灯屋　迎帆楼愛知県／犬山詳細情報はこちら足元から湧く生まれたての湯に癒される登録有形文化財の宿　名泉鍵湯　奥津荘（岡山県／奥津温泉）岡山県北部、吉井川の清流沿いに佇む「登録有形文化財の宿　名泉鍵湯　奥津荘」。全国でも希少な足元湧出泉を有する温泉宿です。温泉が湯殿の底から自噴するため、空気に触れて酸化することもなく、泉質は抜群、生まれたての湯を味わうことができます。地産地消の夕食・朝食も人気の理由。特に牛肉を使った郷土料理の、骨の周りに付いた肉を削いで鍋に入れた“そずり鍋”が有名です。お米も標高600～700メートルの、空気も水もきれいな環境で契約農家によって育てられたコシヒカリを使用。出来合いのものは一切使用せず、細部にまでこだわる温かな料理がいただけます。登録有形文化財の宿　名泉鍵湯　奥津荘岡山県／奥津温泉詳細情報はこちらいかがでしょうか。今回ご紹介したのはすべて、お子様の宿泊を受け付けていない大人限定のお宿。たまの二人きりの旅ですから、喧騒から逃れ静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。そこにはおいしい料理と素敵な温泉があるので、二人の会話も弾むはず。　