和菓子がテーマの雅な京町家でアートと歴史に戯れる


2019.11.25

一休コンシェルジュ

京都の中でも指折りの観光名所である京都御所と二条城が点在し、歴史を肌で感じられる京都市街。「Nazuna 京都 御所」は、御所と二条城のちょうど中間に位置する、絶好のロケーションに建つモダンな旅館です。広い町家を2棟繋げたゆとりある空間に憩う京都では近年、歴史ある建物の良さを受け継ぐリノベーションが静かなブーム。全7室のスモールラグジュアリーな宿「Nazuna 京都 御所」も、かつての姿は材木屋を営む京町家でした。2棟の大型町家を、中庭で結ぶという京都らしい再生手法を施し、新しい命が吹き込まれました。ロビーエリアの高い天井からは、材木の保管所だった当時が偲ばれます。高い技術を持つ職人たちが、特に丹念に仕立てたというロビーの土壁や、館内の梁や建具。随所に職人の技や心意気が感じられるのも、この宿の魅力です。各客室は、和菓子にちなんだ名がつけられており、その名を目にするだけでほっこりと優しい気持ちになれます。それぞれの部屋には、名前からインスパイアされた現代アートを取り入れています。古き良き部分を残しつつ、フレッシュなアートを融合させたアーティスティックな空間は、日頃閉じてしまいがちな五感を目覚めさせてくれそうです。「デラックスキング」の客室は、「羊羹」や「落雁」「串団子」などがあり、それぞれ趣が異なります。樹をふんだんに用いたシンプルなインテリアが、ナチュラルなムードを醸し出しとても居心地がよさそう。「【八つ橋】デラックスツイン」は、天井の立派な梁が印象的な客室。ふかふかのベッドに寝転ぶと、まるで歴史を刻んできた梁が見守ってくれているよう。そんな安心感に包まれて、気の置けない仲間や母娘で語り合ってみたいものです。「【柏餅】露天風呂付き ラグジュアリールーム」は、客室専用の坪庭に信楽焼の湯船が置かれたスペシャルなお部屋。湯に体を委ねながら、京都の夜が更けていくのをしみじみ味わうのも素敵な時間。頑張ったご自身やパートナーとのご褒美旅に特にお薦めです。「【葛切り】半露天風呂付き ラグジュアリールーム」は、楕円形の檜風呂が自慢の客室です。開放感のある半露天で、朝風呂に興じるのもまた旅先ならではの贅沢かもしれませんね。全客室に、大正14年(1925年)創業の「大東寝具工業」製のパジャマをご用意。日本の伝統製法、端正な職人の手作りの良さを肌で感じてください。程よい距離感が心地よく何度も通いたくなるチェックイン直後から、宿の温かくさりげないもてなしが始まります。まずは、「囲炉裏ラウンジ」で和菓子とお茶のおもてなし。移動や観光で疲れた体に、甘味とお茶がじんわり染み入ります。どこか懐かしく心和むラウンジは、15時から24時までいつでも軽食とソフトドリンク、アルコールなどがいただけるそう。気取らない居心地の良い空間は、ついつい何度も通いたくなってしまいそうです。近隣で観光や買い物を愉しんだ後、ラウンジに立ち寄るのもいいですね。ラウンジを自宅のように使い、喉を潤したり小腹を満たす……。住まうような感覚で、旅ができるのも街中の宿ならではの魅力でしょう。夕食で京都の美食を堪能した後、ラウンジで食事の余韻を楽しみながらドリンク類をいただくのもいいですね。宿泊プランは素泊まりのほか、片泊まり(朝食付き)も選べます。「囲炉裏ラウンジ」の囲炉裏でじっくり火を通す食材の香ばしさは、ご自宅ではなかなか味わえない旅先ならではの幸せな香り。旬の食材をとり揃えた料理と、米料亭「八代目儀兵衛」より仕入れた選りすぐりのお米を頬張る贅沢を噛みしめて。歴史と今が出逢う京都の真ん中で、温故知新を体現したかのような空間に身を置くことは、きっと新しい京都を発見する特別な滞在になるでしょう。日々、魅力がアップデートされていく京都で、新しくて懐かしいスペシャルな宿泊体験をしてみませんか。 Nazuna 京都 御所 京都府/丸太町 詳細情報はこちら  

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Nazuna 京都 御所
rating

4.5

55件の口コミ
place
京都府京都市中京区花立町255-1
phone
0757086870
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ツイン デラックス

¥48,606

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2024/05/09 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/25

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