金沢の料理旅館で「一客一亭」のおもてなし


2019.09.05

一休コンシェルジュ

「兼六園」や「ひがし茶屋街」、伝統ある加賀料理に九谷焼をはじめとした名だたる器の数々。加賀百万石の栄華を今に伝える街、金沢。
今回ご紹介する「金沢料亭 山乃尾」も、そんな歴史の重みを感じる由緒ある料理旅館。金沢の真の魅力に触れられる宿として、高い人気を誇ります。ひがし茶屋街のすぐそば金沢を代表する観光スポット「ひがし茶屋街」。そこからすぐの高台に佇む「金沢料亭 山乃尾」。開業は明治23年。130年もの長きに渡って、金沢の料亭文化を牽引してきた旅館です。
初代のご主人は、かの魯山人をして「北陸一等の名物男、金沢の国賓、茶会の偉材」と言わしめた好事家。この初代のもてなしを求めて全国から人々が訪れたそうで、いわば開業時のこの宿は、美食家や文化人が集うサロンのような存在だったのかもしれません。代々受け継いできたのは「一客一亭」の心。
現在のご主人で5代目。今も結納や婚礼の会場として、大切なお客様をもてなす会食の場として利用されていますが、そのうち4室が宿泊できる設備を整えています。落ち着いた離れが4室4室とも離れ形式で、基本的には和室がひと間の静かな佇まい。部屋によって塗り壁の色が変えられているのは、ちょっとした遊び心でしょうか。お風呂は香りの良い檜風呂。水回りは新しく、清潔に保たれています。特にひと部屋ご紹介するとしたら、朱の塗り壁が印象的な「離れ 弥生」を。実はこの部屋からは、「ひがし茶屋街」が一望できるのです。しかも宿自体が高台にあるため、波打つように瓦屋根が連なる茶屋街を俯瞰で眺められ、得した気分に。ドローンの映像を見ているような景色が楽しめます。金沢の食文化を体感日本海と白山連峰に囲まれ、新鮮な食材が手に入りやすい金沢。たとえば香箱ガニや加能ガニ、ノドグロ、北国赤エビ、能登牛、そして伝統野菜など、よく知られた食材だけでも挙げていけばきりがないほど。魯山人の教え「食材の持ち味を生かせ」は、そんな土地柄ゆえのアドバイスだったに違いありません。さらに「器は料理の着物」とも語っていたとか。希代の食通にして陶芸家だった魯山人の教えに従ってもてなし続けてきたことを思うと、この宿では器からも目が離せません。季節の逸品がいろいろ本格的な会席料理の一端をご紹介すると、5月〜9月は能登鰻が自慢。魯山人が愛した「鰻の白焼き」は人気の一品です。11月からはいよいよ、金沢港のカニ問屋から毎朝仕入れる極上の加能ガニのコースも登場。さまざまな調理法で加能ガニの魅力を堪能できる贅沢なコースです。さらに高級魚ノドグロ尽くしのコースは通年で楽しめます。もちろんお値段は張りますが、その価格に見合う料理にきっと心がおどりますよ。朝食も好評。金沢を代表する郷土料理、とろりとした口当たりの治部煮は朝食でどうぞ。希望により洋食にすることも可能です。
よく手入れされた庭を愛でながら、130年以上も受け継いできた老舗の味を堪能できる「金沢料亭 山乃尾」。金沢らしさを100%満喫できるこの宿へ、ぜひ出かけてみませんか。 金沢料亭 山乃尾 石川県/金沢 東山 詳細情報はこちら  

read-more
金沢 料亭旅館山乃尾
rating

4.5

12件の口コミ
place
石川県金沢市東山1-31-25
phone
0762525171

この記事を含むまとめ記事はこちら