囲炉裏端のもてなしと暮らしに触れる飛騨高山の宿


2019.07.02

一休コンシェルジュ

日本の文化に触れてみたい。山里の暮らしを感じたい。そんな人にうってつけなのが、岐阜県高山市にある「日本の宿 ひだ高山 倭乃里(わのさと)」。
「倭乃里」と刻まれた大きな自然石が看板代わり。白壁の門をくぐると、懐かしい昔話の世界が広がります。大きな囲炉裏があるメインロビー飛騨の山々にうもれるように佇む「倭乃里」。1万5000坪もの敷地に部屋はわずか8つだけ。敷地内に一級河川の宮川が流れているほどの広大さで、部屋は全てこの川沿いにあります。メインロビーのある本館は、160年前の豪農の家を移築した建物。足を踏み入れるとそこには大きな囲炉裏が。しかも単なるインテリアではなく、実際にお湯を沸かし、魚を焼く、頼もしい現役! 高い天井、古色の小屋組みと相まって日本の昔話の中に入り込んだような懐かしさを覚えます。ところで囲炉裏に火を絶やさないのは、暖をとったり、調理したりするだけでなく、燻すことで建物を長持ちさせるためでもあるとか。もちろん、火を囲んで人と人がつながる団欒の場でもあり、囲炉裏はこの宿のシンボルといえる存在です。離れタイプのお部屋は4棟お部屋は本館に4室、離れが4棟。間取りや雰囲気はそれぞれ異なりますが、ここではぜひ泊まってみたい離れをご紹介しましょう。
「天領」はこの宿で唯一、和室と洋室を備えているお部屋。森の中に佇んでいるような広いウッドテラスを備えています。このテラス、実に清々しい空間で、特に夏には大活躍しそうです。「臥竜」は旧宮村にあって120年ほど前の古民家を移築したもの。部屋にも囲炉裏と茶室があり、映画の1シーンに飛び込んだような風情ある雰囲気。「苅安」と「位山(くらいやま)」は、どちらも白川郷の合掌造りを移築したお部屋。とがった茅葺の屋根が抜群の存在感を放ちます。釘を1本も使わず造作されているそうで、床はオンドル(韓国式床暖房)。寒い季節でも暖かく過ごせますよ。部屋のお風呂で入浴するのもいいですが、温泉好きなら、ぜひ「岩風呂」か「檜風呂」へ。こちらの湯は2010年に「飛騨位山(くらいやま)温泉」として正式に認可された、弱アルカリ性低張性冷鉱泉です。山の幸満載の月替りの会席料理高山といえば真っ先に思い浮かべるのが飛騨牛でしょう。もちろんこちらでも最高級A5ランクの飛騨牛をさまざまなスタイルで提供しています。とろけるようなその食感は多くの人の感激を誘いますが、一方で大変好評なのが地元の山の幸。下ごしらえに手間がかかる山菜しかり、囲炉裏でじっくり時間をかけて焼く岩魚や鮎しかり。この宿へわざわざ足を運んでくれたゲストに喜んでもらいたいというもてなしの心が感じられ、口コミでも高い評価を得ています。かっぽ酒のお振る舞いと炉端で聞く昔話夕食が終わってもまだまだお楽しみが続きます。それが囲炉裏端でのおもてなし。実は、パチパチと火がはぜる音をBGMに地元の語り部さんが民話を披露してくださっています。しかも、かっぽ酒(竹筒に入った燗酒)のお振る舞い付き! この宿は海外からのゲストにも人気ですが、人気の一端を担うのは日本の昔ながらの生活に触れられる、こんなもてなしにあるのかもしれません。江戸時代へタイムスリップしたような高山の古い町並みまでは車で約20分程度。JR高山駅からは無料送迎サービスも行っています。日本の昔懐かしい風景に会いにぜひ出かけてみませんか。 日本の宿 ひだ高山 倭乃里 岐阜県/高山 詳細情報はこちら  

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日本の宿 ひだ高山 倭乃里
rating

4.5

90件の口コミ
place
岐阜県高山市一之宮町1682
phone
0577532321

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