お昼の12時までゆっくり過ごせる宿　甲信越・北陸編

「朝はゆっくり過ごしたい」PM12時がチェックアウトのお宿はいかがでしょう。
お昼まで滞在できるので、朝食後に湯浴みや二度寝など、思い思いの時間が過ごせますよ。
あせらずゆっくりと2日目の旅をスタートさせたい方にもおすすめ。今回は、「甲信越」と「北陸」にあるお宿をご紹介します。加賀五彩をコンセプトとした新客室がオープンたちばな四季亭　（石川県／加賀）創業は明治元年。それから大正、昭和、平成、令和と150年以上の歴史を繋ぐ老舗宿「たちばな四季亭」。橋立漁港の海の幸、能登牛、加賀野菜など、旬の食材を使った懐石料理をお部屋でゆっくりいただけます。お宿では飲泉も可能な、まじりっけなしの100％天然温泉の湯浴みが愉しめます。
2019年5月下旬には、加賀五彩のひとつ「萌木色」をテーマにした新しい客室がリニューアルオープン。加賀の雅な空間に、触れてみてはいかがでしょう。たちばな四季亭石川県／加賀詳細情報はこちら展望露天風呂で北陸随一の渓谷美を山中温泉　花紫（石川県／加賀）JR加賀温泉駅から車（無料で送迎有り）で15分ほど。全室から鶴仙渓が眺められ、伝統工芸をふんだんに設えた幻想的な空間の広がる宿「山中温泉　花紫」は佇みます。
その日の献立から自分好みで料理を選べる「アラカルト懐石」は、宿の魅力のひとつ。展望露天風呂「ひらひら」では、眼下に北陸随一の渓谷美と言われる鶴仙渓が見渡せます。朝の5時から夜の12時まで入浴可能。時間を忘れてゆっくりと、露天の岩風呂を愉しみつつ、内風呂の桧風呂も味わう。そんな贅沢な湯浴みはいかがですか。山中温泉　花紫石川県／加賀詳細情報はこちら花鳥風月をテーマにした日本の美を感じる山中温泉胡蝶（石川県／加賀）古き良き日本の情緒と歴史を感じさせる宿「山中温泉胡蝶」。鶴仙渓中流に架かる徒歩専用の橋「あやとりはし」のほど近くに位置します。書院造のこの宿は、広大で風雅な日本庭園を有し四季折々に様々な表情を魅せてくれます。お部屋は10室のみ。花鳥風月をテーマにしており、随所に和の美しさを感じさせます。
次の日の朝は澄んだ空気の中、周辺散策はいかがでしょう。「あやとりはし」や宿から徒歩2分の「芭蕉の館」などがおすすめ。散歩の後の湯浴みは最高ですよ。山中温泉胡蝶石川県／加賀詳細情報はこちら名作“愛染かつら”が生まれた宿でゆっくりとかしわや本店（長野県／上田市）東京から2時間ほどで到着する別所温泉の「かしわや本店」。別所温泉駅からは無料送迎バスもあり、アクセス良好です。実は作家川口松太郎が“愛染かつら”を執筆したのはこのお宿なんです。それぞれで異なる個性豊かな設えのお部屋は全15室。大浴場「悠々自適」は、総ひのきの吹き抜けのお風呂。湯に入って天井を見上げた開放感は露天とは異なる癒しを感じるはず。ちなみに、お宿の定番土産「だるま饅頭」は、お宿の甘味処での手づくり。ぜひご堪能あれ！かしわや本店長野県／上田市詳細情報はこちら日本一の星空の村に選ばれた地で夜の露天風呂を石苔亭いしだ（長野県／昼神温泉）長野県の西南、阿智川のほとりに佇む宿「石苔亭いしだ」。壮麗な夷毘沙門をくぐると、能舞台が出迎えます。一歩敷地に足を踏み入れた瞬間に非日常が始まる宿です。お部屋は全19室。お部屋ごとに設えが異なるので、それぞれの宿体験が叶います。長野県の西南、阿智川のほとりに佇む宿「石苔亭いしだ」。壮麗な夷毘沙門をくぐると、能舞台が出迎えます。一歩敷地に足を踏み入れた瞬間に非日常が始まる宿です。お部屋は全19室。お部屋ごとに設えが異なるので、それぞれの宿体験が叶います。石苔亭いしだ長野県／昼神温泉詳細情報はこちら神々が湯治に訪れたと言われる地で湯浴みを愉しむ扉温泉　明神館（長野県／松本・扉温泉）長野県・松本市から車で30分。ドラマ「白線流し」の舞台にもなった薄川の渓谷沿いにある「扉温泉　明神館」。この宿より上流には民家が一軒もなく、飲用水は穴口沢、ワサビ沢から汲み上げられています。この立地を活かした自慢の絶景風呂は、立った姿勢で腰上まで浸かることができる立ち湯「雪月花」。お風呂は全室に備わり、「癒し風呂タイプ」には、半露天風呂が愉しめます。神々が湯治に訪れたと言われる地で、昼までゆっくり湯浴みを味わいましょう。扉温泉　明神館長野県／松本・扉温泉詳細情報はこちらせわしなさを感じさせない、ゆっくりとした時間が過ごせるお昼12時のチェックアウト。時間がたくさんあるからといって、温泉に入りすぎて湯あたりしないように気を付けたいですね。　