軽井沢の森で7000本のワインと美食にときめく


2019.04.22

一休コンシェルジュ

豊かな自然と美しい景観、おいしいものが揃う長野県・軽井沢。老舗リゾート地でありながら、常に進化を続けるこの土地は、1年を通して多くの旅人を惹きつけてやみません。緑のグラデーションが出迎える瀟洒なプチホテル北陸新幹線を利用すれば、都心から約1時間で辿り着ける軽井沢。駅から徒歩7分という好立地の「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」は、駅近ながら森の中の隠れ宿のような佇まいです。オーベルジュとは、宿泊ができるレストランのこと。東京の一流料理店で腕を磨いていたオーナーシェフ・小沼康行氏は、軽井沢を取り巻く浅間高原が育む食材に魅せられ、1996年にこの施設をオープン。敷地に一歩入れば、高原リゾートの非日常感を味わえるとゲストから長年愛され続けています。全10室はジュニアスイート仕様で「禁煙ハリウッドツイン」と「禁煙ハリウッドツイン ガーデンビュー」があります。50平米とゆとりのある室内は、白やクリーム色などの柔らかな明るさをたたえています。クラシカルな気品とボタニカル柄などを用いた愛らしさを兼ね備えた設えは、西欧のプチホテルを彷彿とさせ優雅な気分になれるでしょう。落ち着いたダークウッド調のテラスに出て手を伸ばせば、樹々に触れられそうなほど自然が間近なのも嬉しいポイント。デッキチェアに座り、樹々の優しいざわめきや小鳥のさえずりを聴きながら、何もしない贅沢を堪能したいものですね。丸みを帯びた置き型のバスタブはパリのエスプリが漂い、特に女性ゲストに好評だとか。深さも十分の湯船にゆったりと浸かり、日頃の疲れをすっかり洗い流してください。浅間高原の恵みを華麗に仕立てた感動フレンチ浅間高原が育む滋味深い食材をふんだんに盛り込んだフレンチを目当てに、足繁く通うリピーターも多い「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」。ディナーをいただくメゾンは、20席ほどのアットホームな空間。ナチュラルで肩のこらないインテリアや、窓から見える中庭に生え揃う苔の絨毯がリゾート気分を盛り上げてくれます。和やかな雰囲気の中、絶妙なタイミングでサーブされる一皿はため息が出るほどの美しさ。春はフキノトウをスパイス代わりにした鴨料理、夏は新鮮な浅間高原野菜をカラフルなテリーヌに仕立てます。秋は森の恵み・キノコをふんだんに用いたスープ、そして冬には鹿肉などのジビエ料理と、目と舌で季節を存分に味わえるのも人気の秘訣のようです。美味しい食事のお供には、ソムリエが厳選した宿自慢のワインをどうぞ。温度や湿度を徹底管理したセラーでは、常時7000本もの選りすぐりのワインが、静かに出番を待っています。せっかく旅に出たのなら、食べたいものを食べ、美酒に酔いしれたいもの。この日ばかりは罪悪感は手放して宿泊付きレストラン=オーベルジュならではの贅沢に溺れて。翌朝目覚めたら、テラスで深呼吸をしてみませんか。新鮮な空気が心の中まで浄化してくれるのを感じるでしょう。徒歩15分ほどの所に、清らかな水をたたえた“雲場池”があります。池の周りは遊歩道になっており、散策するのも素敵な時間になるはず。静かな軽井沢を満喫できるのも、宿泊した者だけのご褒美といえるでしょう。朝食もまた、オーベルジュ滞在の特権を享受できるひととき。季節の野菜料理をはじめ、「浅間地鶏のポーチドエッグ 旬の野菜とトリュフを添えて」や「ブイヨン・ド・レギューム(野菜たくさんのスープ)」、フレッシュジュースなど。ヘルシーで体にも嬉しいもので1日の元気をチャージしましょう。短い休日でも大自然に触れられ、リゾート気分を味わえる軽井沢。自然が織りなす繊細で美しい風景と、軽井沢を愛するシェフの真心が詰まった絶品料理とおもてなしで、身も心も満たされてみませんか。 オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ 長野県/軽井沢 詳細情報はこちら  

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オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ
place
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1278-11
phone
0267420095
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