400年の歴史を誇る国宝・彦根城。今回ご紹介する宿「料亭旅館 やす井」は、その城下町に佇む明治2年創業の老舗宿です。喧騒から離れた静謐なこちらのお宿。リフレッシュにピッタリな空間となっています。
ご存知の通り、ここ彦根は三大和牛の一つ「近江牛」発祥の地。お宿では、近江牛と旬の食材を使った会席料理を楽しめることが自慢です。四季ごとに表情を変える日本庭園を臨みつつ、和の美味しさに舌鼓を打ちたいものですね。近江牛と季節の幸に舌鼓チェックインや荷物の整理など、宿についてやることは数あれど、ここはやはり「料亭旅館」。どうしても食事が気になってしまいますよね。「料亭旅館」ということで、食事へのこだわりには並々ならぬ情熱を注いでいます。その中でもぜひオススメしたいのが、「認定近江牛」を使ったしゃぶしゃぶ。牛枝肉の格付けでA-4・B-4ランク以上を獲得したお肉しか提供していません。
このランクは霜降りの度合いが高く、繊維がきめ細かい良質なお肉であることを示しているので、お口でとろける極上の美味しさにありつけますよ。夕食時に、ローストビーフかしゃぶしゃぶを選ぶことのできるプランもご用意。その日のお口が恋しい食べ方で楽しみたいですね。ああ、お腹が空いてきました!ごはんにもこだわりがたっぷり詰まっています。宿では、地元滋賀県で収穫した近江米を自家精米し、土鍋で炊いているとのこと。「土鍋で炊いたごはんが美味しい」という声もお客様から届いています。ホクホク炊き立ての美味しさに思わず顔もほころびますね。琵琶湖へは、車で10分ほどの「料亭旅館 やす井」。その琵琶湖エリアでは毎年夏になると、「コアユ」をはじめ、湖魚料理がいただけます。琵琶湖にしか生息しない地元の魚を、新鮮なうちにいただけることは、宿の醍醐味の一つと言えるでしょう。春は蕗の薹や、ワラビ、タラの芽が盛り付けられた小鉢が待っています。滋賀県は松茸狩りの人気エリアとしても知られていますから、秋の味覚を愉しみに訪れるのもオススメです。冬は鍋料理で温まるのも良いですね。
地元の美味に、お腹いっぱい満たされる。そんな贅沢な時間に癒されてみては?静謐な日本庭園に癒されるひとときをここは旅館でもあることを忘れてはいけません。館内を彩る純和風の設えと、全客室から臨める「日本庭園」も、高い評価を受けています。
400坪もある広大な日本庭園。客室はわずかに9室しかありませんから、その静けさに思わず日々の疲れが癒されることでしょう。季節によって色合いが変化し、異なる楽しみ方ができる宿自慢の日本庭園。回遊するのも良し、ご自身のお部屋からじっくり眺めるのも良し。お好きな方法で、その醍醐味を味わってほしいと思います。宿の入り口と、客室が面する日本庭園はそれぞれ異なるため、お気に入りの景色を見つける楽しみもありますよ。都会の喧騒を忘れられる、何とも得難いひとときを心ゆくまでご堪能ください。純和風の特別室「囲炉裏」で寛ぐ日本庭園に面した9つの客室のなかでも、とくにオススメしたいのが、「囲炉裏」のお部屋。2つの座敷から、日本庭園を臨むことができます。宿自慢の設えにもご注目を。実際に火を熾せる「いろり」は、情緒たっぷりの風情を湛えています。木材の梁を現しにした天井にも温かみを感じますね。寝室はベッドというのも嬉しいですね。非日常を体感しつつも、しっかりと身体を休ませられるのは、お宿からの配慮です。ベッド脇のランプも素敵。アールヌーボーの丸みをまとったスタイルが柔らかい印象で、見ているだけで旅の疲労を和らげてくれそう。露天風呂でリフレッシュお風呂もまた、リフレッシュの旅には欠かせない要素の一つですよね。ここ「料亭旅館 やす井」では、地下300メートルからくみ上げた軟水のお風呂を愉しめます。「紫陽花」と「紫雪英」、2つの大浴場は午後8時で男女入れ替えとなるので、一泊でも湯めぐり気分を体感できるんです。こちらは露天風呂のようす。春には桜が咲き、その季節でしか体感できない雰囲気に浸ることができます。開放的で、ゆっくりと流れる、至福の時間をお過ごしください。こちらの露天風呂は大浴場「紫陽花」の中にありますから、浸かり忘れには十分ご注意を。近江牛をはじめ、湖国・滋賀の食材をふんだんに取り入れたお料理と、和の情緒あふれる日本庭園。滞在を通じて寛げばきっとリフレッシュできることでしょう。貴方もぜひ、日々の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。 料亭旅館 やす井 滋賀県/彦根 詳細情報はこちら
近江牛に舌鼓し、和の寛ぎに癒される宿
2019.02.07
一休コンシェルジュ