一日五組限定、河のせせらぎに癒される合掌造りの宿


2019.02.27

一休コンシェルジュ

岩肌が見事な山々や青々とした茶畑のほか、数件の農家がぽつりぽつりと点在する愛知県・奥三河。日本の原風景を思わせる景色が目に飛び込んできたとき、なぜかえも言われぬ懐かしさや温かみを覚えるものです。世界遺産の中で奥三河の滋味を満喫する日本の真心を映したような優しい風景に溶け込むようにして、世界文化遺産・越中八尾から移築された築200年の合掌造りの宿「はづ合掌」は佇んでいます。わずか5組だけに許された、こぢんまりとした宿。だからこそのきめ細やかなおもてなしがゲストから好評です。鄙びた風情を大切に守りながら、心と体を癒すひとときを過ごせそうですね。特に、「身土不二」の心を込めて作る和会席に、宿の強いこだわりが滲みます。「身土不二」とは、仏教用語から転じた食養運動に基づいた教えで、その土地で季節ごとに採れるものをいただくことで心身が調和し、整うという考え方。
京都や奈良で修行を積んだ料理長が、奥三河の土地に惚れ込み丹精込めた「身土不二和会席」を提供します。料理長自ら摘んだ山野草をはじめ、槇原渓谷が育んだ岩魚や猪肉などの滋味は、都会で出逢えないまたとないご馳走です。盛り付けにも周囲を取り巻く自然が生かされています。宿の近くに息づく、野の草花を生かした可憐さに心がホッと和むでしょう。山の滋味は、館内にある堂々とした柱や太い梁が渡る2つのお食事処でいただきます。重厚かつ落ち着いた雰囲気の中で、その土地ならではの味をしみじみと噛み締めたいものですね。朝食もまた、夕食に劣らぬ人気でリピーターが多いのだとか。自家製・鮎の一夜干や、丁寧にひいた出汁と名古屋コーチンをたっぷり使っただし巻き卵は、心まで幸せになる美味しさ。地元の千枚田から収穫した風味豊かなお米は、炊きたてのご飯となってお口に幸せを運んでくれるでしょう。重厚さと優しさに包まれ深く癒される客室はわずか5室のみ。豊かな自然に囲まれ、心静かな滞在が叶います。宿泊棟の合掌は2階建となっており、歴史的な建造物を生かした客室は、日頃味わえない非日常感へと誘います。各客室に居間や寝室があり、独立した別荘のような造りのためプライベート感も保てます。なかでも、スイート仕様の「ワビスケ」と「花イカダ」は、客室でゆったり寛ぎたい方にうってつけでしょう。「ワビスケ」は、渓谷を望むテラス付き和室スイートです。ベランダから望む渓谷美に、癒されること請け合いです。150年もの時を見守ってきた古木が語りかけてくるような、柔らかな空間でスペシャルな安らぎを感じて。露天風呂付き和室スイート「花イカダ」では、入浴がまたとないヒーリングタイムになりそう。手が届きそうなくらいに迫る樹々の蒼さや、空の広がりを眺めながらの湯浴みで心まで洗い清められるようです。宿の風呂は、野趣あふれる露天風呂を含め、全て体に嬉しい薬湯を用いています。また、姉妹館「湯の風HAZU」での入浴も楽しめます。1300年の歴史を数える「湯谷温泉」に浸かれるのは、温泉ファンでなくとも嬉しいサービスですね。千坪もの広い敷地内には、庭園や散策路も。のどかな風景の中をそぞろ歩くだけでも、日頃味わえないリフレッシュタイムとなるでしょう。
周囲にも渓谷沿いのサイクリングロードや、今なお古い町並みを残す「大野宿跡」など見所が点在。大らかな自然を肌で感じながら、知的好奇心の赴くままに散策するのも旅の醍醐味ですね。アクティブに過ごした後は、広々としたロビーで暖炉の暖かさにホッと一息。風の爽やかな季節なら、テラスで優しいそよ風に吹かれるのも気持ちが良いものです。どこか郷愁を誘う田舎風景に溶け込むようにして立つ合掌造りの宿「はづ合掌」。威風堂々としながらも温もり溢れる歴史的建築の中で、“何もしない贅沢”を満喫し、明日からの元気をたっぷりチャージしませんか。 はづ合掌 愛知県/奥三河 詳細情報はこちら  

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湯谷温泉 合掌造りの宿 はづ合掌
place
愛知県新城市豊岡南平18-1
phone
0536321211
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2024/04/12 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/03/29

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