【栃木】白いちご「ミルキーベリー」が食べられるいちご狩り2選


2022.02.22

いこーよ

「ミルキーベリー」は、ミルクのような白さとまろやかな甘さが特徴の白いちごです。いちご王国・栃木県初の白いちごで、令和生まれ。栃木県内でもまだ一部のエリアでしか販売されていない貴重ないちごです。
今回は、そのミルキーベリーの食べ放題が叶う、おすすめのいちご狩りスポットをまとめて紹介します。料金や開催時期、アクセス情報、いちご狩り後におすすめの寄り道スポットも掲載しているので、おでかけの参考にしてくださいね!
※いちごの生育状況により、プラン内容や定休日、終了時期などが変更になることがあります
※ミルキーベリーの生育状況により、必ずしも食べられるとは限りません。また、開催期間などが変更される場合があります。事前にいちご農園にお問い合わせください ■白いちご「ミルキーベリー」とは? いちごの栽培が盛んな栃木県では、代表的な「とちおとめ」をはじめ、これまでたくさんのいちごの品種が生まれてきました。そのなかでも「ミルキーベリー」は、令和2年産から一般で栽培が開始された新しい品種で、栃木県初の白いちごです。
ミルキーベリーの断面 提供:栃木県農業試験場いちご研究所白いちごと呼ばれるとおり、中も外も大部分が白いのが大きな特徴。赤くないので熟してなさそうに思えるかもしれませんが、しっかりとした甘味があります。 酸味は少なく、まろやかな食感と甘さがあり、大きさは「とちおとめ」と「スカイベリー」の中間くらいです。完熟するとほんのりピンク色になるものもあります。 ミルキーベリーは、現在、栃木県内の一部の観光いちご園や農産物直売所でのみ販売されているため、広く流通していない貴重ないちご品種です。旬の時期にはインターネット通販で購入することもできますが、値段はお高め。
スカイベリーなどと一緒になった紅白いちごの詰め合わせセットは、数量やいちごの大きさにもよりますが、3,000円〜5,000円台で販売されています。なかには、大粒サイズの贈答用セットで10,000円以上するものも。■「農業試験場いちご研究所」に聞いた「ミルキーベリー」の魅力!
提供:栃木県農業試験場いちご研究所いちごの栽培に力を入れている栃木県には、いちごの総合的な研究開発拠点として「農業試験場いちご研究所」があります。今回、ミルキーベリーの特徴と魅力を教えていただきました!
提供:栃木県農業試験場いちご研究所「果実が白く、とちおとめより大きいのでインパクトがあります。まろやかな食感が特徴で酸味が少なく甘さが際立ちます。
ミルキーベリーの開発に至った経緯としては、いちごの需要が多様化している中で、直売所や観光農園、洋菓子店など新しいアイテムになるような品種の開発を目指しました。
ミルキーベリーはとちおとめやスカイベリーなどのいちごと紅白で組み合わせて贈り物にするなど、『特別なトキに特別な人へ贈る特別ないちご』がミルキーベリーのコンセプトです」(栃木県農業試験場いちご研究所スタッフ) ■いちごの里【栃木県小山市】 「いちごの里」は、栃木県小山市にある日本最大級のいちご狩り体験農園です。「ミルキーベリー」と「とちおとめ」がセットで楽しめる「とちおとめ&ミルキーベリー」収穫プランが用意されています。
大粒のプレミアムいちご「スカイベリー」や、2019年の秋に初めて出荷された新品種「とちあいか」の収穫プランもありますよ。
「とちおとめ&ミルキーベリー」の収穫プランは、30分摘み取り食べ放題で、完全予約制です。5月まで開催される「スカイベリー」と「とちあいか」のプランと異なり、こちらは2022年4月3日(日)までなのでお早目に! 「いちごの里」はビニールハウス内での土耕栽培を採用。ハウス内で雨の日でも濡れずにいちご狩りが楽しめます。また、低農薬で栽培されている点もうれしいポイントです。
いちご狩りだけでなく、カフェやレストラン、直売所などの施設も充実していて、週末にはジャム作り体験などのイベントも開催されますよ。■【おすすめ寄り道スポット】フォレストアドベンチャー・おおひら(栃木県栃木市) 「いちごの里」から車で約15分の場所にある「フォレストアドベンチャー・おおひら」は、フランス発の自然共生型アウトドアパーク。高所に設置された障害物をクリアしていく、空中アスレチックが人気のスポットです。
空中アスレチックは、年齢や難易度に応じた数種類のコースがあります。身長110cm以上の子供は、ハーネス(安全具)を装着して森の木々を渡り歩く「キャノピーコース」や、より難易度の高い「アドベンチャーコース」にチャレンジ。身長110cm以下の子供はキッズエリアで遊べます。
冬場は不定休となっているため、事前に公式サイトで営業状況を確認してからおでかけください。■「いちごの里」いちご狩りの料金・開催期間住所:栃木県小山市大川島408
開催期間:2022年1月1日(土)〜4月3日(日)まで
※「スカイベリー」と「とちあいか」のプランは5月8日(日)まで開催
※4月29日(金)〜5月8日(日)の期間は土日祝日のみ営業
営業時間:
【とちおとめ&ミルキーベリー】
平日11:30/14:30、土日祝日10:30/11:30/13:30/14:30
※品種によって案内時間は異なる
定休日:無休
料金:
【とちおとめ&ミルキーベリー】
平日/大人(7歳以上)2,090円、3歳〜6歳1,320円
土日祝日/大人(7歳以上)2,200円、3歳〜6歳1,320円
※2歳以下無料
※事前決済で割引あり
※4月第2週以降は割引料金
制限時間:30分
栽培品種:とちあいか、スカイベリー、とちおとめ、ミルキーベリー
予約:完全予約制(公式サイトまたは電話)
駐車場:あり(無料■「いちごの里」のアクセス情報・ 東北道「佐野藤岡IC」から国道50号経由で約20分
・ JR「小山駅」から車で約13分
・ 東武鉄道「栃木駅」から車で約13分 ■吉村農園【栃木県芳賀郡益子町】 1986年創業の「吉村農園」では、例年12月から5月中旬までの期間、なんと10種類以上のいちごを栽培しています。さまざまな品種を食べ比べしながらいちご狩りを楽しみたい人におすすめの農園です。
ミルキーベリーは数が少ないので、絶対食べたいという人は、事前に電話で確認のうえ、早めにおでかけするのがおすすめです。 2021〜2022年シーズンは30棟あるハウスで、「ミルキーベリー」に加え、「とちおとめ」「スカイベリー」「女峰」「かおりの」「あきひめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」「とちひめ」「とちあいか」「おいCベリー」を栽培しています。山の木の葉を入れるなど土作りからこだわって栽培したいちごは絶品! ハウス内には通路スペースが設けられているので、ベビーカーや車いすでもそのまま入場できます。事前予約は不要ですが、人数が多い場合は事前予約が推奨されています。 「吉村農園」から車で10分ほどの場所にある、遊具が充実した大型公園です。大規模な遊具は、1〜3歳、3〜6歳、6〜12歳向けのエリアに分かれているので、幅広い年齢の子供が思いきり遊べますよ。
自転車や三輪車などで走れる「乗り物周回コース」も設置(乗り物は自前で持ち込み)。健康広場には大人向けの健康器具が17種類。家族みんなで身体を動かしてリフレッシュできます。
敷地内には屋根付きのベンチもあり、お弁当を持参してピクニックするのも最適です。■「吉村農園」の料金・開催期間住所:栃木県芳賀郡益子町塙520
開催期間:2021年12月1日(水)〜2022年5月中旬まで
営業時間:9:00〜16:00
※いちごがなくなり次第終了
料金:
【大人】1,700円(1〜3月)、1,600円(4〜5月)
【3歳〜小学生】1,200円(シーズン中一律)
※2歳以下無料
栽培品種:とちおとめ、スカイベリー、女峰、かおりの、あきひめ、紅ほっぺ、恋みのり、ミルキーベリー、とちひめ、とちあいか、おいCベリー
予約:人数が多い場合は事前予約を推奨(電話)
駐車場:あり(無料)■「吉村農園」のアクセス情報・ 真岡鐵道真岡線「北山駅」から徒歩約7分
・ 北関東自動車道「真岡IC」から車で約23分
・ 北関東自動車道「桜川筑西IC」から車で約25分いちご狩りは、新鮮ないちごを好きなだけ味わえるうえに、いちごが栽培されている様子を間近で観察できるなど、食育的な要素もあります。貴重な白いちご「ミルキーベリー」を思う存分楽しめるいちご狩りに、ぜひ家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか。(文:いこーよ編集部) 

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