横浜「よこはま動物園ズーラシア」完全ガイド 最新情報&割引も


2020.06.17

いこーよ

神奈川県横浜市にある人気動物園「よこはま動物園 ズーラシア」(以下「ズーラシア」)は、約100種720点の動物を飼育する国内最大級の規模を誇ります。
ここでは、同施設の魅力や見どころ、動物を徹底紹介。人気の動物や希少生物、ふれあいイベントまで、親子のおでかけ前に役立つ情報が満載です!
※記事内の価格は税込みです
(2019年11月取材) ■「よこはま動物園 ズーラシア」とは?「ズーラシア」は、横浜市にある国内最大級の動物園です。その広さは東京ドーム約10個分。動物本来の生息環境をできる限り再現する「生息環境展示」によって、生き生きとした動物の様子が見られます。また、国内ではここでしか見られない珍しい動物に会えるのも魅力です。 ■【アクセス・駐車場・営業時間・混雑情報】電車やクルマでのアクセスを紹介します。■電車&バス 最寄り駅は、相鉄線「鶴ヶ峰駅」「三ツ境駅」、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山駅」の3つです。どの駅からもバスで約15分。本数は少ないですが、JR・京浜急行・みなとみらい線・相鉄線・横浜市営地下鉄の「横浜駅」からも「よこはま動物園行き」のバスが出ています。
駅からバス停までは5分〜15分程度。「三ツ境駅」の改札からバス停までは、途中でエレベータのない階段を使って移動するなど、駅によって距離に違いがあります。■クルマ クルマでは保土ヶ谷バイパス「下川井I.C.」から約5分です。第三京浜道路で東京や埼玉から出かける場合は「港北I.C.」から約20分です。■駐車場・パーキング 駐車場は、正面口・北門の2カ所があります。平日は、正面入り口のすぐ横にある「正面口駐車場」に駐車しますが、週末は2カ所の駐車場がオープン直後に満車になることも多いです。公共交通機関でのアクセスも検討しましょう。■営業時間&休園日営業時間は9時30分〜16時30分、入園は16時までです。休園日は毎週火曜日。祝日の場合は開園し、翌日が休園になります。■混雑情報&おすすめの時間帯週末は午前中から混雑し、園内のレストランはカフェも13時ごろまで混み合います。滞在時間にもよりますが、チケット売り場などの混雑がひと段落したお昼すぎからでかけるのもおすすめです。■施設の滞在時間(目安)すべて回るには、1日はたっぷりかかります。イベントやお目当ての動物を中心に、3〜4時間ほど楽しむファミリーも多くいます。ページの下部では、3時間前後で回る場合のおすすめルートも紹介しています。 ■ 【料金・セット券・割引・クーポン・年パス】入園料は、小学生未満は無料、小・中学生200円、高校生・中人(高校生と同年齢の人)300円、一般800円です。各種手帳をもつ人と介護が必要な65歳以上は無料。また、同伴者も1人につき2人まで無料になります。■通常料金・ 一般800円
・ 高校生・中人(高校に通っていない高校生と同年齢の人)300円
・ 小・中学生200円
・ 小学生未満無料■年間パス年間パスポートは2,000円。18歳以上を対象に、購入日から1年間「ズーラシア」と「金沢動物園」の両方が入園し放題になります。■料金・ 18歳以上2,000円■年パスのうれしいポイント1. ズーラシアと金沢動物園に入園できる ■【園内マップ・注目エリアの見どころ】 園内は非常に広大なので、バスを使って移動するのもおすすめです。正門入口近くの「ゾウさんのりば」と北門付近にある「北門のりば」の間を約30分おきに運行しています。 1回の乗車は大人(中学生以上)200円、小学生100円。乗り放題の1DAYパスは大人(中学生以上)400円、小学生200円です。バスの天井や座席には「ズーラシア」の人気動物たちが描かれています。バスの天井や座席には「ズーラシア」の人気動物たちが描かれています。 「ズーラシア」の園内は世界の地域・気候帯ごとに8つのゾーンに分けられています。1日のんびり楽しむ場合は、正面入り口から順番に8つのゾーンを周りながら楽しめます。1日で動物をテーマに世界旅行をするような体験ができます。
正門から北門へ順番に各ゾーンの見どころを紹介します。■1.アジアの熱帯林
アカアシドゥクラングール日本では「ズーラシア」でしか出会えないオナガザル科アカアシドゥクラングールなど、アジア固有の動物や植物のゾーンです。ほかにもマレーバクや、インドゾウなどの人気の動物に会えます。■2.亜寒帯の森 ホッキョクグマやレッサーパンダなどの寒い地域に住む動物たちが見られるゾーンです。永久凍土が解けて沼や湖になった「アラース地形」を再現したエリアも注目です。■3.オセアニアの草原
セスジキノボリカンガルー国内では「ズーラシア」でしか見られない樹上で生活するセスジキノボリカンガルーなどに会えるゾーンです。アカカンガルーやエミューなど、オセアニアの生き物も暮らしています。■4.中央アジアの高地
テングザル中国の山岳地帯やモンゴル平原のステップ地帯の動物を紹介するゾーンです。別名アカオオカミとも呼ばれるドールや家畜としてのロバの原種といわれるモウコノロバなどがいます。どちらも日本では「ズーラシア」でしか出会えません。■5.日本の山里 日本の「里山」を再現したゾーンです。コウノトリやホンドタヌキ、ニホンザルなどが生活しています。昔話によく出てくる動物についての詳しい解説も見どころです。■6.アマゾンの密林
ヤブイヌヤシの木が生い茂る中に、丸いヤシ葺き屋根の東屋が点在する「アマゾンの密林」ゾーン。ヤブイヌやメガネグマ、ハイイロウーリーモンキーなどが見られます。■7.アフリカの熱帯雨林 「ズーラシア」で初めて展示されたオカピの展示や、チンパンジーの自然保護区を再現した「チンパンジーの森」などのある「アフリカの熱帯雨林」ゾーンです。■8.アフリカのサバンナ アフリカのサバンナを再現したゾーンです。肉食動物のチーターと草食動物のキリンやグラントシマウマ、エランドが一緒にいる様子が見られる珍しい展示です。 ■ズーラシアの「人気動物」はコレ!3〜4時間でコンパクトに見たいという場合は、「ズーラシア」で人気の動物をピックアップして回るのもおすすめです。参考になるように「ズーラシア」の人気の動物ベスト10を紹介します。
※アンケート総数:3,462 アンケート期間:2019年2月8日〜3月3日 ズーラシア調べ)■1位.オカピ(アフリカの熱帯雨林) 1999年の「ズーラシア」のオープン時に日本で初めて展示された珍獣のオカピ。「アフリカの熱帯雨林」ゾーンで見られます。■2位.セスジキノボリカンガルー(オセアニアの草原) 短い鼻と長い尻尾がトレードマーク。日本では、「ズーラシア」だけで見られます。■ 3位.レッサーパンダ(亜寒帯の森) 縞模様の尻尾やかわいらしい顔が人気のレッサーパンダ。「亜寒帯の森」で会えます。■4位.スマトラトラ(アジアの熱帯林) トラの中ではもっとも小さい亜種ですが、縞模様が鮮やかで「最も美しいトラ」ともいわれています。■5位.ホッキョクグマ(亜寒帯の森) 陸上最大の肉食動物であるホッキョクグマ。小川が流れる敷地内を散歩したり、泳いだりする姿が見られます。ベスト10までの動物は以下のリンクで詳しく紹介しています。 ■動物ふれあい体験が多数! プログラムをまとめて紹介「ズーラシア」には、人気の動物ふれあい体験が多数あります! ここで紹介する以外にも、毎週土曜日に動物園の台所を見学できるプログラムなどもあります。
整理券が必要なイベントは、オープン早々に配布終了になることが多いので、先に整理券をもらうのがおすすめです。でかける前は公式サイトのイベント情報をチェックしましょう。■バードショー/毎日(アフリカのサバンナ) タカやフクロウなどの猛禽類や、愛嬌のあるカラフルな大型インコたちが繰り広げるショーです。このショーを中心に、見学スケジュールを立てる人も多い人気プログラム。1日2回開催され、整理券の配布はありません。
なかでも、インコたちが客席の頭上すれすれのところを飛び交う姿は大迫力です。・ 場所:アフリカのサバンナ(バードショー広場)
・ 時間:第1部11:30〜12:00/第2部14:00〜14:30
・ 整理券:—
・ 料金:無料(※入園料は別途必要)
・ ※定員各回200人■ラクダライド/毎日(アフリカのサバンナ) 平日でも整理券がお昼ごろになくなってしまう人気イベントです。温和なラクダの背に乗って広場をのんびりと1周できます。・ 場所:アフリカのサバンナ
・ 時間:第1部10:00〜11:00(定員20名)/第2部12:30〜13:30(定員20名)/第3部15:00〜16:00(定員15名)
・ 整理券:要
・ 料金:1人500円(※入園料は別途必要)■ピグミーゴートとのふれあい/毎日(アフリカのサバンナ) アフリカの小型ヤギ・ピグミーゴートとふれあえるイベントで、1日2回開催されます。脚が短く体も小さいので、小さな子供にもおすすめの体験です。・ 場所:アフリカのサバンナ
・ 時間:第1部10:00〜11:00/第2部15:00〜16:00
・ 整理券:ー
・ 料金:無料(※入園料は別途必要)■ひき馬やモルモットとのふれあい体験/毎日(ぱかぱか広場) 「ぱかぱか広場」では、引き馬やエサやりが楽しめるほか、モルモットやパンダマウスとのふれあい体験もできます。・ 場所:ぱかぱか広場
・ 時間:体験内容により異なる
・ 整理券:体験内容により異なる(ふれあい体験には整理券が必要)
・ 料金:体験内容により異なる ■大型アスレチック遊具や遊び場も人気! 「ズーラシア」の園内には、アスレチック遊具や子供が走り回れる遊び場がたくさんあります。 オカピの形をした大型アスレチック遊具がある「わんぱく広場」や、大型ネットアスレチックのある「サバンナのあそび場」は、とくに子供たちに人気のエリアです。
そのほかにも、休憩やランチにぴったりの遊び場も多数あり、下記リンクで紹介しています。 ■季節のイベント/ナイトズーラシア、クリスマス、ハロウィンも!自然豊かな「ズーラシア」では、季節のイベントも充実しています。注目のイベントを紹介します。■春/お花見 「ズーラシア」の園内には桜の木が数多く植えられています。なかでも広大な「ころころ広場」には、早咲きのカワヅザクラや、3月末から4月前半にかけて見ごろのヒガンザクラなど、たくさんの桜が植えられていて、お花見にぴったり。動物園とお花見を一度に楽しめます■夏/よこはま夜の動物園(ナイトズーラシア)夏休み時期には、「よこはま夜の動物園」(ナイトズーラシア)が行われ、夜行性の動物たちが生き生きと動き回る様子が見られます。■秋/ハロウィンハロウィンイベントでは、ハロウィンにちなんで動物たちに特別なプレゼントをするイベントが開催されます。普段とは一味違う雰囲気の「ズーラシア」を体験できるイベントです。■冬/クリスマス・お正月イベントクリスマスシーズンになると、クリスマスのデコレーションがほどこされ、クリスマスやお正月限定のイベントやワークショップが行われます。 ■【年齢別の楽しみ方】おすすめルートも紹介「0歳〜2歳の赤ちゃん」「3歳〜5歳の幼児」「6歳以上の小学生」に分けて、「ズーラシア」のおすすめルートを紹介します。■(0歳〜2歳)園内バスを使って短時間で回る赤ちゃん向けおすすめルート/約2〜3時間半 1. アフリカの熱帯雨林(オカピ・アカカワイノシシ・チンパンジーなど)
2. アフリカのサバンナ(チーター・ライオン・バードショー・ラクダライドなど「アフリカの熱帯雨林」と「アフリカのサバンナ」を中心に2〜3時間で回るときのおすすめルートです。
「アフリカのサバンナ」にはラクダライドやバードショーがおこなわれる「ふれあいエリア」もあるので、動物とのふれあいも体験できます。正門から園内バスを使って「アフリカの熱帯雨林」まで移動して、「アフリカのサバンナ」「アフリカの熱帯雨林」と見た後に正門から帰宅します。■(3歳〜5歳)のんびり歩いて回る幼児向けおすすめルート/約2〜3時間 1. アマゾンの密林(ヤブイヌ・メガネグマなど)
2. アフリカの熱帯雨林(オカピ・アカカワイノシシ・チンパンジーなど)
3. アフリカのサバンナとふれあいエリア(チーター・ライオン・バードショー・ラクダライドなど)園内バスを使い、3〜4時間で見どころを精力的に回るルート例です。「アフリカのサバンナ」ゾーンを見たあと、「噴水口」へ向かう途中に引き馬やエサやり体験ができる「ぱかぱか広場」があるので、時間があれば寄り道して楽しむのもおすすめです。■(6歳〜)園内バスを使ってポイントを押さえて回る小学生向けおすすめルート/約3〜4時間 1. ぱかぱか広場(ひき馬、エサやり体験)
2. アフリカの熱帯雨林(オカピ・アカカワイノシシ・チンパンジーなど)
3. アフリカのサバンナとふれあいエリア(チーター・ライオン・バードショー・ラクダライドなど)
4. オージーヒルグリルレストラン・オセアニアの草原(セスジキノボリカンガルーなど)園内バスを使い、3〜4時間で見どころを精力的に回るルート例です。「アフリカのサバンナ」ゾーンを見たあと、「噴水口」へ向かう途中にひき馬やエサやり体験ができる「ぱかぱか広場」があるので、時間があれば寄り道して楽しむのもおすすめです。 ■【ランチ・飲食・土産物店】レストランなどの食事スポットは全4カ所ズーラシア内の休憩ができる飲食施設や土産物について紹介します。■オージーヒルグリルレストラン(オセアニアの草原) 「オセアニアの草原」ゾーンにある約200席のレストランです。オージービーフのステーキセットや子供向けのカレーメニューなどがあります。電子レンジやミルク用のお湯も用意されています。■サバンナテラス(アフリカのサバンナ)無料休憩スペースも含めて160席のレストランです。「アフリカのサバンナ」ゾーンにあるため、東アフリカの代表的料理「ムシカキ(牛串)」などのアフリカ料理もメニューにあります。■フレッシュネスバーガー ジャングルカフェ店(アジアの熱帯林) 「ズーラシアバーガー」や「ズーラシアドッグ」などのオリジナルメニューが注目のハンバーガーショップです。「アジアの熱帯林」ゾーンにあります。■ サーティワンアイスクリーム(アクアテラス) 「アクアテラス」の近くには、サーティワンアイスクリームのショップがあります。ズーラシア限定メニューもあります。■【土産】「ズーラシア」のショップの人気お土産 お土産が買えるのは、噴水口そばの「アクアテラスギフトショップ」と、園内にある「オージーヒルギフトショップ」です。ぬいぐるみや限定グッズなどが人気です。 ■【設備】赤ちゃん・幼児向けが充実!赤ちゃんや小さな子供を連れたママパパは、おむつ替えや授乳ができる場所を把握しておくと安心して楽しめます。トイレや授乳室、休憩スポット、おむつ替え台などについて詳しく紹介します。■ベビーシート付きトイレは全7カ所 ベビーシート付きトイレが全7カ所あります。
「オージーヒルグリルレストラン」に併設されている大きなトイレなどの出入口には園内のトイレや授乳室の案内が貼られているので、次に向かうゾーンのどこにあるかを事前にチェックできます。■無料休憩所3カ所 設備が整った大きな無料休憩所は、アマゾンセンター、ころころロッジ、サバンナテラスの3カ所。それ以外にも休めるベンチや東屋が随所に設置されています。無料休憩所にはトイレや授乳室が設置されているので安心です。■ベビーカー持ち込み・レンタル等 「ズーラシア」内の通路は舗装されているため、ベビーカーを押しながら回れます。また、ベビーカーの貸し出し(1台600円)も正門と北門で行われています。 ■「ズーラシア」周辺のおすすめスポット「ズーラシア」周辺のおすすめスポット
2019年にオープンした「フォレストアドベンチャー・よこはま」や「横浜動物の森公園」など、「ズーラシア」周辺のおすすめスポットをチェック!(文:いこーよ編集部) 

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