“プラスアルファ”なコーヒーが今、新しい。「The Sunrise Shack」でエネルギーチャージ


2020.04.09

Harumari TOKYO

サードウェーブといわれるスペシャルティコーヒーが日に日に身近になる裏側で、新たなコーヒーのムーブメントはすでに起こり始めている。その火付け役ともいえるのが、サーファーの聖地と称されるハワイ・ノースショアのサンセットビーチから、2018年夏に日本上陸したドリンクブランド「The Sunrise Shack(サンライズシャック)」である。鎌倉の1号店、原宿の2号店をはじめ、各地でのイベント出店と、主にキッチンカースタイルで着実にファンを増やしてきたサンライズシャックだが、本店のようにより街の暮らしに根ざした存在になりたいと、2020年3月20日についに拠点となる常設店をオープン。その場所に選んだのは、日本有数のサーフタウン・稲村ヶ崎。なんと目の前は一面海! 地元の人から“イナムラ”の愛称で親しまれるこの街で、「The Sunrise Shack Inamura Beach and Park」を中心に、本国にも負けない熱いコミュニティが生まれようとしている。 ハワイの本店周辺では、ロコたちの生活に当たり前のように根付いているというサンライズシャック。彼らを虜にしているのはただのコーヒーではない。コーヒーやティーに、スーパーフードを組みあわせたエネルギーチャージができるドリンクなのだ。「ハワイのサーファーたちの間では、波乗り前にサンライズシャックの『ブレットコーヒー』を飲むのが定番なんです。運動や仕事前に飲むと代謝と集中力があがって、パフォーマンスアップが期待できるといわれているですよ」。そう話してくれたのは、スタッフのユリさん。「ブレットコーヒー」とは、ココナッツなどに含まれる天然成分である中鎖脂肪酸100%のオイル「MCTオイル」と、グラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛の乳でつくるバター)やココナッツクリーマー、オーガニックコーヒーをあわせたサンライズシャックのオリジナルドリンク。良質な脂肪分が起爆剤となって体内の脂肪をエネルギー源として燃やし、有酸素運動をしているのと同じ状態に導くという。「原宿店や新宿店など日本の都心の店舗では、近くのワーカーたちが仕事前に朝ごはん代わりにしたり、ジム・ヨガ通いの人たちがトレーニング前に取り入れたりしています。『頭が冴えて仕事が捗る!』『トレーニング効果が上がる!』と、多くの方が実感してくださっています」。いつものコーヒーを「ブレットコーヒー」に変えるだけで仕事や運動のパフォーマンスが上がるとなれば、毎日忙しく働く世代にとって取り入れない手はない。砂糖を使わず自然食材で作られており、クセのないスッキリとした美味しさも男女問わず愛される理由だ。そんなコーヒーの美味しさや効果はもちろんだが、サンライズシャックのもうひとつの大きな魅力は、ここに集まる人たちのマインドの持ち方にあるとユリさんはいう。「本国でも日本でも、サンライズシャックに来る人たちはスタッフも含めて、パフォーマンスアップや美容・健康維持に意欲的に取り組む前向きな人ばかりです。彼らのモチベーションを“グットバイブス”と呼んでいます」。なるほど、ここには“グットバイブス”を持った人々が集まり、お互いにいいエネルギーを発信し高めあうことで、心のエネルギーチャージにもなっているというわけだ。新たな拠点となる稲村ヶ崎では、よりそんな人々の交流を増やしていきたいという。「イナムラはローカルな街です。都心のように偶然見つけて立ち寄る場というより、休みの日にも、心と体にエネルギーをチャージしにみんながわざわざここに集まってくるような、街のコミュニティの中心になりたいですね」。1階はカウンタースタイル、2階はゆったりと座れるテーブル席やソファ席を備え、窓からは海が一望できる。フレンドリーなスタッフたちと会話を楽しんだり、友人や家族と集まって海を眺めながらリラックスして過ごしたり、ピックアップして海岸やすぐ近くの公園に出かけたり。さまざまなかたちでいいエネルギーが吸収できるだろう。フードメニューにも、MCTオイルとアサイーやチアシード、クコの実、高タンパク源として話題のスピルリナなどのスーパーフードをたっぷり使ったスムージーやボウルをラインナップ。稲村ヶ崎限定の軽食メニューを揃え、バータイム営業やビーチクリーン活動を行うなど、街の人々と積極的にコミュニケーションをとっていきたいという。エネルギーをチャージするコーヒーという新たな波は、The Sunrise Shack Inamura Beach and Parkのオープンによってますます大きくなりそうだ。「サンライズシャックは、前向きに頑張る人を応援しています!」と、ユリさん。この春から新しいことにチャレンジするという人にとっても、心強い味方になるだろう。 取材・文 : RIN 

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稲村ヶ崎
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神奈川県鎌倉市稲村ガ崎
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