東京・上野の森美術館で「木梨憲武展」開催。その世界観を堪能しよう。


2020.02.19

Harumari TOKYO

撮影:杉田裕一 (c)NORITAKE KINASHI実は、木梨さんのアーティスト活動の歴史は長い。1994年に「木梨憲太郎」名義で愛知県名古屋市で開催した初個展『太陽ニコニカ展』から現在まで、9度の個展を開催している。その活躍は国内に留まらず、2015年にはアメリカ・ニューヨーク、2018年にはイギリス・ロンドンでも個展を開き、成功を収めている。「CENTRAL PARK SOUTH」2015年 (c)NORITAKE KINASHIそして今回の「木梨憲武展」は、自身2度目となる全国ツアー。2018年7月の大阪会場を皮切りに、この春、15カ所目として東京・上野の森美術館で開催することとなった。
会場では、2015年のニューヨーク個展を契機に制作を始めた「OUCHIシリーズ」や、2018年のロンドン個展で初披露した「REACH OUTシリーズ」の最新作を中心に150点以上が公開される。「REACH OUT Tree」2018年 (c)NORITAKE KINASHI「REACH OUT」2018年 (c)NORITAKE KINASHI絵画だけでなくドローイングや映像、オブジェなどの多様な作品が展示されるため、見応えは十分。だが、そんな “普通の”美術展で終わらないのが「木梨憲武展」だ。「フェアリーズ —街—」2018年 (c)NORITAKE KINASHI例えば展示の仕方。展示方法はそのつど木梨さんが決めており、会場ごとに雰囲気の違う展示になっている。さらに、この巡回展中も新作の追加をしたり、既存作品の手直しをしたりするなど、常にブラッシュアップ。初めての人はもちろん、一度訪れたことのある人も違った表情を楽しめる。「ROSE」2019年 (c)NORITAKE KINASHI ※東京会場で発表の完全新作 そして会場でぜひ試したいのが、600円で借りられる音声ガイド。なんと、タレントで映画評論家のLiLiCoさんと木梨さんが2人で掛け合う、まるでラジオのような音声ガイドなのだ。これは聞くしかないだろう。「感謝」2013年 (c)NORITAKE KINASHI 作品から音声ガイドに至るまで、エンターテイナー・木梨憲武だからこその、自由さとサービス精神が盛り込まれた展覧会。会場に行けば、きっと明るい気持ちになれるに違いない。 

上野の森美術館
rating

3.5

206件の口コミ
place
東京都台東区上野公園1-2
phone
0338334191
opening-hour
10:00-17:00(入館は16:30まで)…

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