アニメ映画史を代表する、東映の名作をスクリーンで。「東映動画まつり」がユジク阿佐ヶ谷で開催


2020.02.05

Harumari TOKYO

同イベント中は、デジタルリマスター版でより鮮やかに蘇った作品の数々を一気見することができる。東映動画設立後、2年半で作られた日本初のオールカラーの長編第1作目である『白蛇伝』や、高畑勲、宮崎駿といった当時の東映動画スタジオの精鋭スタッフが手がけた『太陽の王子 ホルスの大冒険』といった名作がラインナップされているのだ。『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)中でも注目は、デジタルリマスター版としては世界初上映となる『わんぱく王子の大蛇退治』。かつてない斬新なアニメーション映画として、日本アニメ史に名を残す傑作となった東映動画長編第6作目だ。日本神話を題材にギャグやユーモアを交えた物語で、フラットでシンプルなキャラクターと様式化された背景美術による造形美溢れる画面にも目を奪われることだろう。『わんぱく王子の大蛇退治』(1963年)『長靴をはいた猫』(1969年)このほかに、『少年猿飛佐助』『わんわん忠臣蔵』『長靴をはいた猫』も、デジタルリマスター版の上映は東京初。アニメーション映画の礎を築いた歴史に残る名作たちを、綺麗な映像でスクリーンで楽しむことができる貴重な機会だ。詳しい上映スケジュールは、ユジク阿佐ヶ谷の公式ホームページをチェック。 

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