日本初の「ピーター・ドイグ展」。東京国立近代美術館で2月から開催


2019.12.29

Harumari TOKYO

2020年2月より、東京国立近代美術館で「ピーター・ドイグ展」を開催。現在もっとも重要なアーティストのひとりとされるピーター・ドイグの展覧会は、日本初開催。初期作から最新作までが展示される。《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》 2015年、水性塗料・麻、301×352cm、作家蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006現代アートのフロントランナー「ピーター・ドイグ」の⽇本初個展ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られるピーター・ドイグ。現代アートのフロントランナーとして、世界的な活躍を続けてきた彼の日本初個展が、2020年2月26日より、東京国立近代美術館にて開催される。出品作品は約70点。ドイグの初期作から最新作までを紹介し、ゴッホやゴーギャンなどの近代絵画、『東京物語』や『13日の金曜日』などの映画のワンシーン、⾃⾝の記憶といったさまざまな要素からつくりあげられた、作品の魅力に迫る。《のまれる》 1990年、油彩・キャンバス、197×241cm、ヤゲオ財団蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3001994年に名誉ある「ターナー賞」にノミネートされて以来、名だたる美術館で個展が開催されてきた、ピーター・ドイグ。美術市場でも高く評価されており、彼の代表作のひとつ《のまれる》は、2015年のクリスティーズ・オークションで、約2,600万米ドル(当時約30億円)で落札された。この《のまれる》をはじめ、ドイグの作品には、数多くの作品で小舟がモチーフに用いられている。これはもともと映画『13日の金曜日』などから着想を得たモチーフだという。そのためか、作品は静けさと不穏な気配を帯び、これから何が起こるのかと私たちの想像力を誘うものばかりだ。《夜の水浴者たち》 2019年、油彩・麻、200×275 cm、作家蔵
©Peter Doig. Courtesy Michael Werner Gallery, New York and London. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006初期作から最新作まで。ドイグの魅力が詰まった3部構成の展覧会展覧会は、3部構成となっており、第1章では主にロンドンで描かれた初期から2002年までの作品、第2章ではトリニダード・トバゴに移住した2002年から現在までの作品を展示。第3章では映画の直筆ポスター「スタジオフィルムクラブ」を日本で初めて公開。初期作から最新作まで、ドイグ作品の魅力に思う存分ふれることができる。《ブロッター》 1993年、油彩・キャンバス、249×199 cm、リバプール国立美術館、ウォーカー・アート・ギャラリー蔵
©Peter Doig. National Museums Liverpool, Walker Art Gallery, Presented by the John Moores Family Trust 1993. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006本展では複数の大型作品が出品され、なかには幅3メートルを超えるものもある。単にサイズが大きいのではなく、スケール感がある、ドイグの作品。印刷物やスマートフォンでは伝わらないこの感覚を、ぜひ美術館で体感してみてほしい。《赤い男(カリプソを歌う)》 2017年、油彩・麻、295×195cm、マルグリット・スティード・ホフマン蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019また、会期中にピーター・ドイグ本人が来日するイベントも見逃せない。2020年3月1日(日)、作家本人によるトークイベントが東京国立近代美術館 地下1階 講堂にて開催される。当日10:00より1F受付にて整理券が配付される。なお、聴講無料、要観覧券(半券可)、先着130名なので、ピーター・ドイグ本人に会える、またとないチャンスをぜひ掴んでほしい。 

東京国立近代美術館
place
東京都千代田区北の丸公園3-1
phone
0357778600
opening-hour
10:00-17:00(入館は16:30まで)…

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