シンプルだけど本当に欲しい「ど真ん中」を集めた「THE」のライフスタイルショップ THE SHOP SHIBUYA


2019.12.13

Harumari TOKYO

買い物がめんどうになった。
ネットショッピングが便利になればなるほどに。なぜかというと、選ぶのがめんどうなのだ。いや、ネットが悪いのではない、ネットが提示する商品自体が多すぎるのだ。市場が成熟してものが溢れているとどうしても企業は「差別化」に走る。でも、欲しい機能はシンプルなのにそういう差別化で余計な機能がついたり過度に装飾されたりと、表面的なバリエーションが増えている。買う側からすれば、結局ひとつひとつの商品を吟味し、比較しなければ満足いかなくなっている。「定番」があれば、それ1つでいいのに。そこで「THE(ザ)」である。
グッドデザインカンパニー」水野 学氏、「中川政七商店」の十三代 中川 政七氏、「プロダクトデザインセンター」鈴木 啓太氏、代表取締役の米津雄介による世の中の定番を新たに生み出す「THE」。経営からプロダクト、クリエイティブまでのプロが集まり、様々なライフスタイルアイテムの「定番」を作っていく。「数々の愛すべき無駄を抱えながら最適な姿へと形を変えてきた」プロダクトは、やがて「これこそは」というひとつの定番を生み出す。世の中の定番を新たに生み出し、これからの「THE」をつくっていくこと。世の中の定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと。本当に「THE」と呼べるモノを、生み出していくこと。(公式HPより)まさに、商品選びに疲れた僕たちを「間違いないものを自信を持って手にする」方向に導いてくれるブランドだ。彼らが手がけるオリジナルプロダクトと、世界中から厳選した良品を集めたお店が「THE SHOP」。東京はJPタワー「KITTE」内、京都の藤井大丸内に2店舗、そしてamazonにもオフィシャルアカウントで販売している。そして今回、渋谷スクランブルスクエアに国内最大の旗艦店が登場。小誌フリーペーパーの撮影でもご協力いただいた店内では、食器類、キッチン雑貨はもちろん家電やTシャツなどのアパレル類までライフスタイルの様々なカテゴリーの「これぞ定番」を提示してくれている。注目は、デイパックの世界的スタンダード「EASTPAK」とのコラボによる「THE DAY PACK」や、デンマーク王室御用達のカトラリー工場と作る「THE  CUTLERY」などの新商品。また、オープン当初に話題になった限定アイテム「THE SHOPPING BAG Limited to 500」は、「THE」のエポック的アイテム。THEのミッションの一つである“責任ある消費と生産”の観点から、世界で最も流通し、捨てられているレジ袋をモチーフに、世界最薄最軽量のリップストップナイロンを使ったショッピングバッグに仕立てたのだという。THE DAY PACK by EASTPAK(R) 24,200円(税込)THE CUTLERY 2,420〜4,180円(税込)黒いドレス ¥810,000/レザージャケット ¥480,000/ネックレス ¥220,00/リング¥63,000/シューズ ¥166,000/すべてDIOR(Christian Dior)電話:0120-02-1947THE SHOPPING BAG Limited to 500(THE SHOP SHIBUYA限定) 5,500円(税込)何気なく買っている、あるいは“買わされている”商品の本質を見直し、本当に欲しいものが何だったのかを気付かせてくれる「THE SHOP」。「本当の定番とは何か?」彼らが提示するひとつひとつの商品の機能や想いを知るだけでも価値がある。いずれにせよ、買い物という行為に疲れたら、「THE SHOP」のアイテムたちを見に行こう。このブランドなら間違いない、と思うはず。 

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THE SHOP(ザ ショップ) 渋谷スクランブルスクエア店
place
東京都渋谷区渋谷2-24-12 SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE内
phone
0364526221
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