スマホ連動で走りが劇的に変わる。ハイテクランニングシューズの履き心地


2019.05.14

Harumari TOKYO

ランニングブームの到来以降、ランナー人口も増え、一過性の流行とはいえないレベルで定着した。一度走るクセが付くと、走らないと落ち着かなくなるのだ。筆者を含めて。靴自体が走りを計測、分析してくれるシューズモチベーションは走ることそのものだったりするが、タイムや消費カロリーなどなど、もちろん何だっていい。それをアシストしてくれるアプリやガジェットは数多くある。そして、最近はシューズそのものも手助けしてくれる。アンダーアーマーの「UAホバーインフィニット」は、何やらスグレモノらしい。シューズ内にセンサーが組み込まれ、走行距離の計測のほか、ランニングのピッチ(歩数)やストライド(歩幅)を分析し、走り(ランニング)を効率的に上達させるコーチング機能を備えているのだ。「また、ランニングトラッキングデータをもとに、オンライン上でコミュニティに参加でき、友達のアクティビィティに『いいね!』やコメントを加えられ、成果をシェアできます」と教えてくれたのが、アンダーアーマーの担当者。では、その使い勝手はいかなるものか、実際に走ってみた。ペアリングはラクチン。走りもラクチン使い方は至って簡単。まず専用アプリ「MAPMYRUN」をダウンロードしたのちに起動。アプリの指示に従って、スマホの近くでシューズを転がしたり、つま先を床にタップするなどしてBluetooth接続でペアリング。あとは走るだけだ。ぽってりとした肉厚なソールは昨今のトレンドに沿った印象だが、履き心地はなかなかだ。ソールが着地の衝撃をしっかり吸収してくれて、推進力に変えてくれるイメージ。“ホバー”と名付けられたのはこういう理由だろう。「いつもより少ない力で前に進めるイメージです。着地時の衝撃を吸収材で吸い取るのではなく、うまく変換することで、前に進むためのエネルギーとして有効活用が可能となります。それぞれのレベルのランナーのみなさまが、それぞれのレベルの中で、今までよりも速く走ることを体験できる可能性を秘めたフットウェアといえます」3km程度の軽いランニングだったが、いつものシューズより確かに足運びが軽やかでストレスがない印象だった。そしてアプリには、ランの詳細なログが残る。GPSで測位された軌跡のほか、距離や消費カロリーなどが精緻に表示。そして特筆すべきは、ピッチ(歩数)やストライド(歩幅)も記録されているということ。また、記録に応じてバッジが得られ、それもモチベーションに繋がりそうだ。「過去の曖昧な記憶からではない、ランニングの細かい記録が残せることで、効果的なトレーニングにもつなげられます」たしかにスマホ単体やスマートウォッチ、トラッカーにはできない芸当だ。一昔前にはおそらくプロの領域だったこういった計測が、いとも手軽に残せてしまうことに驚きを感じてしまう。スマホを身につけてこのシューズで走るだけで、それらの細かなデータが蓄積され、ゆくゆくのランに活かせるという寸法だ。ガジェット感を感じさせない、頼もしいハイテクシューズ「一般的な市民ランナーの方や、最近走り始めた方のほか、少しレベルアップをしていきたいと考えている方に効果的といえます。ビギナーの方から『パフォーマンスは予想以上でした。走れば走るほど、どんどん足が前に進む』といったご意見もいただきました」筆者もビギナーだが、それでもわかる履き心地の違いがあるように見受けられた。ただ、日本人向けに開発されたものではないという。「開発はアメリカで行われ、多くのランナーがテストをし、ニーズを実際にヒアリングし、その要望をかなえる為に開発したフットウェアです。その特長のひとつとして、男性と女性の足型の特徴の違いがあり、形状の特徴を設計に反映させています。そのため、ウーマンズモデルは女性専用設計となっています」スポーツ用アイテムがガジェットとの融合を図ると、どうしても“イロモノ感”を感じてしまうこともあるのだが、かなり考えられて作られたことがわかる。春が到来し、いよいよ体を動かしたくなる季節。そして夏に向けて、ちょっと身体を引き締める必要性も感じるのが、この季節。ハイテクなランニングシューズを履けば、ランニングがより魅力的になりそうだ。 

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